⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

事業承継アドバイザー3級292

問題

マルチプル法の計算において、割引率として加重平均資本コスト(WACC)を用いるかどうかの記述として正しいものはどれか。

Aマルチプル法では常にWACCを割引率として用いる。
Bマルチプル法ではなく、一般的にDCF法においてWACCが割引率として用いられる。✓ 正解
C中小企業の評価に限り、マルチプル法でWACCを使用することが義務付けられている。
DWACCはコストアプローチでのみ使用される指標である。

正解

Bマルチプル法ではなく、一般的にDCF法においてWACCが割引率として用いられる。

解説

WACCを割引率として用いて将来のキャッシュフローを現在価値に割り引く手法は、マルチプル法ではなくDCF法です。

分野解説:⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

第三者への承継を評価・財務面から扱う分野です。収録41問では、仲介契約とファイナンシャル・アドバイザー契約の違いと利益相反、レーマン方式による報酬、法務・労務デューデリジェンスの調査事項が問われます。企業価値評価は三つのアプローチの区別が中心で、DCF法の算定手順、EV/EBITDA倍率法の計算と中小企業向けの調整、ネットアセットアプローチが過大評価になり得る場合が扱われます。人の承継では労働契約承継法の主従事の別と異議申出、株式譲渡や吸収合併での従業員の処遇が出ます。のれんの算出根拠・負ののれん・償却ルール・適格合併での扱い、エクイティ・ファイナンスやサーチファンドも問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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