⑥ 人体のしくみと気体による疾患
潜水士 第214問
問題
肺呼吸の仕組みにおいて、胸腔に空気が吸い込まれる原理として正しいものはどれか。
A肺自体が膨らむことで、外部の空気を直接吸い込むため
B胸腔が広がり内部の圧力が下がることで、圧力が高い外部から低い胸腔へ気体が流れるため✓ 正解
C胸腔が狭まり内部の圧力が上がることで、圧力が低い外部から高い胸腔へ気体が流れるため
D横隔膜が上がることで肺が押し広げられ、空気が吸い込まれるため
正解
B:胸腔が広がり内部の圧力が下がることで、圧力が高い外部から低い胸腔へ気体が流れるため
解説
胸腔が広がり圧力が下がると、気体は圧力が高い外部から低い胸腔へ向かって流れます。
分野解説:⑥ 人体のしくみと気体による疾患
潜水に関わる人体の生理と、気体が引き起こす疾患を学ぶ分野です。肺胞でのガス交換や死腔、横隔膜と肋間筋による呼吸運動、心臓の構造と体循環・肺循環の経路、神経系の伝達経路といった基礎生理が土台になります。そのうえで、酸素中毒(脳酸素中毒と肺酸素中毒の違い)、炭酸ガス(二酸化炭素)中毒、窒素酔い、一酸化炭素中毒など気体による障害の原因・症状・予防が問われます。体のしくみを理解してから疾患を学ぶと、なぜ起こるかが腑に落ちて記憶に残りやすくなります。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
潜水士について
潜水業務に必要な国家資格
| 主催 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
|---|---|
| 出題形式 | 五肢択一式40問(潜水業務・送気潜降及び浮上・高気圧障害・関係法令 各10問) |
| 試験時間 | 4時間 |
| 受験料 | 8,800円 |
| 合格基準 | 科目ごとの得点が40%以上、かつ合計が60%以上 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
潜水士の関連記事
潜水士試験を4科目から9分野に割って穴なく仕上げる
送気式もスクーバも、水中で報酬を得る作業に就くならこの免許が前提になります。4科目を9分野に割り直した対応表をもとに、配点の目安、学習の進め方、取りこぼしやすい論点を順に押さえます。
泳げなくても受かる?実技のない潜水士試験の難しさ
4科目それぞれに合格基準があるので、得意科目で稼ぐ戦法が効きません。実技のない学科だけの試験という特性、必要な学習量、受験者層、計算と暗記の配分、他の潜水・海洋系資格との位置関係を確認。
ボイルとヘンリー、潜水士試験の物理と高気圧障害を結び直す
水深10mごとに約0.1MPa。この一点から圧力の計算はほぼ片づきます。ゲージ圧と絶対圧力の区別、気体4法則の1対1整理、高気圧障害の原因と対処、吹き上げと潜水墜落の違い、法令の数字まで。