⑥ 親族内承継②(遺言・遺留分・信託)
事業承継アドバイザー3級 第185問
問題
事業承継において持株会社を活用した場合の効果やリスクに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
正解
D:持株会社が現経営者から事業会社の株式を買い取るため、現経営者の相続税の負担は必ず軽減される。
解説
株式売却で得た資金がそのまま現金として残った場合、後継者が相続税の課税を受けるため軽減効果が期待できない場合がある。
分野解説:⑥ 親族内承継②(遺言・遺留分・信託)
株式評価と相続の法律面を扱う分野です。収録40問では、相続税法上の同族株主や中心的な同族株主の判定、配当還元方式が使える要件、類似業種比準方式の比準要素、持株会社を使う場合の効果とリスクが問われます。遺言では撤回、自筆証書遺言の財産目録、検認が不要となる場合、遺言執行者、法務局での保管制度が扱われ、遺留分では割合、侵害額請求権の時効、相続開始前の放棄、相続人への生前贈与を算入する期間制限が出ます。経営承継円滑化法の除外合意・固定合意は、対象者、合意要件、確認と家庭裁判所の許可の期間制限まで問われます。信託の課税関係と役員退職金の退職所得も扱われます。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
事業承継アドバイザー3級について
金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定
| 主催 | 銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ) |
|---|---|
| 出題形式 | CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問) |
| 試験時間 | 120分 |
| 受験料 | 5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込) |
| 合格基準 | 100点満点(50問×各2点)中60点以上 |
| 難易度 | ★★★★☆(やや難しい) |
事業承継アドバイザー3級の関連記事
事業承継アドバイザー3級、5事例10問と画面上電卓から組む学習設計
2026年度から紙の全国一斉公開試験がなくなり、問題用紙を持ち帰る受け方は選べなくなりました。残るのはスコアレポートと出題項目一覧です。基本知識40問と技能・応用10問をどう分けて回すか、収録426問の12分野と対応づけて組み立てます。
事業承継アドバイザー3級20.87パーセントを、同じ回の3級9種目と並べる
全国一斉公開試験だった第162回の合格率20.87パーセントは、同じ日の法務3級31.83、相続アドバイザー3級35.73を下回りました。記述式を廃した回に55.89へ跳ねた履歴と、収録426問での法務・税務・評価の重なりから読み解きます。
事業承継アドバイザー3級の株価・宅地・M&A価格の算定早見表
大会社なら類似業種比準価額と純資産価額の低い方、同族株主以外が取得するなら配当還元方式。技能・応用の5事例で問われる算定式を、手法名からではなく適用場面から引ける形に並べました。