④ 成分役割応用

化粧品成分検定1級158

問題

ヘアコンディショナーの成分表示に「ステアルトリモニウムクロリド」と「セタノール」が記載されている。この処方において、静電気を防ぎ髪をなめらかにする主剤と、乳化の安定性を高める助剤の組み合わせの意図はどれか。

Aマイナスに帯電した髪にカチオン界面活性剤であるステアルトリモニウムクロリドが吸着して柔軟性を与え、高級アルコールであるセタノールが乳化安定性を高めている。✓ 正解
Bセタノールが髪のマイナス帯電を中和し、ステアルトリモニウムクロリドが水と油を強力に乳化する。
Cどちらも強力なアニオン界面活性剤であり、頭皮の皮脂を根こそぎ洗浄する意図がある。
Dステアルトリモニウムクロリドが髪のケラチンを溶解して浸透させ、セタノールがその穴を物理的に塞いでいる。

正解

Aマイナスに帯電した髪にカチオン界面活性剤であるステアルトリモニウムクロリドが吸着して柔軟性を与え、高級アルコールであるセタノールが乳化安定性を高めている。

解説

コンディショナーでは「+」の電気を持つカチオン界面活性剤(ステアルトリモニウムクロリド等)が毛髪に吸着して柔軟性を与え、高級アルコール(セタノール等)がクリームの硬さ調整や乳化安定性を高める助剤として働きます。

分野解説:④ 成分役割応用

個別の成分が処方の中で果たす役割を応用的に判断する力を学ぶ分野です。複数の成分が組み合わさったときの相乗効果・相殺効果、配合バランスの最適化、肌悩み別の成分組み合わせ、特定の機能を達成するための処方設計などを整理。1級ならではの統合的・応用的な思考が求められる分野です。

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化粧品成分検定1級について

処方読解・法規応用まで問う化粧品成分の最上級資格

主催一般社団法人日本化粧品成分検定協会
出題形式マークシート形式・40問
試験時間40分
受験料13,200円(税込)
合格基準正答率70%以上(28問以上)
難易度★★★★☆(やや難しい)
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