⑫ 技能・応用②(親族外承継)

事業承継アドバイザー3級408

問題

LBO(レバレッジド・バイアウト)ファイナンスの基本的なストラクチャーにおいて、資金調達を行う「主体」およびその後の流れとして最も適切なものはどれですか。

A買収者が自社で直接LBO資金を調達し、対象会社を買収した後に自社と対象会社を即時清算する
B対象会社が自ら金融機関から多額の資金を借り入れ、その資金を用いて自社の既存株主から株式を買い取る
C買収者が買収目的会社(SPC)を設立してSPC名義で資金を調達し、対象会社株式を取得した後にSPCと対象会社が合併する✓ 正解
D買収者が新たな子会社を設立し、子会社が保有する固定資産をすべて売却して得た資金を対象会社の株主に直接交付する

正解

C買収者が買収目的会社(SPC)を設立してSPC名義で資金を調達し、対象会社株式を取得した後にSPCと対象会社が合併する

解説

LBOファイナンスは、買収目的会社(SPC)が調達主体となって買収を行い、その後にSPCと対象会社が合併するストラクチャーが一般的です。

分野解説:⑫ 技能・応用②(親族外承継)

親族外承継を題材にした計算・事例問題で、収録50問と最も多い分野です。事業譲渡の会社法手続は、譲渡側の特別決議と譲受側で決議が必要になるかの判断が数値を変えて問われます。契約や債権債務の承継手続、潜在債務を抱える企業を買う場合の手法選択・価格調整・表明保証と補償による対処も扱われます。デューデリジェンスは具体的で、営業許可、賃貸借契約の条項、未払退職金、社長個人資産の混在、役員貸付金、資産除去債務、破産更生債権等の貸倒引当金が出ます。資金面では調達必要額の内訳、レーマン方式の基準額、年倍法、LBO後の財務影響、のれんの会計と税務、PMIの初期対応、土地・建物の相続税評価が問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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