⑤ 人事労務管理スタッフに求められる能力
メンタルヘルスマネジメント検定I種 第339問
問題
毎日大量に飲酒しているが、遅刻や欠勤はなく、仕事もきちんとこなしている従業員がいる。この従業員への対応として適切なものはどれか。
A本人の同意を得ずに家族へ連絡し、家族から受診させるよう依頼する
Bアルコール依存症の疑いがあるため、就業規則に基づき直ちに懲戒処分とする
C職場管理上の問題がないため、本人の健康状態が心配であることを伝え、軽く受診を促すにとどめる✓ 正解
D本人と周囲が困る状況になるまで、一切の注意喚起を行わない
正解
C:職場管理上の問題がないため、本人の健康状態が心配であることを伝え、軽く受診を促すにとどめる
解説
本人も周囲も困っていない(事例性がない)ケースでは、強く受診を勧めることはできず、軽く受診を促す程度にとどめるべきである。
分野解説:⑤ 人事労務管理スタッフに求められる能力
人事労務の担当者に固有の役割と能力を扱う、I種らしい分野です。人事制度や配置転換、評価の運用が働く人の心理に与える影響、労働時間の管理、そして関係者との調整力が論点になります。産業保健の専門職とは異なる立場から、制度と組織を動かすことで環境を変えるのが人事労務の役割だという前提を押さえておくと、選択問題でも論述でも一貫した解答ができるようになります。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
メンタルヘルスマネジメント検定I種について
人事労務担当者・経営幹部を対象とした最上位のマスターコース
| 主催 | 大阪商工会議所 |
|---|---|
| 出題形式 | 選択問題(100点)と論述問題(50点) |
| 試験時間 | 3時間(選択問題2時間・論述問題1時間) |
| 受験料 | 11,550円(税込) |
| 合格基準 | 選択問題と論述問題の合計が150点満点中105点以上、かつ論述問題が25点以上 |
| 難易度 | ★★★★☆ |
メンタルヘルスマネジメント検定I種の関連記事
組織のしくみを作る側に立つ|メンタルヘルス検定I種の学習
論述問題が課されるため、覚えた内容を自分の言葉で書けるところまで持っていかないと届きません。大阪商工会議所のマスターコースとして何が問われるのか、II種・III種との違いや当日の配分も扱います。
II種の延長では届かない、メンタルヘルス・マネジメント検定I種
大阪商工会議所の3コースで最も重く、問われるのは知識の量より論述を書き切る力。人事労務スタッフや経営幹部が対象という前提を踏まえ、分野ごとの手ごわさと必要な学習量から独学の可否を判断する。
書けなければ受からない — メンタルヘルス検定I種の論述
選択問題で得点できても、論述が届かなければ合格になりません。出題されやすいテーマの型、得点になる答案の骨格、押さえたい指針名や制度名、減点を招く書き方、独学でできる骨子練習の進め方まで。