2級管工事施工管理技士(第一次検定) ① 原論1〜環境工学

建物を取り巻く環境と空気の性質を扱う分野です。湿り空気の状態を表す各用語(乾球温度・湿球温度・相対湿度・絶対湿度・露点温度)の意味と関係が出発点になります。あわせて室内空気環境の基準、必要換気量の考え方、日射と日照、音と振動の基礎、水質の指標が対象です。2級では計算そのものより用語の定義と大小関係を問う出題が中心になるため、各用語が何を表すのかを正確に押さえることが得点につながります。

この分野の問題47問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1太陽放射について、電磁波の波長が短い順に並んだものとして正しいものはどれか。

  1. A紫外線<X線<赤外線<可視光線
  2. B赤外線<可視光線<紫外線<X線
  3. CX線<紫外線<可視光線<赤外線
  4. D可視光線<赤外線<X線<紫外線
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正解:CX線<紫外線<可視光線<赤外線

太陽放射は波長が短い順にX線、紫外線、可視光線、赤外線となる。

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2大気透過率に関する記述として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A一般に水蒸気量の少ない冬季のほうが夏季よりも大気透過率は大きくなる。
  2. B夏季は冬季に比べて大気に含まれる水蒸気量が少ないため大気透過率が大きくなる。
  3. C大気中に含まれる二酸化炭素の量よりも窒素の量に最も強く影響される。
  4. D地表に到達する直達日射の強さを天空日射の強さで割った値である。
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正解:A一般に水蒸気量の少ない冬季のほうが夏季よりも大気透過率は大きくなる。

大気透過率は水蒸気量に影響され、水蒸気量が少なく大気が清浄な冬季のほうが夏季よりも大きくなる。

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3気象に関する指標について、正しくないものはどれか。

  1. Aデグリデーは暖房や冷房に要する年間エネルギー量を見積もるために用いる。
  2. Bクリモグラフは気温と風速を図表化したものであり気候の特色を知ることができる。
  3. Cデグリデーは暖房または冷房日数や気温の変化などにより求められる。
  4. Dクリモグラフは気温を縦軸に、湿度を横軸にとり図表化したものである。
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正解:Bクリモグラフは気温と風速を図表化したものであり気候の特色を知ることができる。

クリモグラフは気温を縦軸、湿度を横軸に図表化したものであり、風速ではない。

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4自然大気の組成において、容積百分率が2番目に多い物質はどれか。

  1. A窒素
  2. Bアルゴン
  3. C酸素
  4. D二酸化炭素
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正解:C酸素

自然大気は窒素(78.09%)が最も多く、次いで酸素(20.95%)が多い。

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5湿り空気中に含まれる乾き空気1kgに対する水蒸気の質量を表す絶対湿度の単位として、正しいものはどれか。

  1. Akg/kg(DA)
  2. B%
  3. Cmg/m3
  4. Dppm
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正解:Akg/kg(DA)

絶対湿度は湿り空気中の乾き空気1kgに対する水蒸気の質量であり、kg/kg(DA)で表される。

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6大気汚染の原因となる物質に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. A硫黄酸化物はその大部分が化石燃料の燃焼により生成し酸性雨の原因となる。
  2. B窒素酸化物は工場や自動車から発生し光化学スモッグの発生原因ともなる。
  3. C一酸化炭素は炭素を含む物質が燃焼する際に酸素が十分に供給されると発生する。
  4. D光化学汚染物質は大気中に窒素酸化物と炭化水素が共存すると紫外線の作用で生成される。
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正解:C一酸化炭素は炭素を含む物質が燃焼する際に酸素が十分に供給されると発生する。

一酸化炭素は、炭素を含む物質の燃焼中に酸素が不足する不完全燃焼により発生する。

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7燃焼時に空気中の酸素量が低下した場合の現象として、酸素量が15%になったときの状態はどれか。

  1. A火が消える
  2. B不完全燃焼が始まる
  3. C意識不明になる
  4. D数分間で昏睡死亡する
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正解:A火が消える

酸素量が15%に低下すると火が消え、人体では脈拍や呼吸数が増加する。

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8空気中の一酸化炭素濃度が0.16%程度になった際の人体への影響として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A20分で頭痛や吐き気が生じ2時間で致死となる
  2. B1〜3分で致死となる
  3. C45分でめまいが生じ2時間で失神する
  4. D2〜3時間内に前頭に軽度の頭痛が生じる
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正解:A20分で頭痛や吐き気が生じ2時間で致死となる

一酸化炭素濃度が0.16%になると、20分で頭痛・目まい・吐き気が生じ、2時間で致死となる。

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9二酸化炭素に関する記述として、正しくないものはどれか。

  1. Aそれ自体は直接人体に有害ではないが18%程度以上になると致命的な影響を与える。
  2. B密度が空気より小さいため床面付近よりも天井付近に滞留しやすい。
  3. C建築物環境衛生管理基準では室内における許容濃度は0.1%以下とされている。
  4. D居室の必要換気量は一般的に二酸化炭素濃度の許容値に基づき算出される。
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正解:B密度が空気より小さいため床面付近よりも天井付近に滞留しやすい。

二酸化炭素の密度は空気より大きいため、空気より重く下方に滞留しやすい。

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10ヤグローの臭気強度指数において、室内での許容限度(愉快ではないが不快でもない)とされる指数はどれか。

  1. A0
  2. B1
  3. C2
  4. D3
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正解:C2

ヤグローの臭気強度指数において、指数2が「普通(室内での許容限度)」とされている。

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11建築物衛生法に基づき空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準として、数値の組み合わせが正しいものはどれか。

  1. A浮遊粉じんの量0.5mg/m3以下、一酸化炭素含有率10ppm以下
  2. B一酸化炭素含有率6ppm以下、二酸化炭素含有率1000ppm以下
  3. C気流0.1m/s以下、二酸化炭素含有率100ppm以下
  4. D相対湿度30%以上60%以下、ホルムアルデヒドの量0.08mg/m3以下
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正解:B一酸化炭素含有率6ppm以下、二酸化炭素含有率1000ppm以下

建築物衛生法の基準値は、一酸化炭素の含有率が100万分の6(6ppm)以下、二酸化炭素の含有率が100万分の1000(1000ppm)以下である。

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12室内環境に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A空気齢が小さいほどその地点での換気効率がよく空気は新鮮である。
  2. B揮発性有機化合物の一種であるホルムアルデヒドはシックハウス症候群の主要因とされる。
  3. Cホルムアルデヒドの濃度が100ppm以上になると死に至ることもある。
  4. D浮遊粉じんは空気の乾燥によって減少する傾向がある。
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正解:D浮遊粉じんは空気の乾燥によって減少する傾向がある。

浮遊粉じんは空気が乾燥することによって増加する傾向がある。

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13塗料や接着剤などに含まれ、常温常圧で大気中に容易に揮発する有機化学物質の総称はどれか。

  1. APM2.5
  2. B石綿(アスベスト)
  3. C浮遊粒子状物質(SPM)
  4. D揮発性有機化合物(VOCs)
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正解:D揮発性有機化合物(VOCs)

揮発性有機化合物(VOCs)は常温常圧で容易に揮発する有機化学物質の総称である。

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14人体の代謝量を示す単位「met(作業強度)」において、1metが示す状態としてもっとも適切なものはどれか。

  1. A睡眠時における代謝量
  2. B軽作業時における代謝量
  3. C椅座安静時における代謝量
  4. D歩行時における代謝量
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正解:C椅座安静時における代謝量

1metは、人が椅子に座って安静にしている状態(椅座安静時)における代謝量を示す。

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15衣服の熱絶縁性を示す単位「clo(クロ)」の基準状態として、正しくない条件はどれか。

  1. A気流50cm/s以下
  2. B気温21℃
  3. C湿度50%以下
  4. D1metの代謝と平衡する着衣状態
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正解:A気流50cm/s以下

1cloの条件における気流は「10cm/s以下」であり、50cm/s以下ではない。

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16気温と相対湿度を用いて計算し、蒸し暑さによる不快の程度を示す指数はどれか。

  1. A不快指数(DI)
  2. B有効温度(ET)
  3. C作用温度(OT)
  4. D予想平均申告(PMV)
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正解:A不快指数(DI)

不快指数(DI)は気温と相対湿度を用いて蒸し暑さの不快程度を示す指標である。

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17室内環境における気流速度を算出するために用いられる測定器はどれか。

  1. Aグローブ温度計
  2. Bアスマン通風乾湿計
  3. C乾湿温度計
  4. Dカタ温度計
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正解:Dカタ温度計

カタ温度計は温度と気流による冷却度合いから気流速度を算出するために用いられる。

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18アスマン通風乾湿計に関する記述として、正しくないものはどれか。

  1. A湿度が100%のときでも水は蒸発を続けるため湿球温度は乾球温度より低くなる。
  2. B感熱部を水で湿らせた布で包んだ側の温度計を湿球温度計という。
  3. C感熱部周囲の湿度が低いほど水の蒸発が多く気化潜熱を奪うので温度が下がる。
  4. D一般に空気の温度(気温)とは乾球側の示す温度を指す。
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正解:A湿度が100%のときでも水は蒸発を続けるため湿球温度は乾球温度より低くなる。

湿度が100%の場合は水がそれ以上蒸発しないため、湿球温度は乾球温度と同じになる。

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19不快指数に代わり、熱中症の予防に用いられている暑熱環境の評価指標はどれか。

  1. A新有効温度(ET*)
  2. B修正有効温度(CET)
  3. C湿球グローブ温度指標(WBGT)
  4. D等価温度(EW)
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正解:C湿球グローブ温度指標(WBGT)

暑熱環境の評価指標として、熱中症の予防には湿球グローブ温度指標(WBGT)が用いられる。

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20ヤグローが提唱した有効温度(ET)を構成する3要素の組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. A乾球温度、放射熱、気流
  2. B湿球温度、放射熱、風速
  3. C乾球温度、湿球温度、風速
  4. D乾球温度、相対湿度、着衣量
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正解:C乾球温度、湿球温度、風速

有効温度(ET)は乾球温度、湿球温度、風速の3要素を考慮しヤグロー線図として表される。

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21室内における人体の温冷感を定量的に示す予想平均申告(PMV)に関係する6要素に含まれないものはどれか。

  1. A作業強度(met)
  2. B二酸化炭素濃度
  3. C着衣量(clo)
  4. D放射
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正解:B二酸化炭素濃度

PMVに関係する6要素は、気温・湿度・気流・放射・着衣量・作業強度であり、二酸化炭素濃度は含まれない。

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221気圧のもとで水が氷になるとき、その容積は約何%増加するか。

  1. A約10%
  2. B約1%
  3. C約5%
  4. D約8%
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正解:A約10%

水が1気圧のもとで氷に変化すると、その容積は約10%増加する。

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23水の物理的性質に関する記述として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A1気圧における空気の水に対する溶解度は温度の上昇とともに減少する。
  2. B1気圧のもとで水の温度を1℃上昇させるために必要な熱量は約2.4kJ/kgである。
  3. C1気圧における水の密度は0℃付近で最大となる。
  4. D1気圧において0℃の水の密度は0℃の氷の密度より小さい。
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正解:A1気圧における空気の水に対する溶解度は温度の上昇とともに減少する。

空気の水に対する溶解度は温度の上昇とともに減少する特性を持つ。

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24水中に溶けている酸素量を示し、生物の呼吸や溶解物質の酸化などで消費される水質汚濁指標はどれか。

  1. ABOD
  2. BCOD
  3. CDO
  4. DSS
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正解:CDO

DO(溶存酸素)は水中に溶けている酸素量のことである。

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25水溶液が酸性とアルカリ性のどちらにどれだけ傾いているかを表す水素イオン濃度の指標はどれか。

  1. ADO
  2. BpH
  3. CBOD
  4. DSS
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正解:BpH

pH(ペーハー)は水素イオン濃度の大小を示す指標である。

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26水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を表した数値を示す指標はどれか。

  1. A濁度
  2. B色度
  3. C溶存酸素
  4. D硬度
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正解:D硬度

硬度は水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの含有量を表した数値である。

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27河川にSS(浮遊物質)が多くなった場合の影響として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A好気性微生物の分解が促進され自浄作用が高まる。
  2. B水の硬度が高くなりカルシウムイオンが増加する。
  3. C光の透過を妨げ自浄作用を阻害し魚類に悪影響を及ぼす。
  4. D溶存酸素が増加し生態系が豊かになる。
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正解:C光の透過を妨げ自浄作用を阻害し魚類に悪影響を及ぼす。

SSが多くなると光の透過を妨げて自浄作用を阻害し、特に魚類に悪影響を及ぼす。

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28JISによる騒音の定義として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A聴覚に物理的な損傷を与えるすべての高音圧
  2. B周波数が一定の基準を超え人体に悪影響を及ぼす音
  3. C作業効率を著しく低下させる室内における反射音
  4. D不快な、または望ましくない音、その他の妨害
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正解:D不快な、または望ましくない音、その他の妨害

JISでは騒音を「不快な、または望ましくない音、その他の妨害」と主観的に表現し定義している。

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29許容される騒音の目安を定めるNC曲線に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A周波数が低いほど許容される音圧レベルは小さくなる。
  2. B周波数が高いほど許容される音圧レベルは小さくなる。
  3. C騒音の許容値はすべての周波数帯域において一定である。
  4. D温度や湿度による音の減衰をグラフ化したものである。
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正解:B周波数が高いほど許容される音圧レベルは小さくなる。

NC曲線の音圧レベル許容値は、周波数が高いほど小さく(低いほど大きく)設定されている。

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30騒音の許容値を示すNC値の目安に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ANC20〜30は非常に静かで電話に支障がない状態である。
  2. B周波数が高い音のほうが低い音よりも厳しい許容値が設定される。
  3. CNC50〜55は快適な環境であり2〜3人以上の会議も容易に行える。
  4. D騒音をある周波数の幅で分析しグラフをもとにNC値を求めることができる。
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正解:CNC50〜55は快適な環境であり2〜3人以上の会議も容易に行える。

NC50〜55は2〜3人以上の会議が不可能で、電話もやや困難になる騒音レベルである。

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31地球を取り巻くオゾン層に関する記述として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A太陽光に含まれる有害な紫外線の大部分を吸収している。
  2. B主に対流圏に存在し温室効果ガスの大半を吸収する。
  3. C二酸化炭素の増加によって直接的に破壊が進行している。
  4. D破壊されることで地球全体の平均気温が低下する原因となる。
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正解:A太陽光に含まれる有害な紫外線の大部分を吸収している。

オゾン層は主に成層圏に存在し、太陽光に含まれる有害な紫外線の大部分を吸収している。

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32大気汚染物質である硫黄酸化物(SOx)に関する記述として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A炭素を含む物質の不完全燃焼によって発生し地表近くに滞留する。
  2. B大部分が化石燃料の燃焼により生成し酸性雨の原因物質となる。
  3. C太陽の紫外線によって生成され光化学スモッグの原因となる。
  4. D粒径がおおむね10µm以下の物質で長期間大気中に滞留する。
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正解:B大部分が化石燃料の燃焼により生成し酸性雨の原因物質となる。

硫黄酸化物は石油や石炭などの化石燃料の燃焼で生成し、酸性雨の原因となる。

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33大気中に窒素酸化物と炭化水素が共存するとき、太陽の紫外線によって生成される大気汚染物質はどれか。

  1. A一酸化炭素
  2. B浮遊粒子状物質
  3. Cばい煙
  4. D光化学汚染物質
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正解:D光化学汚染物質

窒素酸化物と炭化水素が共存すると、紫外線によって光化学スモッグの原因となる光化学汚染物質が生成される。

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34微小粒子状物質であるPM2.5について、基準となる質量中央径は何µmか。

  1. A0.1µm
  2. B2.5µm
  3. C0.5µm
  4. D1.0µm
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正解:B2.5µm

PM2.5は質量中央径が2.5µmである微小粒子状物質のことである。

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35環境の保全に関する水質の環境基準において、利用目的が「水道1級」とされる河川の溶存酸素量(DO)の基準値はどれか。

  1. A7.5mg/L以上
  2. B5mg/L以上
  3. C2mg/L以上
  4. D10mg/L以上
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正解:A7.5mg/L以上

河川の類型AA(水道1級など)において、溶存酸素量(DO)の基準値は7.5mg/L以上と規定されている。

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36空気齢に関する記述として、もっとも適切なものはどれか。

  1. A室内空気が滞留している時間を示し大きいほど空気が新鮮であることを意味する。
  2. B開口部から入った空気が室内のある地点に到達するまでの時間であり小さいほど換気効率がよい。
  3. C人の呼吸によって発生する二酸化炭素が室内に蓄積されるまでの時間を示す。
  4. D建築物の築年数に応じて室内の換気設備が劣化していく度合いを示す指標である。
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正解:B開口部から入った空気が室内のある地点に到達するまでの時間であり小さいほど換気効率がよい。

空気齢は空気が到達するまでに要した時間であり、小さいほど換気効率が良く空気が新鮮である。

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37天然の繊維状の鉱物であり、その粉じんを吸入すると中皮腫などの重篤な健康障害を引き起こすおそれがある物質はどれか。

  1. Aノルマルヘキサン
  2. Bフロン
  3. Cトルエン
  4. D石綿(アスベスト)
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正解:D石綿(アスベスト)

石綿(アスベスト)は繊維が極めて細く吸い込みやすいため、中皮腫などの健康障害を引き起こす。

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38建築物衛生法に基づき空気調和設備を設けている場合の、居室におけるホルムアルデヒドの量の規定値はどれか。

  1. A0.5mg/m3以下
  2. B0.1mg/m3以下
  3. C1.0mg/m3以下
  4. D10ppm以下
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正解:B0.1mg/m3以下

居室におけるホルムアルデヒド量は0.1mg/m3(0.08ppm)以下になるよう規定されている。

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39大気中の硫黄酸化物や窒素酸化物が溶け込んで生じ、湖沼や森林の生態系に悪影響を与える酸性雨のpHの基準はどれか。

  1. ApH6.5以下
  2. BpH7.0以下
  3. CpH8.5以下
  4. DpH5.6以下
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正解:DpH5.6以下

酸性雨は、大気中の硫黄酸化物などが溶け込んでpH5.6以下の酸性となった雨などを指す。

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40建築物衛生法に基づき空気調和設備を設けている居室の環境基準において、相対湿度の適切な範囲はどれか。

  1. A20%以上50%以下
  2. B40%以上70%以下
  3. C50%以上80%以下
  4. D60%以上90%以下
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正解:B40%以上70%以下

空気調和設備を設けている場合の基準において、相対湿度は40%以上70%以下と定められている。

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41人体に対する室内の温熱環境を評価する指標で、実用上は周壁面の平均温度と室内温度との平均値で示されるものはどれか。

  1. A新有効温度(ET*)
  2. B有効温度(ET)
  3. C修正有効温度(CET)
  4. D作用温度(OT)
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正解:D作用温度(OT)

作用温度(効果温度ともいう)は、実用上において周壁面の平均温度と室内温度との平均値で示される。

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42予想平均申告(PMV)の尺度において、数値の「-1」が示す温冷感として正しいものはどれか。

  1. Aやや涼しい
  2. B涼しい
  3. C寒い
  4. Dどちらでもない
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正解:Aやや涼しい

予想平均申告(PMV)において「-1」は「やや涼しい」を示す。

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43湖沼や海域の水質汚濁度指標であり、汚濁水を酸化剤で化学的に酸化するときに消費される酸素量を示すものはどれか。

  1. ABOD
  2. BDO
  3. CSS
  4. DCOD
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正解:DCOD

COD(化学的酸素要求量)は酸化剤で化学的に酸化するときに消費される酸素量を示す指標である。

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44飲食店等の厨房排水で問題となる、水中に含まれる動植物油脂類と鉱物油などの油状物質を示す水質指標はどれか。

  1. A浮遊物質(SS)
  2. B生物化学的酸素要求量(BOD)
  3. C溶存酸素(DO)
  4. Dノルマルヘキサン抽出物質
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正解:Dノルマルヘキサン抽出物質

ノルマルヘキサン抽出物質は、主に水中に含まれる油脂類等の油状物質を示す指標である。

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45室内空気環境における浮遊粉じんに関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. A空気中に浮遊する粒径がおおむね10µm以下の物質のことである。
  2. B室内においては空気の湿度が高まることによって増加する傾向がある。
  3. C空気調和設備を設けている場合の基準値は0.15mg/m3以下と規定されている。
  4. D在室者の活動によるほこりや喫煙、暖房器具などが原因で発生する。
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正解:B室内においては空気の湿度が高まることによって増加する傾向がある。

浮遊粉じんは空気の乾燥によって増加する傾向があるため、湿度が高まることによる増加は誤りである。

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46建築物衛生法に基づき空気調和設備を設けている場合の気流の環境基準値として、正しいものはどれか。

  1. A0.1m/s以下
  2. B0.3m/s以下
  3. C0.5m/s以下
  4. D0.4m/s以下
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正解:C0.5m/s以下

気流の基準値は0.5m/s以下と定められている。

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47修正有効温度(CET)に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. A実用上は周壁面の平均温度と室内温度との平均値で求められる。
  2. B気温、気流及び周囲の壁からの放射に関係するものでアスマン通風乾湿計を用いる。
  3. C有効温度に放射の影響を加味したもので乾球温度の代わりにグローブ温度計を用いて測る。
  4. D室内環境を6つの要素で総合的に評価するもので湿度50%を基準とする。
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正解:C有効温度に放射の影響を加味したもので乾球温度の代わりにグローブ温度計を用いて測る。

修正有効温度(CET)は放射の影響を加味したもので、有効温度の乾球温度の代わりにグローブ温度計を用いて測定する。

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