⑫ 技能・応用②(親族外承継)

事業承継アドバイザー3級420

問題

「中小PMIガイドライン」における、譲渡側の重要な取引先へのM&A初期の対応として、適切でないものはどれですか。

AM&A成立直後に、譲渡側経営者とともに主要取引先を訪問し、M&Aの目的や経緯、譲受側に関する情報を説明する
B主要な取引先との取引解消により事業継続に影響が出るおそれがある場合は、必要に応じてM&A成立前に訪問して説明を行う
C取引条件や取引経緯の把握のため、主要取引先と最も強い関係性を持つ人物(譲渡側経営者など)からの協力を得る
D企業概要書等の確認やチェンジ・オブ・コントロール条項の有無の調査は、M&A成立後の挨拶の段階で行うべきである✓ 正解

正解

D企業概要書等の確認やチェンジ・オブ・コントロール条項の有無の調査は、M&A成立後の挨拶の段階で行うべきである

解説

企業概要書などの資料確認や、チェンジ・オブ・コントロール(COC)条項の有無・内容の確認は、M&A成立前の「プレPMI」の段階で行うべきものです。

分野解説:⑫ 技能・応用②(親族外承継)

親族外承継を題材にした計算・事例問題で、収録50問と最も多い分野です。事業譲渡の会社法手続は、譲渡側の特別決議と譲受側で決議が必要になるかの判断が数値を変えて問われます。契約や債権債務の承継手続、潜在債務を抱える企業を買う場合の手法選択・価格調整・表明保証と補償による対処も扱われます。デューデリジェンスは具体的で、営業許可、賃貸借契約の条項、未払退職金、社長個人資産の混在、役員貸付金、資産除去債務、破産更生債権等の貸倒引当金が出ます。資金面では調達必要額の内訳、レーマン方式の基準額、年倍法、LBO後の財務影響、のれんの会計と税務、PMIの初期対応、土地・建物の相続税評価が問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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