⑫ 技能・応用②(親族外承継)

事業承継アドバイザー3級419

問題

「中小PMIガイドライン」における、M&A成立後の「譲渡側従業員向けの説明会(Day 1等)」の開催や対応に関するアドバイスとして、適切でないものはどれですか。

AM&A成立後遅滞なく、全従業員に対して同時に、等しく、正確に伝える場として説明会を開催し不安の防止を図る
B説明会の実施後、さらに一対一の個別面談を行い、一人ひとりの不安や思いに耳を傾け寄り添った説明を行う
CDay 100以内を目途に、クイック・ヒットとして即効性のある就労環境改善策を可能な範囲で実行しメリットを実感してもらう
D従業員の中で業務や他の従業員への影響力が大きい人材(キーパーソン)に対しても、他の従業員と全く同時に情報を伝えるべきである✓ 正解

正解

D従業員の中で業務や他の従業員への影響力が大きい人材(キーパーソン)に対しても、他の従業員と全く同時に情報を伝えるべきである

解説

キーパーソンに対しては、他の従業員に先行してM&Aに関する情報を伝え、協力を得られるよう事前に合意しておくことが推奨されます。

分野解説:⑫ 技能・応用②(親族外承継)

親族外承継を題材にした計算・事例問題で、収録50問と最も多い分野です。事業譲渡の会社法手続は、譲渡側の特別決議と譲受側で決議が必要になるかの判断が数値を変えて問われます。契約や債権債務の承継手続、潜在債務を抱える企業を買う場合の手法選択・価格調整・表明保証と補償による対処も扱われます。デューデリジェンスは具体的で、営業許可、賃貸借契約の条項、未払退職金、社長個人資産の混在、役員貸付金、資産除去債務、破産更生債権等の貸倒引当金が出ます。資金面では調達必要額の内訳、レーマン方式の基準額、年倍法、LBO後の財務影響、のれんの会計と税務、PMIの初期対応、土地・建物の相続税評価が問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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