⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

事業承継アドバイザー3級291

問題

ネットアセットアプローチ(コストアプローチ)による企業価値評価が「過大評価」につながるおそれがあるケースはどれか。

A将来の収益獲得能力が極めて高い成長企業を評価する場合
B簿外に価値の高い特許権などの無形資産を多く保有している企業を評価する場合
C衰退期にあり収益性が低く、減損会計等を適用していない企業を評価する場合✓ 正解
D資産の売却処分を前提として清算価値で評価する場合

正解

C衰退期にあり収益性が低く、減損会計等を適用していない企業を評価する場合

解説

収益性の低い衰退企業で減損会計を適用していない場合、帳簿上の純資産が実態より高く維持されているため、過大評価になる可能性があります。

分野解説:⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

第三者への承継を評価・財務面から扱う分野です。収録41問では、仲介契約とファイナンシャル・アドバイザー契約の違いと利益相反、レーマン方式による報酬、法務・労務デューデリジェンスの調査事項が問われます。企業価値評価は三つのアプローチの区別が中心で、DCF法の算定手順、EV/EBITDA倍率法の計算と中小企業向けの調整、ネットアセットアプローチが過大評価になり得る場合が扱われます。人の承継では労働契約承継法の主従事の別と異議申出、株式譲渡や吸収合併での従業員の処遇が出ます。のれんの算出根拠・負ののれん・償却ルール・適格合併での扱い、エクイティ・ファイナンスやサーチファンドも問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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