2026/09/13

事例問題10問を別枠で仕上げるネットマーケティング検定対策

全40問の得点率70%=28問正解を、収録603問の分野配分から逆算します。個人受験は年4回の在宅リモートWebテストのみで随時受験ができないため、申込の1週間前締切と標準学習時間15時間の置き方まで整理しました。

執筆:ケンテイラボ編集部(資格試験対策アプリ開発・運営)

ネットマーケティング検定は、サーティファイ Web利用・技術認定委員会が2012年から実施している民間検定です。出題は全40問の択一選択式(4択)で、そのうち30問が基本問題、残る10問が事例問題という二層構造になっています。試験時間は80分、合格基準は得点率70%以上で、級区分のない単一レベルの試験です。受験資格に学歴・年齢・講座受講の有無による制限はなく、公式が示す標準学習時間は15時間とされています。

この記事では、40問の内訳と得点率70%という基準、そして個人受験が年4回の在宅リモートWebテストに限られるという制度面の条件から、学習の順番を組み立てます。制度や教材に関する記述はサーティファイの公式サイトと、文部科学省のガイドラインに基づく同社の開示情報を参照しています。分野ごとの問題数は、ケンテイラボが収録しているネットマーケティング検定の603問を数えた自社データです。

基本問題30問と事例問題10問を別の科目として扱う

公式の試験概要では、40問の内訳が基本問題30問と事例問題10問であることが明記されています。事例問題は「基本知識の理解と問題解決能力、業界動向や新たな手法の理解」を測る区分と説明されており、基本問題とは測ろうとしているものが違います。公開されているサンプル問題を見ると、企業の状況を示した設定文の後に、正しいものまたは不適切なものを4択で選ばせる形式です。題材にはアクセス解析の3方式(サーバーログ型・ビーコン型・パケットキャプチャ型)の使い分けやKPIの設定が使われています。

配点について公式が示しているのは「得点率70%以上」という基準だけで、事例問題の1問が基本問題の1問より重いのかどうかは公表されていません。開示情報の認定基準一覧にも分野別・問題区分別の基準点はありません。したがって対策は「40問全体の得点率」で考えるのが妥当で、事例問題の配点が重いことを前提にした計画は立てられません。

そのうえで、練習の中身は分けたほうが噛み合います。基本問題で必要なのは用語と定義を取り違えないことで、これは一問一答の反復が効きます。事例問題で必要なのは、長い設定文から論点を1つに絞り、知っている定義をその状況に当てはめる読み方です。同じ知識量でも、後者は設定文を読む訓練をしていないと時間内に処理しきれません。

本番での順番も分けて考えられます。基本問題30問と事例問題10問は測っている力が違うので、先に基本問題を片付けて残り時間を事例問題に寄せる進め方が取れます。80分という試験時間は、設定文を丁寧に読み直す余裕を最初から確保できる長さではありません。どちらを先に解くかは仕上げの演習で一度決めておき、本番でその場の判断に任せないようにします。

事例問題は公式テキストの外からも出る

公式は事例問題について、業界動向や新たな手法については公式テキスト以外からも出題される場合があると明記しています。公式テキスト側にも、出題範囲に準じて作成されているものの、ネットマーケティングに関連する最新の知識・情報はテキストの記載に関わらず出題されることがある旨の注記があります。注記が例として挙げているのは、インターネットや情報端末の普及状況、新たなセキュリティ技術・マーケティング技法・コミュニケーションツール、最新の検索ランキングアルゴリズムです。つまり、テキスト外からの出題を名指しで明記しているのは事例問題についてですが、テキスト側の注記は試験全体を対象にしており、基本問題に最新の情報が出ないとは言っていません。事例問題を中心に、試験全体で範囲の輪郭が少し開いていると考えるのが実態に合います。

その開いた部分を埋める材料として、公式テキストの著者によるコラムが補助教材として公開されています。コラムは「本試験の事例問題でも取り上げられることの多い、インターネットビジネスの最前線」を扱うと説明されており、第60回は生成AI時代のプロセス把握(2025年11月13日)、第61回はeスポーツ(2026年3月5日)、第62回はダークソーシャル(2026年5月11日)というテーマです。範囲の延長線が公式の側から示されている形なので、事例問題の準備をするならここを見ておく価値があります。

収録している603問で確かめると、「生成AI」という語を含む問題は0問、「メタバース」は4問、「NFT」は3問でした。過去の出題をもとにした演習だけでは、新しい題材は構造的に埋まりません。逆に言えば、ここは知識量ではなく「知らない言葉を残さない」作業で対処できる領域です。

もう一点、サンプル事例問題の題材になっているアクセス解析やKPIについて、収録603問で語を含む問題を数えると、アクセス解析が3問、KPIが4問でした。収録問題では、これらの論点を名指しで問う問題は多くありません。事例問題は新しい知識を足す枠ではなく、各分野で覚えた定義を状況に当てはめる枠だと考えたほうが準備の見通しが立ちます。

  • 事例問題の設定文は、まず「誰が何に困っているのか」を自分の言葉で1文に言い換えてから選択肢を読む
  • 新しい用語は、定義と「既存の用語との違い」を1行で書けるところまで整える(バイラルとバズ、ペイドとアーンドなど)
  • 著者コラムは通読せず、扱われている題材名だけを一覧にして、意味を説明できないものだけを調べる
  • 業務で見かけた新しい手法は、出題範囲12分類のどこに当たるかを紐づけておく

28問正解ラインを8分野のどこで積むか

得点率70%は、40問のうち28問の正解に当たります。落とせるのは12問で、この12問をどの分野に割り当てるかが計画そのものになります。公式の出題範囲は大項目3つ(インターネットマーケティング総論/インターネットマーケティング各論/関連知識)と事例問題で構成され、中項目は概論、インターネット技術概論、総論、リサーチ、PR・ブランディング、広告、インターネット販売、効果測定、外注管理、ポリシー、関連法規、コンプライアンスとCSRの12分類です。分野別の基準点は公表されていないため、苦手分野を1つ抱えたまま全体で28問を作る設計が成り立ちます。

次の表は、ケンテイラボが収録している603問を8つの分野に分けたときの問題数と構成比、そして各分野で扱われている論点の説明です。公式の12分類を演習しやすい単位にまとめたもので、どこに演習量を割けるかの目安になります。

収録問題8分野の内訳と比重

ケンテイラボではネットマーケティング検定の収録問題を8の分野に分けて整理しています (学習しやすさを優先した本サイト独自の区分で、実施団体が公表している 出題区分そのものではありません)。収録している603問を分野別に集計すると、 最も問題数が多いのは「⑧ 関連法規」の93問(全体の15.4%)、 最も少ないのは「④ プロモーション(PR/ブランディング)」の65問(同10.8%)です。上位3分野だけで全体の41.1%を占めるため、 ここを先に固めるかどうかが得点の土台になります。

収録数がいちばん厚いのは関連法規の93問で、次がネットマーケティング基礎理論の79問です。関連法規と各種ポリシー・コンプライアンスの2分野を合わせると162問になり、収録全体の4分の1を超えます。この2分野は後述のとおり答えが動きにくい領域なので、ここを先に固めると28問の土台ができます。

関連法規93問を最初の得点源にする

関連法規(中項目11)の小項目は、知的財産、不正アクセス防止法、個人情報保護法、不正競争防止法・景品表示法、ウイルス作成罪・その他関連法の5つです。薬機法や特定電子メール法は小項目として明示されていません。学ぶ側から見ると、範囲の輪郭が5本にはっきり区切られていて、どこまで広げればよいかが判断しやすい分野です。

法令の条文を前提にした設問は、施策や動向の設問と違って答えが一意に決まります。収録603問での内訳を見ると、不正競争防止法に触れる問題が16問、景品表示法が13問、著作権が9問、個人情報保護法が6問、懸賞が5問、オプトアウトが4問、要配慮個人情報が3問、権利の存続期間が3問でした。論点の粒度が細かいぶん、1つずつ潰した効果がそのまま得点に乗ります。

数字の暗記が必要な箇所も限られています。収録603問のうち、法定刑や罰則に触れる問題は12問(関連法規11問、各種ポリシー・コンプライアンス1問)でした。条文の数字を端から覚えるのではなく、罰則が問われている論点だけを拾えば足ります。

  • 著作権・商標権・特許権・実用新案権・意匠権を1枚の表にして、保護対象・存続期間・登録手続きの要否を横に並べる
  • 個人情報保護法は、要配慮個人情報/第三者提供とオプトアウト/本人からの苦情対応の3点に絞る
  • 景品表示法は優良誤認と有利誤認の区別を先に固め、その後で総付景品と懸賞の限度額に進む
  • 不正アクセス防止法(識別符号の不正取得・提供や助長行為)と、刑法の不正指令電磁的記録に関する罪を混ぜない
  • 不正競争防止法は営業秘密の不正取得と信用回復措置という2つの入口から整理する

数字の鮮度が落ちる分野は覚える対象を変える

一方で、ネットマーケティング基礎理論やインターネット広告には、普及率・利用者規模・市場動向といった時点依存の数字が絡みます。公式テキストは第4版が2023年3月7日に発行されたもの(A5判384ページ、2,200円税込、ISBN 978-4-295-01608-3)で、2026年9月時点で第5版の刊行は確認できませんでした。テキストに載っている数値と現在の数値がずれうる領域だと理解しておくほうが安全です。

ただし、数字そのものを大量に覚える試験ではありません。収録603問のうち「%」または「%」を含む問題は17問で、内訳はネット販売・効果測定・外注管理6問、基礎理論5問、プロモーション3問、関連法規3問でした。普及率に触れる問題は3問です。桁や大小関係を押さえておけば処理できる設問が中心だと読めます。

同じ理由で、プロモーション分野も覚え方を選ぶ必要があります。収録603問のうちSEOに触れる問題は18問で、内部施工で重視されるタグ、スニペットに関わる記述、被リンクの評価、ドアウェイページのようなスパム行為とペナルティといった論点が並びます。ここは具体的な順位決定要因を追うのではなく、検索エンジンが何を嫌うのかという方向で押さえると、仕様変更に影響されません。

  • 統計の数値は「どの調査か」「いつの時点か」を必ずセットで見て、単独の数字として覚えない
  • 数値を選ばせる設問では、桁が1つ違う選択肢を先に外してから残りを比べる
  • 検索ランキングのアルゴリズムやSNSの配信面は仕様変更が早いため、細部より仕組みの言い換えを覚える
  • 指標はKGIとKPIの関係、CTR・CVR・ROI・直帰率の定義という順で、計算より意味の取り違えを潰す

Web担当者の4要件から外注管理とポリシーを読み直す

この検定の認定基準は、企業のWeb担当者に求められる「ファシリテート能力」「Webに関する知識や技術」「ネットマーケティングに関する知識」「経営戦略と連動したWebブランディング能力」を有することと示されています。公式は、この4要件が出題範囲のどの中項目に対応するのかを示していません。そのうえで説明文を並べると、ファシリテート能力(社内各部門との調整、外部のWeb制作会社やシステム開発会社との連携)は中項目9(外注管理)と、ブランディング能力(顧客・社会・市場と自社との結び付け方)は中項目5(PR・ブランディング)や中項目10(ポリシー)、中項目12(コンプライアンスとCSR)と関係が深いと読めます。ここではそのうち、技術知識とは性格の違う外注管理とポリシーを取り上げます。

中項目10の小項目は、ソーシャルメディアポリシー、プライバシーポリシー、情報セキュリティポリシーの3つです。収録603問では、ソーシャルメディアポリシーに触れる問題が10問、ISO26000が6問、CSRが6問でした。ポリシーの設問は条文の暗記ではなく、社員・消費者・運用メンバーという三者に対して何を意思表示するのか、そして定期的な評価・見直しをどう位置づけるのかという考え方を問う作りになっています。

外注管理は、発注側の管理能力を問う分野です。収録603問では外注に触れる問題が11問、検収が2問、仕様書が2問でした。問題数としては多くありませんが、SEO対策会社にスパム施策を行われた場合に自社サイトが受ける影響のように、プロモーション分野の知識を前提にして判断させる設問が含まれます。他の分野を一通り読んだ後に戻ると、同じ設問が急に解けるようになる位置にあります。

  • 各種ポリシーは「何を書くか」より「誰に向けた意思表示か」と「見直しの前提」から覚える
  • 外注は、仕様書が検収の基準になるという一本の関係で押さえる
  • コンプライアンスは事例の結末ではなく、企業が取るべき対応とその順番(速やかに公表すべき事柄など)で覚える
  • ISO26000は7つの中核主題と消費者課題の7項目という数の構造から入る

年4回の在宅リモートWebテストから逆算する申込と環境の段取り

ネットマーケティング検定は、認定会場で随時実施される個人受験(随時試験)の対象試験に含まれていません。個人が受けられるのは年4回の全国一斉試験だけです。2026年度は第31回が2026年5月24日(日)、第32回が8月2日(日)、第33回が11月8日(日)、第34回が2027年2月14日(日)という日程で公表されています。なお2024年度は年2回の日程でしたが、2025年度以降は年4回の日程が示されています。

全国一斉試験は会場受験ではなく、在宅・在社で受けるリモートWebテスト形式です。試験開始時間帯である13時から15時のあいだの任意の時点から開始でき、実際に試験が始まった時点から80分が計測されます。2つのカメラと7つのAIによる不正監視機能が搭載されていますが、AIの検知だけで即失格になるのではなく、人の目による確認を経て最終判定される仕組みです。団体受験では問題冊子とマークシートによる筆記形式も選べますが、マークシート形式は団体受験に限られます。

受験環境として、インターネット接続、受験用端末(パソコンまたはタブレット)、スマートフォン、スマートフォンスタンド、静かな個室が必要です。スマートフォンはサブカメラとして縦置きし、パソコン画面の四隅が映るように設置します。海外からの受験も可能です。学習が仕上がっていても、スタンドや個室の確保が当日にずれ込むと落ち着いて80分を使えないので、申込と同じタイミングで用意しておくほうが安全です。

申込の締切は形式によって違い、リモートWebテスト形式は試験実施日の1週間前まで、団体のマークシート形式は2週間前までです。申込期間は試験日の約2ヶ月半前から始まり、各回の期間は日程ページに掲載されています。受験料は6,700円(税込)で、2026年3月31日までに実施する試験は6,200円でした。団体受験会場で実施する場合は、受験料とは別に1試験1回につき受験申込手続料2,240円が必要です。

結果発表は試験日から約2週間半後に設定されています。直近の第33回は11月8日の試験で11月25日、第34回は2027年2月14日の試験で3月3日と、いずれも17日後です。そして同一試験の2回目以降の受験申込は、前回試験の合否結果を受領した後に行う必要があります。つまり11月の回で届かなかった場合、次に受けられるのは2月の回になります。受け直しの間隔が3ヶ月単位になる制度なので、1回で通す前提で学習量を前に寄せる意味があります。

公式が示す想定受験者像には、営業担当者やコンサルタント、これからマーケティングを学ぶ初心者、育児休業中の人や地方在住の人、人材育成の担当者や管理職、学生や転職希望者が挙げられています。会場に行かずに自宅から受けられる形式は、このうち移動の制約がある人にとっては利点です。その代わり、受験できる日が年4回に固定されているという条件を引き受けることになります。

標準学習時間15時間を「80分・40問」に噛み合わせる配分

公式が示す標準学習時間は、初学者が合格レベルに達する目安として15時間です。本番は80分で40問なので、1問あたりの平均は2分になります。事例問題は設定文を読む時間が必要なぶん、基本問題を1分台で流せるようにしておくと配分に余裕が出ます。

15時間の置き方としては、公式テキスト第4版の12章構成を出題範囲の性質に合わせて並べ替えるのが素直です。第4版は第1章 インターネットマーケティングを行うにあたって、第2章 インターネット技術概論、第3章 総論、第4章 インターネットリサーチ、第5章 プロモーション、第6章 インターネット広告、第7章 インターネットを利用した販売、第8章 効果測定、第9章 外注管理、第10章 各種ポリシー、第11章 関連法規、第12章 インターネットとコンプライアンス、CSRという構成で、付録に過去問題1回分が収録されています。

  • 最初の5時間:第1章・第2章と第11章・第12章。用語の土台と、答えが動きにくい法規の輪郭を先に作る
  • 次の5時間:第3章から第8章。個別手法・リサーチ・広告・販売・効果測定を、指標の定義を軸にまとめて読む
  • 次の3時間:第9章・第10章を読み、付録の過去問題を80分計って解く
  • 残りの2時間:間違えた設問の周辺だけをテキストに戻って読み、事例問題は設定文の言い換えを書き出して確かめる

収録問題で演習する場合は、1分野を完璧にしてから次へ進むより、8分野を薄く1周してから弱い分野に戻るほうが形式に合います。判定が40問全体の得点率で行われ、分野別の基準点がないためです。1周目で分野ごとの正答率を出しておけば、残り時間をどこに使うかを数字で決められます。本試験の分野別出題数は公表されていませんが、分野ごとの出題数が大きく偏らなければ、8分野のうち2つが50%台でも、残る6分野が8割で取れていれば全体としては28問のラインに届く計算です。

2025年以降に入れ替わった教材と、年度平均58.5%の射程

公式教材の入手状況はここ1年で変わっています。直近の公開試験の本試験問題を提供していた「直近過去問題デジタル問題集」は、2025年7月27日に提供が終了しました。公式問題集の書籍版(B5判146頁・過去問題4回分・2,090円税込)も販売委託先での販売を終え、在庫限りで絶版となっています。いま公式に揃うのは、公式テキスト第4版(過去問題1回分を収録)、デジタル問題集(利用期限1年・過去問題5回分・自動採点と解説付)、過去問題集の購入履歴がある人向けの買い足しオプションとして模擬問題(1試験分780円税込)、公式テキスト著者が過去試験20問を解説する対策講座動画(33分・980円税込・事例問題の解説付)、そして無料で公開されているサンプル問題です。

試験問題と正答は一般には公表されませんが、公開試験の実施後に、その試験の受験者に対して正答と解説が開示されます(資格受付ONLINEのマイページから確認します)。受験後の復習が制度として用意されているので、仮に届かなかった場合でも次の回に向けた材料が手元に残ります。

合格率は、2025年度の平均が58.5%、累計受験者数が13,973名(2026年3月31日時点)と公表されています。2023年度は平均64.3%、累計受験者数11,597名(2024年3月31日時点)でした。サーティファイの公表方針に書かれているのは年度当初に試験別の累計受験者数と合格率を掲載することで、回次別の受験者数・合格率は公式サイトに掲載されていません。2024年度の平均合格率は公式の掲載を確認できなかったため、2023年度と2025年度の2点だけでは、合格率が上がっているのか下がっているのかという推移の向きは言えません。しかも全国一斉試験は2023年度が年2回、2025年度が年4回と、実施回数も違う年度どうしです。

公表されているのが年度平均だけなので、「第何回が難しかった」という回次単位の比較はできません。もっとも、合格基準は得点率70%以上の絶対基準であり、他の受験者の出来によって合否のラインが動く仕組みではありません。追うべき数字は合格率ではなく、40問中28問を安定して取れているかどうかです。

合格した場合、2022年4月以降に受験した人にはオープンバッジ(デジタル認定証)とデジタル認定証明書が交付されます。合否に関わらず、全受験者に結果表が発行されます。公式サイトに、合格後の登録・更新制度や年会費の案内は見当たりません。また、サーティファイ全体の制度として障がい者特別措置制度があり、開示情報には会場試験での対応例として、試験時間の延長や問題冊子の拡大コピー配布、拡大鏡・照明機器・補聴器の持参使用、座席指定、試験室入り口までの付添者同伴が挙げられています。個人受験がリモートWebテストに限られるこの検定での扱いは、申込前に申請窓口へ確認しておくのが確実です。

実際に問題を解いて知識を定着させよう

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