AWS認定クラウドプラクティショナー ① クラウドの概念

クラウドコンピューティングとは何かを理解する、すべての土台になる分野です。オンプレミスとの違い、初期投資から従量課金への転換、必要なときに必要なだけ使えるという弾力性が出発点になります。クラウドの6つの利点(初期費用の変動費化、規模の経済、キャパシティ予測の不要化、俊敏性の向上、データセンター運用からの解放、グローバル展開の容易さ)は繰り返し問われる定番論点です。あわせてクラウドの導入形態と、クラウド設計の原則も押さえてください。

この分野の問題45問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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1クラウドサービスの一般的な利用形態として最も適切なものはどれか。

  1. A必要な時に必要な分だけ利用し従量課金で支払う
  2. B数年分のリソースを事前に一括で購入する
  3. C利用量にかかわらず毎月固定の利用料を支払う
  4. Dピーク時を予測して最大のインフラ容量を確保する
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正解:A必要な時に必要な分だけ利用し従量課金で支払う

クラウドはITリソースをオンデマンドで利用し、利用した分だけ課金される仕組みです。

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2従来のオンプレミスシステムにおけるキャパシティ設計の課題はどれか。

  1. A予測したピークに満たない場合はリソース不足で機会損失となる
  2. Bピークを予測し調達した機器は数年後の更新まで簡単には入れ替えられない
  3. C数クリックで世界中にデプロイできるため設計の手間がかかる
  4. Dリソースの増減が自動で行われるため予算管理が難しい
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正解:Bピークを予測し調達した機器は数年後の更新まで簡単には入れ替えられない

オンプレミスでは自分たちで機器を調達するため、簡単には入れ替えられず数年後の性能を考慮して計画する必要があります。

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3AmazonがAWSとして企業向けにITインフラストラクチャサービスの提供を開始した年はいつか。

  1. A1999年
  2. B2010年
  3. C2006年
  4. D2015年
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正解:C2006年

Amazonは社内のビジネス課題を解決するノウハウをもとに、2006年にAWSの提供を開始しました。

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4AWSクラウドコンピューティングの6つのメリットに含まれないものはどれか。

  1. Aキャパシティ予測が不要に
  2. Bわずか数分で世界中にデプロイ
  3. C固定費が柔軟な変動費へ
  4. D単一のデータセンターで完全に制御可能
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正解:D単一のデータセンターで完全に制御可能

AWSのメリットは「固定費の変動費化」「キャパシティ予測不要」「世界中へのデプロイ」などであり、単一のデータセンターに依存するのはSPOFのリスクとなります。

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5AWSのメリット「固定費が柔軟な変動費へ」が特に大きな利点となる企業層はどれか。

  1. Aスタートアップ企業
  2. Bハードウェアベンダー企業
  3. Cすでに大規模なデータセンターを自社所有している企業
  4. D不動産管理会社
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正解:Aスタートアップ企業

多額の事前投資が不要で小規模から始められることは、特にスタートアップ企業にとって大きな利点です。

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6クラウド利用によって削減できる「総所有コスト(TCO)」に含まれないものはどれか。

  1. Aソフトウェアライセンス費用
  2. Bクラウド上のアプリケーションの売上にかかる税金
  3. Cデータセンターの電気代や人件費
  4. Dハードウェアベンダーへの保守費用
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正解:Bクラウド上のアプリケーションの売上にかかる税金

TCOには人件費、データセンター費用、電気代、ライセンス費用、保守費用などが含まれますが、売上にかかる税金はインフラストラクチャのコストではありません。

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7AWSの利用により、「コストの最適化」がもたらす結果として適切なものはどれか。

  1. A定期的な機器更新の計画に多くの時間を割くことができるようになる
  2. Bデータセンターの運用や保守のスキルを持つITエンジニアの雇用が増加する
  3. C本来の業務に集中しビジネスを差別化するプロジェクトに専念できる
  4. Dサーバーの設置作業など物理的な重労働が新たに発生する
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正解:C本来の業務に集中しビジネスを差別化するプロジェクトに専念できる

サーバー設置や保守といった重労働が不要になることで、ユーザーに直接関わる本来の業務に専念できます。

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8AWSクラウドがスケールによる大きなコストメリットを提供できる主な理由はどれか。

  1. Aハードウェアの性能が毎年低下しているから
  2. B少数の大企業が高額な固定費を支払っているから
  3. C利用量が増えるほど単位あたりの料金が自動的に高くなる仕組みだから
  4. D数多くのユーザーが使用することで規模の経済の利点を活かせるから
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正解:D数多くのユーザーが使用することで規模の経済の利点を活かせるから

数多くのユーザーがクラウドを使用することで規模の経済の利点が働き、従量課金制の料金を低く抑えることができます。

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9AWSのメリット「スピードと俊敏性の向上」に関する説明で正しいものはどれか。

  1. Aインフラのリソース調達にアジャイル開発の手法を適用できる
  2. B新しいITリソースの利用には数週間から数か月の手配期間が必要となる
  3. C検証や開発にかかる時間が増加し慎重なリリースが可能になる
  4. Dシステムの負荷に応じた柔軟な構成変更ができなくなる
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正解:Aインフラのリソース調達にアジャイル開発の手法を適用できる

開発者が分単位でリソースを利用できるため、アプリケーションエンジニアのアジャイル開発手法をインフラ調達にも適用できます。

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10オンプレミス環境で海外(例えばオレゴン)にサーバーを構築する場合の課題として記載されていないものはどれか。

  1. A現地への訪問とデータセンターへの入館申請
  2. B数クリックでのアプリケーションの展開
  3. C物理サーバーの調達とネットワーク工事の依頼
  4. Dキッティングやネットワークケーブリング
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正解:B数クリックでのアプリケーションの展開

数クリックでの展開はAWS(クラウド)の利点であり、オンプレミス環境における課題ではありません。

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11AWS Well-Architected フレームワークの柱の数として正しいものはどれか。

  1. A4つの柱
  2. B5つの柱
  3. C6つの柱
  4. D7つの柱
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正解:C6つの柱

AWS Well-Architected フレームワークは、6つの柱(オペレーショナルエクセレンス、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コスト最適化、持続可能性)に基づいています。

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12「オペレーショナルエクセレンスの柱」が主な焦点としているトピックはどれか。

  1. Aデータの機密性と完全性の保護
  2. B不要なコストの回避と資金配分の管理
  3. C分散システムの設計と復旧計画
  4. D変更の自動化や日常業務を管理するための標準化
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正解:D変更の自動化や日常業務を管理するための標準化

オペレーショナルエクセレンスは、システムの実行とモニタリング、プロセスと手順の継続的な改善(変更の自動化や標準化など)に焦点を当てています。

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13AWS Well-Architected フレームワークにおいて、情報とシステムの保護に焦点を当てている柱はどれか。

  1. Aセキュリティの柱
  2. B信頼性の柱
  3. Cパフォーマンス効率の柱
  4. D持続可能性の柱
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正解:Aセキュリティの柱

セキュリティの柱では、データの機密性、ユーザー許可の管理、セキュリティイベントの検出などに焦点を当てています。

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14「信頼性の柱」に関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. A環境への影響を最小限に抑えるための責任共有モデルを定義する
  2. B期待どおりの機能を実行し、要求に応えられなかった場合に迅速に回復する
  3. C時間の経過による支出を把握し適切なリソースを選択する
  4. Dワークロードの要件に応じてリソースタイプを構造化して割り当てる
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正解:B期待どおりの機能を実行し、要求に応えられなかった場合に迅速に回復する

信頼性の柱は、システムの正常動作と障害からの迅速な回復(分散システムの設計や復旧計画)に焦点を当てています。

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15「パフォーマンス効率の柱」の重点事項として適切なものはどれか。

  1. Aユーザー許可の厳格な管理
  2. B不要なリソースの廃止によるコスト削減
  3. Cビジネスニーズの増大に応じた効率の維持とリソースの最適化
  4. D日常業務の標準化とイベントへの対応
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正解:Cビジネスニーズの増大に応じた効率の維持とリソースの最適化

パフォーマンス効率の柱は、要件に応じた最適化されたリソースの選択やビジネスニーズ増大時の効率維持に重点を置いています。

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16「コスト最適化の柱」が重点を置いている目的はどれか。

  1. Aパフォーマンスのモニタリング強化
  2. B影響を最小限に抑えるためのダウンストリームの最適化
  3. Cセキュリティイベントを検出するためのコントロール
  4. D過剰な支出をせずにビジネスニーズを満たすためのスケーリング
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正解:D過剰な支出をせずにビジネスニーズを満たすためのスケーリング

コスト最適化の柱は、不要なコストを回避し、適切なスケーリングで過剰支出を防ぐことに重点を置いています。

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17「持続可能性(サステナビリティ)の柱」が最小限に抑えようとしているものはどれか。

  1. A実行中のクラウドワークロードによる環境への影響
  2. Bアプリケーション開発にかかる人件費
  3. Cハードウェア機器のネットワーク遅延
  4. Dデータセンターの不正侵入リスク
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正解:A実行中のクラウドワークロードによる環境への影響

持続可能性の柱は、クラウドワークロードによる環境への影響を最小限に抑えることに焦点を当てています。

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18AWS Well-Architected Tool の主な目的はどれか。

  1. A利用者の請求書の金額が正しいかを監査し返金手続きを行う
  2. B利用者のワークロードをベストプラクティスに沿って自己評価し改善を支援する
  3. Cオンプレミスのサーバー性能をクラウドから遠隔で監視する
  4. Dアジャイル開発のソースコードのバグを自動的に修正する
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正解:B利用者のワークロードをベストプラクティスに沿って自己評価し改善を支援する

このツールは、アーキテクチャや使い方をフレームワークに沿って評価し、継続的な改善を促進するためのガイダンスを提供します。

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19Well-Architected フレームワークのドキュメントの参照形式として提供されていないものはどれか。

  1. AHTML
  2. BPDF
  3. C音声ファイル (MP3)
  4. DKindle コンテンツ
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正解:C音声ファイル (MP3)

ベストプラクティスのドキュメントは、HTML、PDF、Kindle コンテンツなどの形式で提供されています。

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20クラウドアーキテクチャの設計原理である「Design for Failure(故障に備えた設計)」の基本的な考え方はどれか。

  1. A高価なハードウェアを導入して絶対に壊れないシステムを作る
  2. B障害発生時は手動でサーバーを再起動する手順をマニュアル化する
  3. Cすべてのデータを1つの巨大なデータベースに集約する
  4. D単一障害点(SPOF)をなくす構造を取り入れる
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正解:D単一障害点(SPOF)をなくす構造を取り入れる

形あるものはすべて壊れるという前提に立ち、単一障害点(SPOF)をなくす設計を取り入れることが重要です。

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21単一障害点(SPOF)をなくすための具体的なアプローチとして誤っているものはどれか。

  1. Aシステム全体のコンポーネントを密結合にして連動させる
  2. B1つのハードウェアのみで構成しない
  3. CAWSのマネージドなサービスを利用する
  4. D1つのデータセンターのみで運用しない
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正解:Aシステム全体のコンポーネントを密結合にして連動させる

コンポーネントを密結合にすると一部の障害が全体に波及するため、SPOF対策にはならず、疎結合にすることが推奨されます。

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22システムのコンポーネントを疎結合にする主な目的はどれか。

  1. A開発言語を統一してソースコードの量を減らすため
  2. B一部に障害があってもシステム全体が正常に機能し続けるようにするため
  3. Cすべてのリソースを1つの仮想サーバー内で処理するため
  4. Dオンプレミス環境とクラウド環境を専用線でつなぐため
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正解:B一部に障害があってもシステム全体が正常に機能し続けるようにするため

コンポーネント間で過度に依存しない構造を作ることで、一部の障害が他へ影響を及ぼすのを防ぎます。

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23非同期かつ疎結合な構成を実現するために利用されるAWSのマネージドサービスはどれか。

  1. AAmazon EC2
  2. BAuto Scaling
  3. CAmazon SQS
  4. DElastic Load Balancing (ELB)
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正解:CAmazon SQS

Amazon SQS(Simple Queue Service)を利用することで、非同期でコンポーネントを分離し、耐障害性を高めることができます。

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24マイクロサービスアーキテクチャの特徴として正しいものはどれか。

  1. Aシステム全体を同時に停止しなければ一部の更新ができない
  2. Bすべての機能を1つの巨大なプログラムコードとして統合する
  3. Cデータベースとウェブサーバーを物理的に同じハードウェアに配置する
  4. D大規模なシステムを特定機能を持つ小さなサービスに分割し独立して動作させる
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正解:D大規模なシステムを特定機能を持つ小さなサービスに分割し独立して動作させる

システムを複数の小規模なサービスの集合体として構成し、各サービスを独立して開発・デプロイ可能にする設計手法です。

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25クラウドの設計原則として、手作業を減らしヒューマンエラーを防ぐために推奨されるアプローチはどれか。

  1. A繰り返し行う構築や運用作業を自動化する
  2. Bすべての作業を手動で慎重に実施する
  3. C1台の高性能サーバーに処理を集約する
  4. D障害対応はすべて事後の手動対応とする
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正解:A繰り返し行う構築や運用作業を自動化する

繰り返し可能なプロセスを自動化することで、ヒューマンエラーを減らし信頼性と俊敏性を高められます。

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26クラウドがインフラストラクチャにもたらす「弾力性(Elastic)」の定義として最も適切なものはどれか。

  1. Aシステムが外部からのサイバー攻撃を自動で弾き返す能力
  2. Bリソースの性能を柔軟にスケールアウトまたはスケールインする性質
  3. Cデータのバックアップを複数のリージョンに自動コピーする機能
  4. D固定の月額料金で無制限にリソースを利用できる契約形態
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正解:Bリソースの性能を柔軟にスケールアウトまたはスケールインする性質

弾力性(伸縮性)とは、必要に応じてサーバーリソースなどを増減(スケールアウト/スケールイン)できることを意味します。

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27オンプレミスシステムで主流だった「スケールアップ」によるスケーリングの制約はどれか。

  1. A複数台のサーバーを用意するため初期費用が高額になる
  2. Bロードバランサーの設定が複雑になる
  3. C性能上限やメモリスロットの上限による制限がある
  4. Dアベイラビリティゾーンをまたいだ構成が必須となる
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正解:C性能上限やメモリスロットの上限による制限がある

CPUのアップグレードやメモリ増強によるスケールアップは、物理的なハードウェアの性能上限やスロットの空きに依存する制限があります。

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28「スケールアウト構成」の耐障害性の観点での優位性は何か。

  1. A単体のサーバー性能を極限まで高めるため障害が起きにくい
  2. Bサーバーの台数を減らすことで管理の手間を省略できる
  3. Cソフトウェアの問題が発生した際に自動的にバグを修正する
  4. D特定のサーバーに問題が生じても他のサーバーが処理を引き継ぐことができる
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正解:D特定のサーバーに問題が生じても他のサーバーが処理を引き継ぐことができる

複数台で構成されるため、一部に障害が発生してもサービス提供を継続できる点が優れています。

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29新製品の立ち上げなどでトラフィック増加が予測できる場合に有効なスケーリング手法はどれか。

  1. Aスケジュールによるスケーリング
  2. B手動によるスケールアップ
  3. C状態によるスケーリング
  4. Dコンポーネントの密結合化
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正解:Aスケジュールによるスケーリング

予定されているビジネスイベントによってトラフィックが急増する場合は、スケジュールによるスケーリングが有効です。

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30「状態によるスケーリング」においてトリガーとして利用される監視項目の例はどれか。

  1. Aサーバーの購入日やリース期間
  2. BCPUの平均利用率やネットワークのトラフィック量
  3. Cソースコードの行数やコミット回数
  4. Dデータセンターの室温や湿度
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正解:BCPUの平均利用率やネットワークのトラフィック量

監視サービスを利用し、CPU利用率やトラフィック量などの状態に基づいて自動的にスケールアウトやスケールインを行います。

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31クラウド環境においてWebアプリケーションの並列化を行うために、リクエストを分散させる目的で使用されるものはどれか。

  1. AAmazon SQS
  2. BAuto Scaling グループ
  3. Cロードバランサー (ELB)
  4. DAWS Well-Architected Tool
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正解:Cロードバランサー (ELB)

ロードバランサーを使用することで、複数の非同期Webサーバー間で受信リクエストを分散させ、並列処理を実現できます。

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32クラウドアーキテクチャにおけるサーバーリソースの捉え方としてベストプラクティスとされるものはどれか。

  1. A一度構築したらシステム更新まで5年間は構成を変更しない
  2. B貴重な資産として1つのハードウェアを大切に使い続ける
  3. C必ず手動でバックアップを取得し障害復旧に備える
  4. D使い捨て可能なビジネスリソースとして必要なときに調達し不要なときに破棄する
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正解:D使い捨て可能なビジネスリソースとして必要なときに調達し不要なときに破棄する

サーバーの初期調達費用が不要で即時追加・削除が可能なため、使い捨て可能なリソースとして柔軟に活用することが推奨されます。

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33需要が低下し、システムの負荷が低くなった場合に取るべきアクションはどれか。

  1. Aスケールイン
  2. Bスケールアウト
  3. Cスケールアップ
  4. Dシステムの完全停止
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正解:Aスケールイン

弾力性を活かし、高負荷時にはスケールアウト(増やす)、低負荷時にはスケールイン(減らす)を行うことでコストを最適化します。

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34災害対策として、東京リージョンのシステムを大阪リージョンに再構築する場合、AWSを利用するとどの程度の時間で可能とされているか。

  1. A数秒以内
  2. B数分
  3. C数日
  4. D数週間
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正解:B数分

クラウドを利用すれば、数回のクリックによりわずか数分で別リージョンにデプロイし再構築することが可能です。

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35AWSクラウドが提供するメリットとして正しくないものはどれか。

  1. Aビジネスの俊敏性が向上する
  2. B従量課金制によりコストが最適化される
  3. Cキャパシティを事前に厳密に予測する必要がある
  4. D数分で世界中に展開できる
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正解:Cキャパシティを事前に厳密に予測する必要がある

AWSでは必要に応じてリソースの増減が可能であるため、最大のインフラ容量を事前に予測する必要がなくなります。

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36AWSを利用することで、企業がインフラの保守運用にかかっていた時間を何に充てることができるようになるか。

  1. Aデータセンターの不動産契約の更新
  2. Bハードウェアベンダーとの価格交渉
  3. C冷却設備のメンテナンス
  4. Dビジネスを差別化するプロジェクトなどの本来の業務
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正解:Dビジネスを差別化するプロジェクトなどの本来の業務

運用や保守への投資が不要になることで、ビジネスの差別化やユーザーに直接関わるプロジェクトに専念できます。

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37AWSクラウドコンピューティングの6つのメリットに含まれるものはどれか。

  1. A巨額の設備投資(固定費)が不要になる
  2. Bキャパシティを事前に厳密に予測する必要がある
  3. C単一のデータセンターにすべてを集約できる
  4. Dハードウェアを長期保有して資産計上できる
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正解:A巨額の設備投資(固定費)が不要になる

6つのメリットには「固定費が変動費に」「キャパシティ予測が不要」「規模の経済」「俊敏性の向上」などが含まれます。

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38システムの一部に障害が発生しても、全体を停止させることなく一部の更新や修正を可能にする設計手法はどれか。

  1. A密結合アーキテクチャ
  2. Bマイクロサービスアーキテクチャ
  3. Cモノリシックアーキテクチャ
  4. Dスケールアップアーキテクチャ
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正解:Bマイクロサービスアーキテクチャ

システムを複数の小規模で独立したサービスの集合体として構成することで、全体の柔軟性と拡張性を高めることができます。

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39「状態によるスケーリング」を自動化するにあたり、リソースの増減を指示するアクションを実行する機能はどれか。

  1. AAmazon SQS
  2. BAWS Well-Architected Tool
  3. CCloudWatch のアラーム
  4. Dオンプレミスの監視サーバー
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正解:CCloudWatch のアラーム

CloudWatchのアラームをトリガーにしてAuto Scalingが起動指示を出し、リソースが増減されます。

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40単一のサーバーを増強して対応しようとすると直面する「スケールアップ」の限界とは何か。

  1. Aネットワーク帯域が半分に制限されること
  2. B別のリージョンへのデータ移行が必須になること
  3. COSのライセンス費用が台数分かかること
  4. Dハードウェアの性能上限やメモリスロットの上限に達すること
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正解:Dハードウェアの性能上限やメモリスロットの上限に達すること

スケールアップは既存機器の部品交換などで対応するため、マザーボードなどの物理的な上限以上の性能強化ができません。

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41アプリケーション導入前に最大のキャパシティを決定してしまうことのリスクとして適切なものはどれか。

  1. A高額で無駄なリソースが発生する可能性がある
  2. Bセキュリティの脆弱性が高まる
  3. Cシステムがクラウド上で起動しなくなる
  4. D開発者のアジャイル開発が早まる
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正解:A高額で無駄なリソースが発生する可能性がある

必要以上のインフラ容量を予測して導入すると、未使用の無駄なリソースに対して費用をかけることになります。

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42AWSのメリット「固定費が柔軟な変動費へ」における「固定費」とは、オンプレミス環境における何を指しているか。

  1. Aインターネット回線の毎月の通信料
  2. Bデータセンターやサーバーへの多額の事前投資
  3. Cエンジニアの毎月の基本給
  4. Dソフトウェアのサブスクリプション料金
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正解:Bデータセンターやサーバーへの多額の事前投資

オンプレミスではデータセンターやサーバー購入などの設備投資(資本支出)として事前に多額の固定費が必要でした。

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43Well-Architected Tool を使用することの利点はどれか。

  1. A自社のオンプレミス環境とクラウド環境のネットワークを自動接続する
  2. B未使用のクラウドリソースを自動的に削除してコストを下げる
  3. C設計がAWSのベストプラクティスに沿っているかを自己評価し継続的な改善を促進する
  4. Dセキュリティインシデント発生時にAWSの担当者が自動対応する
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正解:C設計がAWSのベストプラクティスに沿っているかを自己評価し継続的な改善を促進する

マネジメントコンソールから利用でき、設計や運用に関するガイダンスを得て自己評価と改善を行うことができます。

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44AWSクラウドの設計原則「並列化を考慮する」に関する説明で正しいものはどれか。

  1. A繰り返し可能なプロセスは手動で実行するよう設計する
  2. Bロードバランサーを使用して1台のサーバーに負荷を集中させる
  3. C複数のサーバーを連携させず完全に独立したシステムを乱立させる
  4. Dクラウドでは繰り返し可能なプロセスを簡単に構築できるため積極的に並列化を実践する
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正解:Dクラウドでは繰り返し可能なプロセスを簡単に構築できるため積極的に並列化を実践する

クラウドは並列化を容易に行えるため、弾力性と組み合わせて並列処理を積極的に実践・自動化することが推奨されます。

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45クラウドの弾力性(Elasticity)を活かすことで得られる主なコスト面の効果はどれか。

  1. A負荷が低いときにリソースを減らし無駄な費用を抑えられる
  2. B常に最大構成を維持するため費用が固定化される
  3. C一度増やしたリソースは減らせず費用が増え続ける
  4. D従量課金がなくなり定額制に切り替わる
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正解:A負荷が低いときにリソースを減らし無駄な費用を抑えられる

弾力性により需要に応じてリソースを増減できるため、低負荷時のスケールインで無駄なコストを削減できます。

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