⑥ 親族内承継②(遺言・遺留分・信託)

事業承継アドバイザー3級220

問題

役員の退職に関連して法人がその役員に対する貸付金を放棄した場合の法人税の取扱いとして正しいものはどれか。

A放棄した貸付金は経済的な利益に該当せず、退職金には含まれない。
B放棄した貸付金は全額が法人の寄附金として取り扱われる。
C放棄した貸付金は実質的に退職金を支給したものと同様とみなされ、役員退職金の額に含まれる。✓ 正解
D放棄した貸付金は役員の給与所得としてのみ課税され、法人の計算上は無視される。

正解

C放棄した貸付金は実質的に退職金を支給したものと同様とみなされ、役員退職金の額に含まれる。

解説

金銭の支払いはないものの、役員の退職に関連する貸付金の放棄は経済的な利益に該当し、役員退職金に含まれる。

分野解説:⑥ 親族内承継②(遺言・遺留分・信託)

株式評価と相続の法律面を扱う分野です。収録40問では、相続税法上の同族株主や中心的な同族株主の判定、配当還元方式が使える要件、類似業種比準方式の比準要素、持株会社を使う場合の効果とリスクが問われます。遺言では撤回、自筆証書遺言の財産目録、検認が不要となる場合、遺言執行者、法務局での保管制度が扱われ、遺留分では割合、侵害額請求権の時効、相続開始前の放棄、相続人への生前贈与を算入する期間制限が出ます。経営承継円滑化法の除外合意・固定合意は、対象者、合意要件、確認と家庭裁判所の許可の期間制限まで問われます。信託の課税関係と役員退職金の退職所得も扱われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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