1級管工事施工管理技士(第一次検定) ① 原論(環境工学・流体工学・熱工学)

管工事の技術を支える理論を扱う分野です。環境工学では空気の性質、湿り空気線図の読み方、室内環境基準、日射と熱負荷が中心になります。流体工学では静水圧、ベルヌーイの定理、管内摩擦損失、ポンプの特性曲線とキャビテーションが対象です。熱工学では熱の伝わり方(伝導・対流・放射)、熱貫流率の計算、比エンタルピーが問われます。計算問題が出やすい分野ですが、出題パターンは限られているため公式を使える状態にしておけば安定した得点源になります。

この分野の問題55問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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第1問日射の熱エネルギーが多く含まれるのは次のうちどの部分か。

  1. A紫外線部のみ
  2. B赤外線部および紫外線部
  3. C紫外線部および可視線部
  4. D赤外線部および可視線部
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正解:D.赤外線部および可視線部

日射の熱エネルギーは紫外線部にはほぼ含まれず赤外線部および可視線部に多く含まれる。

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第2問大気透過率に影響を与える要因として最も適当なものはどれか。

  1. A大気に含まれるオゾンより窒素酸化物に影響される
  2. B大気に含まれる水蒸気量より二酸化炭素に影響される
  3. C大気に含まれる二酸化炭素よりも水蒸気量に影響される
  4. D大気に含まれる水蒸気量よりメタンガスに影響される
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正解:C.大気に含まれる二酸化炭素よりも水蒸気量に影響される

大気透過率は大気中に含まれる二酸化炭素よりも水蒸気量に影響される。

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第3問1日の直達日射量(水平面)の季節による比較として適当なものはどれか。

  1. A冬よりも夏の方が多い
  2. B冬よりも春の方が多い
  3. C秋よりも冬の方が多い
  4. D夏よりも冬の方が多い
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正解:A.冬よりも夏の方が多い

1日の直達日射量は水平面では冬よりも夏の方が多い。

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第4問地球温暖化係数(GWP)について適当でないものはどれか。

  1. A地球の温暖化に影響を与える程度を示している
  2. B地球温暖化係数が最も小さいのは二酸化炭素である
  3. C二酸化炭素よりフロン類の方が地球温暖化係数は大きい
  4. D排出量が非常に多いためメタンの地球温暖化への影響が最も大きい
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正解:D.排出量が非常に多いためメタンの地球温暖化への影響が最も大きい

排出量が非常に多いため地球温暖化への影響が最も大きいのは二酸化炭素である。

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第5問冷媒に関する記述のうち適当なものはどれか。

  1. AHFC-134aは地球温暖化係数が二酸化炭素より小さい
  2. Bアンモニアはオゾン破壊係数が0の自然冷媒である
  3. C指定フロンはオゾン層への影響が0である
  4. DHFC-134aはオゾン層破壊係数が1の代替フロンである
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正解:B.アンモニアはオゾン破壊係数が0の自然冷媒である

アンモニアは毒性と可燃性があるがオゾン破壊係数は0の自然冷媒である。

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第6問建築物の一般的なライフサイクルにおける二酸化炭素の排出量として過半を占める段階はどれか。

  1. A運用段階
  2. B建設段階
  3. C廃棄段階
  4. D設計段階
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正解:A.運用段階

建築物の二酸化炭素排出量は運用段階が全体の過半を占めている。

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第7問光化学汚染物質が生成される条件として適当なものはどれか。

  1. A大気中に硫黄酸化物と炭化水素が共存するとき太陽の赤外線によって生成される
  2. B大気中に一酸化炭素と炭化水素が共存するとき太陽の紫外線によって生成される
  3. C大気中に窒素酸化物と炭化水素が共存するとき太陽の紫外線によって生成される
  4. D大気中に二酸化炭素と窒素酸化物が共存するとき太陽の赤外線によって生成される
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正解:C.大気中に窒素酸化物と炭化水素が共存するとき太陽の紫外線によって生成される

大気中に窒素酸化物と炭化水素が共存するとき太陽の紫外線によって生成される。

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第8問人体に致命的な影響を与える空気中の二酸化炭素濃度はおよそ何%以上か。

  1. A20%程度以上
  2. B4%程度以上
  3. C10%程度以上
  4. D0.1%程度以上
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正解:A.20%程度以上

空気中の二酸化炭素濃度が20%程度以上になると人体に致命的な影響を与える。

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第9問一酸化炭素に関する記述として適当でないものはどれか。

  1. A無色・無臭で二酸化炭素より比重が小さい
  2. B空気中濃度が0.02%程度になると1〜3分で致死となる
  3. C空気中濃度が0.16%程度になると20分で頭痛・目まいが生じる
  4. D炭素を含有する物質の不完全燃焼により発生する
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正解:B.空気中濃度が0.02%程度になると1〜3分で致死となる

1〜3分で致死となるのは一酸化炭素濃度が1.28%のときである。

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第10問燃焼において不完全燃焼による一酸化炭素の発生量が多くなる酸素濃度はどれか。

  1. A21%を下回る
  2. B15%を下回る
  3. C10%を下回る
  4. D18〜19%を下回る
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正解:D.18〜19%を下回る

酸素濃度が18〜19%を下回ると不完全燃焼による一酸化炭素の発生量が多くなる。

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第11問居室における浮遊粉じん量の基準値(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)として適当なものはどれか。

  1. A0.5mg/m3以下
  2. B1.5mg/m3以下
  3. C0.15mg/m3以下
  4. D5.0mg/m3以下
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正解:C.0.15mg/m3以下

居室における浮遊粉じん量はおおむね空気1m3につき0.15mg以下とすることとなっている。

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第12問室内空気汚染の指標である6段階臭気強度表示法において「楽に感知できる臭い」を示す指数はどれか。

  1. A1
  2. B2
  3. C4
  4. D3
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正解:D.3

6段階臭気強度表示法は0の無臭から5の強烈な臭いまでの6段階であり、指数3は楽に感知できる臭いを示す。

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第13問建築基準法において建築材料からの飛散・発散による衛生上の支障を生ずる恐れがあるとして規制の対象とされていない物質はどれか。

  1. Aクロルピリホス
  2. Bホルムアルデヒド
  3. C一酸化炭素
  4. D石綿
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正解:C.一酸化炭素

建築基準法で規制対象とされているのは石綿とホルムアルデヒドとクロルピリホスである。

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第14問エネルギー代謝率(RMR)を求める式の分母にあたるものはどれか。

  1. A基礎代謝量
  2. B安静時代謝量
  3. C総代謝量
  4. D作業時代謝量
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正解:A.基礎代謝量

エネルギー代謝率は作業時と安静時との代謝量の差を基礎代謝量で除した値である。

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第15問衣服の断熱性を示す単位であるclo(クロ)について適当でないものはどれか。

  1. A1cloは約0.155m2・℃/Wである
  2. B事務室の夏の執務状態では1.5clo程度である
  3. C事務室の冬の執務状態では1.0clo程度である
  4. D裸体は0cloである
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正解:B.事務室の夏の執務状態では1.5clo程度である

事務室の夏の執務状態では0.6clo程度である。

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第16問実感的な温度を示す有効温度(ET)を構成する3要素として適当なものはどれか。

  1. A乾球温度・湿球温度・気流速度
  2. B湿球温度・相対湿度・放射温度
  3. C乾球温度・相対湿度・気流速度
  4. D乾球温度・湿球温度・放射温度
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正解:A.乾球温度・湿球温度・気流速度

有効温度は乾球温度・湿球温度及び気流速度の3要素を考慮したものである。

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第17問グローブ温度計を用いて測る温度指標はどれか。

  1. A予想平均申告
  2. B湿球温度
  3. C新有効温度
  4. D修正有効温度
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正解:D.修正有効温度

修正有効温度は有効温度の乾球温度の代わりにグローブ温度計を用いて測る。

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第18問予想平均申告(PMV)における「どちらでもない状態(快適な状態)」を示す数値はどれか。

  1. A+1
  2. B0
  3. C-1
  4. D-3
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正解:B.0

PMVの指標において0はどちらでもない状態(快適な状態)を示す。

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第19問水質指標であるBODが示すものはどれか。

  1. A水中に溶存する酸素量
  2. B有機物等が酸化剤で化学的に酸化したときに消費される酸素量
  3. C有機物が微生物によって酸化分解される際に消費される酸素量
  4. D水中に含まれる油分等がノルマルヘキサンで抽出される量
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正解:C.有機物が微生物によって酸化分解される際に消費される酸素量

BOD(生物化学的酸素要求量)は有機物が微生物によって酸化分解される際に消費される酸素量である。

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第20問水中の富栄養化の主な原因物質となるものはどれか。

  1. A硫黄酸化物
  2. B浮遊物質
  3. C窒素及びリン
  4. D一酸化炭素
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正解:C.窒素及びリン

窒素及びリンは湖沼・海域等の閉鎖性水域における富栄養化の主な原因物質である。

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第21問結露の対策として適当でないものはどれか。

  1. A外壁に断熱材を用いて熱貫流抵抗を大きくする
  2. B外壁の室内側に繊維質の断熱材を設ける場合は断熱材の室内側に防湿層を設ける
  3. C多層壁の内部における各点の水蒸気圧をその点における飽和水蒸気圧より低くする
  4. D室内空気の絶対湿度が同じ場合室内空気の温度を低く保つ
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正解:D.室内空気の絶対湿度が同じ場合室内空気の温度を低く保つ

室内空気の絶対湿度が同じ場合室内空気の温度が低い方が表面結露を生じやすくなる。

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第22問音の性質に関する記述のうち適当なものはどれか。

  1. A乾燥した0℃の空気中での音速は331.5m/sである
  2. B音速は空気の温度が低いほど速くなる
  3. C空気中での音速は1℃上昇するごとに6.0m/sずつ増加する
  4. D音は気流により屈折するため風上側へよく伝わる
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正解:A.乾燥した0℃の空気中での音速は331.5m/sである

音速は乾燥した0℃の空気中で331.5m/sであり1℃上昇するごとに0.6m/sずつ増加する。

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第23問音圧レベル50dBの音を2つ合成したときの音圧レベルはおよそ何dBか。

  1. A50dB
  2. B60dB
  3. C53dB
  4. D100dB
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正解:C.53dB

2つの音圧レベルが同じとき合成音は3dB増加するため約53dBになる。

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第24問一重壁の透過損失に関する記述として適当なものはどれか。

  1. A壁の単位面積あたりの質量が小さくなるほど大きい
  2. B壁の単位面積あたりの質量が大きくなるほど大きい
  3. C壁の単位面積あたりの質量が大きくなるほど小さい
  4. D壁の単位面積あたりの質量に関係なく一定である
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正解:B.壁の単位面積あたりの質量が大きくなるほど大きい

一重壁の透過損失は壁の単位面積あたりの質量が大きくなるほど大きい。

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第25問NC曲線について適当でない記述はどれか。

  1. A騒音の種類をグラフにしたものである
  2. B騒音をある周波数の幅で分析しNC値を求めることができる
  3. C音圧レベル許容値は周波数が高いほど小さい
  4. D音圧レベル許容値は周波数が高いほど大きい
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正解:D.音圧レベル許容値は周波数が高いほど大きい

NC曲線の音圧レベル許容値は周波数が高いほど小さい(周波数が低いほど大きい)。

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第26問音のマスキング効果に関する記述として適当なものはどれか。

  1. Aマスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど効果は大きい
  2. Bマスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど効果は小さい
  3. C同時に異なる二つの音波が届くとき強い音波が弱い音波にかき消される現象である
  4. Dマスキング効果は音波が壁に斜めに入射した場合に遮音性能が低下する現象である
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正解:A.マスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど効果は大きい

マスキング効果はマスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど大きい。

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第27問ニュートン流体に関する記述として適当なものはどれか。

  1. A粘性による摩擦応力が速度勾配に反比例する流体である
  2. B流体の粘性による摩擦応力の影響は流体が接する物体表面近くで顕著に現れる
  3. C水は一般にニュートン流体としては扱われない
  4. D粘性による摩擦応力が速度勾配に比例しない流体をニュートン流体という
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正解:B.流体の粘性による摩擦応力の影響は流体が接する物体表面近くで顕著に現れる

流体の粘性による摩擦応力の影響は一般に流体が接する物体表面近くで顕著に現れる。摩擦応力が速度勾配に比例する流体がニュートン流体である。

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第28問気体と液体の粘性係数に関する記述で適当でないものはどれか。

  1. A粘性係数は流体の種類と温度により変わる
  2. B動粘性係数とは粘性係数を流体の密度で除した値である
  3. C水の粘性係数は圧力が一定の場合水温の上昇とともに減少する
  4. D空気の粘性係数は一定の圧力のもとでは温度の上昇とともに減少する
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正解:D.空気の粘性係数は一定の圧力のもとでは温度の上昇とともに減少する

気体(空気等)の粘性係数は一定の圧力のもとでは温度の上昇とともに増加する。

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第29問水の性質として適当なものはどれか。

  1. A水の密度は1気圧のとき100℃付近で最大となる
  2. B水の密度は1気圧のとき4℃付近で最大となる
  3. C水中における水の圧力は水面からの深さに反比例して大きくなる
  4. D水は気体に比べて圧縮しやすいため圧縮性流体と呼ばれる
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正解:B.水の密度は1気圧のとき4℃付近で最大となる

水の密度は1気圧のとき4℃付近で最大となる。

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第30問ベルヌーイの定理において動圧を示す式はどれか。

  1. Apv
  2. Bpgh
  3. C1/2pv^2
  4. Dp
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正解:C.1/2pv^2

ベルヌーイの定理の第1項である1/2pv^2は動圧(速度エネルギー)を示す。

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第31問ピトー管が流速を算出するために利用している定理はどれか。

  1. Aベルヌーイの定理
  2. Bトリチェリの定理
  3. Cパスカルの原理
  4. Dステファン・ボルツマンの法則
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正解:A.ベルヌーイの定理

ピトー管は全圧と静圧の差により流速を算出する計測器でありベルヌーイの定理を利用している。

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第32問レイノルズ数に関する記述として適当でないものはどれか。

  1. A層流と乱流の判定の目安になる
  2. B慣性力と粘性力の比で表される無次元数である
  3. C流体の平均流速と管内径に比例する
  4. D水平な円管を水が乱流で流れている場合管内径を大きくすると層流に近づく
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正解:D.水平な円管を水が乱流で流れている場合管内径を大きくすると層流に近づく

水平な円管を水が流れる場合管内径を小さくするとレイノルズ数も小さくなり層流に近づく。

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第33問ダルシー・ワイスバッハの式における圧力損失の性質として適当なものはどれか。

  1. A流速に比例し管長に反比例する
  2. B管径に比例し流速の2乗に反比例する
  3. C流速の2乗に比例し管長に比例し管径に反比例する
  4. D管長に反比例し管径に比例する
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正解:C.流速の2乗に比例し管長に比例し管径に反比例する

直管部を流れる流体の圧力損失は流速の2乗に比例し管長に比例し管径に反比例する。

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第34問ウォーターハンマーに関する記述として適当なものはどれか。

  1. A管路に流れる液体の密度が大きいほど管路閉止時の水撃圧は高くなる
  2. B硬質塩化ビニル管の方が鋼管よりも発生しやすい
  3. C鋼管の方が硬質塩化ビニル管よりも発生し難い
  4. D管路に流れる液体の密度が小さいほど管路閉止時の水撃圧は高くなる
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正解:A.管路に流れる液体の密度が大きいほど管路閉止時の水撃圧は高くなる

管路に流れる液体の密度が大きいほど管路閉止時の水撃圧は高くなる。

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第35問ボイル・シャルルの法則の記述として適当なものはどれか。

  1. A気体の体積は圧力に比例し絶対温度に反比例する
  2. B気体の体積は圧力に反比例し絶対温度に比例する
  3. C気体の体積は圧力に比例し絶対温度に比例する
  4. D気体の体積は圧力に反比例し絶対温度に反比例する
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正解:B.気体の体積は圧力に反比例し絶対温度に比例する

ボイル・シャルルの法則は気体の体積は圧力に反比例し絶対温度に比例するという法則である。

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第36問気体の比熱に関する記述として適当でないものはどれか。

  1. A気体の比熱比は常に1より小さい
  2. B定容比熱と定圧比熱がある
  3. C定容比熱と定圧比熱は常に定圧比熱の方が大きい
  4. D定圧比熱を定容比熱で除したものを比熱比という
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正解:A.気体の比熱比は常に1より小さい

気体の場合定圧比熱を定容比熱で除した比熱比は常に1より大きい。

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第37問融解熱や気化熱のように状態変化のみに費やされる熱を何というか。

  1. A放射熱
  2. B顕熱
  3. C潜熱
  4. D燃焼熱
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正解:C.潜熱

状態変化のみに費やされる熱を潜熱という。

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第38問固体が液体の状態を経ず直接気体になる相変化を何というか。

  1. A融解
  2. B昇華
  3. C凝縮
  4. D蒸発
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正解:B.昇華

固体が直接気体になる相変化またその逆の相変化を昇華という。

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第39問熱電効果の一種であり熱電温度計に利用される効果はどれか。

  1. Aペルチェ効果
  2. Bコインシデンス効果
  3. Cマスキング効果
  4. Dゼーベック効果
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正解:D.ゼーベック効果

2種類の金属線の接合点に温度差を与えると熱起電力が生じるゼーベック効果は熱電温度計に利用される。

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第40問伝熱現象に関する記述として適当なものはどれか。

  1. A熱伝導による伝熱量は固体内の温度勾配に反比例する
  2. B対流熱伝達において熱伝達率は気流の速度が遅いほど大きくなる
  3. C固体壁とこれに接する流体の伝熱を熱伝達という
  4. D熱放射による熱エネルギーの移動は真空中では発生しない
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正解:C.固体壁とこれに接する流体の伝熱を熱伝達という

固体壁とこれに接する流体の伝熱を熱伝達という。熱伝導の伝熱量は温度勾配に比例する。

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第41問ステファン・ボルツマンの法則に関する記述として適当なものはどれか。

  1. A放射のエネルギーは物体の温度に比例する
  2. B放射のエネルギーは物体の温度の4乗に比例する
  3. C放射のエネルギーは物体の温度の2乗に比例する
  4. D放射のエネルギーは物体の温度の3乗に比例する
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正解:B.放射のエネルギーは物体の温度の4乗に比例する

ある物体から放出される放射のエネルギーは物体の温度の4乗に比例しこれをステファン・ボルツマンの法則と呼ぶ。

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第42問自然対流が生じる原因として適当なものはどれか。

  1. A壁体内部の温度勾配
  2. B外力による強制的な駆動力
  3. C真空中における電磁波の移動
  4. D流体温度の異なる部分の密度の差
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正解:D.流体温度の異なる部分の密度の差

自然対流は流体温度の異なる部分の密度の差により上昇流と下降流が起こることで生じる。

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第43問燃焼ガス中の窒素酸化物(NOx)に関する記述として適当でないものはどれか。

  1. A高温燃焼時より低温燃焼時の方が多い
  2. B燃料中の窒素成分が燃焼により酸素と結びついて発生する
  3. C高温下では空気中の窒素と酸素が結合して発生する
  4. D低温燃焼時より高温燃焼時の方が多い
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正解:A.高温燃焼時より低温燃焼時の方が多い

燃焼ガス中の窒素酸化物の量は低温燃焼時より高温燃焼時の方が多い。

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第44問理論空気量と過剰空気量との比を空気過剰率というがその順序として適当なものはどれか。

  1. A液体燃料 < 気体燃料 < 固体燃料
  2. B固体燃料 < 液体燃料 < 気体燃料
  3. C気体燃料 < 固体燃料 < 液体燃料
  4. D気体燃料 < 液体燃料 < 固体燃料
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正解:D.気体燃料 < 液体燃料 < 固体燃料

固体燃料は表面のみで空気と接するため過剰空気を必要とし空気過剰率は気体燃料<液体燃料<固体燃料の順で大きくなる。

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第45問冷凍サイクルにおいて圧縮式冷凍機での冷媒の状態変化として適当なものはどれか。

  1. A液体と気体の状態変化を繰り返す
  2. B気体と固体の状態変化を繰り返す
  3. C液体と固体の状態変化を繰り返す
  4. D気体とプラズマの状態変化を繰り返す
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正解:A.液体と気体の状態変化を繰り返す

冷凍機の中に封入された冷媒は液体と気体の状態変化を繰り返す。

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第46問p-h線図(モリエル線図)の縦軸と横軸の組み合わせとして適当なものはどれか。

  1. A縦軸に絶対温度・横軸に比エンタルピー
  2. B縦軸に絶対圧力・横軸に比エンタルピー
  3. C縦軸に絶対圧力・横軸に比容積
  4. D縦軸に絶対温度・横軸に絶対湿度
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正解:B.縦軸に絶対圧力・横軸に比エンタルピー

p-h線図(モリエル線図)は縦軸に絶対圧力横軸に比エンタルピーをとったものである。

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第47問湿り空気線図上で加湿・除湿のない温度変化を示す移動方向はどれか。

  1. A横軸と平行な移動
  2. B飽和空気線に沿った移動
  3. C左斜め下への移動
  4. D縦軸と平行な移動
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正解:A.横軸と平行な移動

加湿・除湿のない温度変化は湿り空気線図上で横軸と平行な移動で示される。

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第48問飽和湿り空気に関する記述として適当でないものはどれか。

  1. Aこれ以上水蒸気を含めない状態の湿り空気である
  2. B相対湿度は100%である
  3. C飽和湿り空気の温度を上げると相対湿度は上がる
  4. D水分の蒸発がないため乾球温度と湿球温度は等しくなる
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正解:C.飽和湿り空気の温度を上げると相対湿度は上がる

飽和湿り空気の温度を上げると絶対湿度は変化しないが相対湿度は下がる。

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第49問湿り空気を露点以下の冷却コイルで冷却したときの変化として適当なものはどれか。

  1. A絶対湿度は変化しない
  2. B絶対湿度は下がる
  3. C絶対湿度は上がる
  4. D乾球温度は上がる
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正解:B.絶対湿度は下がる

湿り空気を露点以下の冷却コイルで冷却すると水蒸気がドレンとして排除されるため絶対湿度は下がる。

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第50問シリカゲルを用いた固体吸着減湿を行ったときの乾球温度の変化として適当なものはどれか。

  1. A吸着熱が発生するため低下する
  2. B吸熱反応が起こるため低下する
  3. C吸着熱が発生するため上昇する
  4. D吸熱反応が起こるため上昇する
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正解:C.吸着熱が発生するため上昇する

シリカゲルを用いた固体吸着減湿を行った場合吸着熱が発生するため乾球温度は上昇する。

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第51問室内空気環境における浮遊粉じんに関する記述として適当なものはどれか。

  1. Aその量は空気の加湿によって増加する傾向がある
  2. B濃度表示には一般に体積濃度または質量濃度が使われる
  3. C在室者の活動による発生は含まれない
  4. D粒径がおおむね10μm以下の物質のことである
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正解:D.粒径がおおむね10μm以下の物質のことである

浮遊粉じんとは空気中に浮遊する粒径がおおむね10μm以下の物質のことである。

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第52問水質汚濁の指標であるCOD(化学的酸素要求量)が主に用いられる水域はどれか。

  1. A湧水や地下水
  2. B河川や上水道
  3. C湖沼や海域
  4. D下水処理場
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正解:C.湖沼や海域

CODは湖沼や海域の水質汚濁の指標として用いられる。

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第53問カルマン渦が発生する場所として適当なものはどれか。

  1. A一様な流れの中に置いた円柱等の下流側
  2. B一様な流れの中に置いた円柱等の上流側
  3. C管路の直管部の中心付近
  4. Dベンチュリー管の大口径部
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正解:A.一様な流れの中に置いた円柱等の下流側

カルマン渦とは一様な流れの中に置いた円柱等の下流側に交互に発生する渦のことである。

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第54問弁の急閉により生じるウォーターハンマーの対策や性質について適当でないものはどれか。

  1. A管内の流水が急停止したときに生じる衝撃のことである
  2. B水撃ともいう
  3. C液体の密度が大きいほど管路閉止時の水撃圧は高くなる
  4. D鋼管よりも硬質塩化ビニル管の方がウォーターハンマーが発生しやすい
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正解:D.鋼管よりも硬質塩化ビニル管の方がウォーターハンマーが発生しやすい

ウォーターハンマーは硬質塩化ビニル管の方が鋼管よりも発生し難い。

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第55問エンタルピーに関する記述として適当なものはどれか。

  1. A物質の外部エネルギーに内部への体積膨張仕事量を加えたものである
  2. B物質の内部エネルギーに外部への体積膨張仕事量を加えたものである
  3. C物質の運動エネルギーに外部への体積膨張仕事量を加えたものである
  4. D物質の内部エネルギーから外部への体積膨張仕事量を引いたものである
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正解:B.物質の内部エネルギーに外部への体積膨張仕事量を加えたものである

エンタルピーはその物質の内部エネルギーに外部への体積膨張仕事量を加えたもので表される。

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