③ 取扱い1(点火・運転障害・附属品操作)
二級ボイラー技士 第155問
問題
ボイラー水に「溶解性蒸発残留物」が多く含まれている場合、水面計の点検やボイラーの管理において異常に気付くための説明として、最も適切なものはどれか。
A水面計の弁・コックが「開」になっていれば、ボイラー水が減っても水面計は元の常用水位を示したままになるため異常に気付けない。
B溶解性蒸発残留物は普段から固形物として沈殿しているため、毎日1回吹出しを行ってもかまどろ(軟質のスラッジ)として排出できない。
C溶解性蒸発残留物が多い状態では排ガス中のH2O(水)の濃度が著しく上昇するため、その計測値から空気量の過不足を正確に判断できる。
D溶解性蒸発残留物が多いと石けん水のような泡が多量に発生し、キャリオーバ(ホーミング)によってボイラー水全体が著しく揺れ動くため水面計の水位が確認しにくくなる。✓ 正解
正解
D:溶解性蒸発残留物が多いと石けん水のような泡が多量に発生し、キャリオーバ(ホーミング)によってボイラー水全体が著しく揺れ動くため水面計の水位が確認しにくくなる。
解説
溶解性蒸発残留物や有機物が多いと石けん水のような泡が多量に発生するホーミングを招き、水面が著しく揺れ動くため水位の確認が困難になります。
分野解説:③ 取扱い1(点火・運転障害・附属品操作)
ボイラーの日常的な取扱い操作を学ぶ分野です。たき始めの手順、プレパージ(炉内換気)、油だきボイラーの点火操作と点火制限時間、運転中の障害(キャリオーバ・逆火・すすの付着等)への対応、附属品の操作が頻出です。「取扱いに関する知識」科目の中心で、実際の運転をイメージした手順の理解が問われます。点火・運転の一連の流れを順を追って覚え、なぜその操作が必要かを結びつけて理解すると、応用の利く知識になります。
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二級ボイラー技士について
設備管理で需要の高い国家資格
| 主催 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
|---|---|
| 出題形式 | 五肢択一式40問(ボイラーの構造・取扱い・燃料及び燃焼・関係法令 各10問) |
| 試験時間 | 3時間 |
| 受験料 | 8,800円 |
| 合格基準 | 科目ごとの得点が40%以上、かつ合計が60%以上 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
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4科目のどれか一つで40%を割れば、合計が60%を超えても届きません。附属品や自動制御の用語量、機械の予備知識の有無で変わる時間、電気工事士や危険物と並べた重さを比べます。
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