試験の基本情報
| 主催 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(厚生労働大臣指定試験機関) |
|---|---|
| 出題形式 | 学科4科目・各10問の計40問/100点満点。クレーン及びデリックに関する知識10問(30点)、関係法令10問(20点)、原動機及び電気に関する知識10問(30点)、力学に関する知識10問(20点)。別に実技試験(クレーンの運転/運転のための合図) |
| 試験時間 | 学科は13:30〜16:00の2時間30分。1科目免除者は13:30〜15:30の2時間、2科目免除者は13:30〜14:45の1時間15分(出張試験は会場ごとに別途設定)。実技は午前・午後に分けて受験票に記載 |
| 受験料 | 学科試験8,800円(非課税)。実技試験は別途14,000円(非課税)。振込手数料は受験者負担で、受験票発行後の返還は不可 |
| 合格基準 | 学科は科目ごとの得点が40%以上、かつ合計が60%以上(100点満点で60点以上、30点満点の科目は12点以上、20点満点の科目は8点以上)。1科目でも40%を切れば合計が60%以上でも不合格。実技試験は減点の合計が40点以下 |
| 難易度 | ★★★☆☆ 学科の合格率は5〜6割台。範囲は広いが出題パターンが安定しており過去問演習が効く |
| 収録問題数 | 全307問(8分野) |
試験について
工場・倉庫・建設現場で使われる天井クレーンや橋形クレーン、ジブクレーン、デリックを運転するための国家資格です。厚生労働大臣指定試験機関である公益財団法人安全衛生技術試験協会が実施し、学科試験と実技試験で構成されます。免許は「限定なし」「クレーン限定」「床上運転式クレーン限定」に分かれ、運転できる機種の範囲が異なります。学科の受験資格はなく誰でも受けられ、実技はセンターでの実技試験に代えて登録教習機関のクレーン運転実技教習を修了する道もあります。学科合格の効力は1年間有効です。
収録問題の分野
合格のポイント
- ✓学科は4科目すべてで40%以上という足切りがある。合計点が届いていても電気や力学を捨てると落ちるので、苦手科目を放置しない配点戦略が要る。
- ✓力学は比重を使った質量計算、つり角度と張力係数、滑車の組み合わせが定番。公式を覚えるだけでなく、単位換算まで含めて手を動かして解く。
- ✓法令は数字の境界がすべて。5トン(免許が要る運転業務)、3トン(設置届と落成検査)、1トン(玉掛け技能講習)、0.5トン(特別教育・設置報告書)、検査証2年、年次・月次の自主検査をセットで暗記する。
- ✓実技はセンターで受験するほかに、登録教習機関のクレーン運転実技教習を修了して免除を受ける道がある。学科合格の効力は1年なので、教習の予約時期から逆算して申し込む。
全307問の問題集で合格を目指そう
問題を解く →この試験の関連記事
クレーン・デリック運転士は免許区分を決めてから学科へ
学科は4科目40問。構造は名称と役割の対応づけ、電気は公式を絞り込み、力学は単位まで合わせて手を動かす。科目ごとに攻め方を変える必要があります。実技教習という選択肢の使いどころも扱います。
読む →捨て科目が作れない試験|クレーン・デリック運転士の学科
未経験者と現場経験者では、つまずく場所がまるで違います。令和7年度の免許区分別・学科実技別の合格率、力学をどこまで固めれば下限を超えられるか、収録307問の分野内訳から負荷を確かめます。
読む →トン数を読み取る科目|クレーン・デリック運転士の関係法令
つり上げ荷重と定格荷重を取り違えると、法令の設問は連鎖的に外れます。0.5トン・1トン・3トン・5トンの境目で、運転の資格、玉掛け、設置届と設置報告、検査証の扱いがどう動くかを数直線に並べました。
読む →📱 iOSアプリ版
クレーン・デリック運転士(学科)対策アプリ
オフラインでも使える・広告なし・¥500