⑥ 融資業務2

コンプライアンス・オフィサー(銀行コース)225

問題

十分な担保価値を有する公社債等の担保提供を受けているにもかかわらず、あえて差し押さえられた債務者の預金と相殺を行ったうえで公社債の担保を解除する行為についての評価として、最も適切なものはどれか。

A担保解除は債務者の利益となるため、適法な相殺として常に認められる。
B特定の債権を自働債権とし、あえて差押預金と相殺することは相殺権の濫用とされる可能性が高い。✓ 正解
C担保の有無にかかわらず、相殺は金融機関の自由であるため問題ない。
D公社債の担保価値が債権額と同額である場合に限り、相殺が認められる。

正解

B特定の債権を自働債権とし、あえて差押預金と相殺することは相殺権の濫用とされる可能性が高い。

解説

容易に換価できる担保を有しながら、あえて差押えを受けた預金と相殺する行為は「狙い撃ち相殺」と同視され、相殺権の濫用とされる可能性が高い。

分野解説:⑥ 融資業務2

融資業務のうち、保証・担保に関する法務を中心に学ぶ分野です。経営者保証に関するガイドライン、第三者による個人連帯保証の制限、個人貸金等根保証契約の極度額や元本確定期日・確定事由、信用保証協会の保証条件と免責、制限行為能力者による保証の効力などが頻出です。民法改正で強化された個人保証人の保護や、経営者保証を求めない融資の考え方は近年の重要テーマです。誰がどの範囲まで保証責任を負うのかを、契約類型ごとに整理して理解しておきましょう。

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コンプライアンス・オフィサー(銀行コース)について

銀行業務の法令遵守力を試す検定

主催一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい)
出題形式四答択一式(詳細な出題数・配点は公式サイトで要確認)
試験時間100分
受験料5,500円(税込)
合格基準合格基準は公式サイトで要確認
難易度★★★☆☆
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