⑤ 正規分布と標本分布

統計検定2級195

問題

小学生の1日のエネルギー摂取量について、母集団の変動係数が0.6である。標本平均(推定量)の変動係数を0.05以下に抑えるために必要な最小の調査人数(標本の大きさn)はいくらか。

A169人
B100人
C121人
D144人✓ 正解

正解

D144人

解説

標本平均の変動係数は 0.6 / ルートn。これが0.05以下なので 0.6 / 0.05 ≦ 12 ≦ ルートn、よって n ≧ 144 となります。

分野解説:⑤ 正規分布と標本分布

統計的推測の中核となる正規分布と標本分布を学ぶ分野です。正規分布の形を決める平均と分散、±1・±2・±3標準偏差の範囲に入る割合(約68%・95%・99.7%)、標準正規分布や正規分布の再生性・線形変換の性質が頻出です。歪度・尖度による分布の特徴づけも扱います。後半では母集団と標本の関係、標本平均の期待値が母平均に一致すること、標準誤差、そして中心極限定理を学び、χ²分布・t分布・F分布といった標本分布へと広がります。ここは推定・検定に直結する重要分野なので、確率の面積計算に慣れておきましょう。

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