ケンテイラボ

2026/04/24

二級ボイラー技士 構造・取扱い・法令の要点早見表【直前チェック】

二級ボイラー技士で頻出の構造・取扱い・燃料・法令の要点を一気に整理。附属品と自動制御、点火と運転障害、燃焼・通風方式、安全弁の調整順など、これだけは覚えたいポイントをコンパクトにまとめた直前チェック用チートシートです。

二級ボイラー技士は、ボイラーの構造・取扱い・燃料及び燃焼・関係法令の4科目からなり、各科目40%以上かつ合計60%以上が合格基準です。範囲が広い分、直前期には要点を横断的に見返せる早見表が役立ちます。この記事では、ケンテイラボの二級ボイラー技士対策376問で頻出のテーマを、科目ごとに「これだけは覚えておきたい」形で一覧化しました。試験直前の総まとめや、テキスト学習の合間の確認に活用してください。

構造:本体と伝熱の要点

  • 放射伝熱面:火炎からの放射熱を受ける面。接触(対流)伝熱面と区別する
  • 丸ボイラー(炉筒煙管など):保有水量が多く、負荷変動に強い
  • 水管ボイラー:起動が速く高圧・大容量向き。保有水量は少ない
  • 鋳鉄製ボイラー:セクション構造で暖房用途に多い
  • 保有水量が多い=急な蒸気消費に強いが、起動に時間がかかる

形式ごとの長所・短所は「保有水量」と「起動の速さ」を軸に対比すると覚えやすくなります。丸ボイラーと水管ボイラーの違いは頻出ポイントです。

構造:附属品・自動制御の要点(最頻出)

  • 圧力計:ブルドン管式が一般的。ボイラー本体の圧力を示す
  • 水面計:ボイラー水位を目で確認する装置
  • 安全弁:設定圧力で蒸気を逃がし、過度の圧力上昇を防ぐ
  • 給水装置:給水ポンプや逆止め弁でボイラーへ水を送る
  • 吹出し(ブロー)装置:ボイラー水の一部を排出し不純物を除く
  • 自動制御:温度・圧力・水位を制御し、インタロックで安全を確保

附属品・自動制御は出題比率が最も高い分野です。「装置名=役割」を1対1で結びつけ、機能から名称を引けるようにしておくと得点が安定します。

取扱い:点火と運転障害の要点

  • プレパージ:点火前に炉内を換気し、未燃ガスを排出する
  • 点火制限時間:油だきで着火しない場合、燃料供給を止める時間の管理
  • キャリオーバ:ボイラー水が蒸気に混入する現象。水質管理で防ぐ
  • 逆火(バックファイヤ):炉内から火が吹き返す危険。点火手順で防止
  • たき始め:水位・各弁の確認を行ってから徐々に昇圧する

取扱いは「点火前→点火→運転→障害対応」の流れで整理すると混同しません。プレパージがなぜ必要かなど、理由とセットで覚えるのがコツです。

取扱い:水管理・保全の要点

  • スケール:不純物が伝熱面に固着し、伝熱を妨げる。効率低下や過熱の原因
  • 腐食:溶存酸素などによる金属の劣化。水質管理で抑える
  • ブロー:ボイラー水の一部を排出し、不純物濃度を下げる
  • 水位検出器:電極式・フロート式。点検整備が重要
  • 保存方法:乾燥保存・満水保存の使い分け

燃料及び燃焼:用語と方式の要点

  • 高発熱量と低発熱量:水蒸気の潜熱を含むか否かで区別する
  • 着火温度(発火点)と引火点:燃えはじめる温度の意味の違い
  • 重油バーナ:圧力噴霧式・回転式など噴霧方式の違い
  • 燃焼方式:予混合燃焼と拡散燃焼(気体燃料)の違い
  • 通風方式:自然通風・押込通風・誘引通風・平衡通風の分類
  • 大気汚染:NOx・SOx・ばいじんの発生と防止

「通風=空気の送り方・引き方」「燃焼=燃料と空気の混ぜ方」と切り口を分けると、分類問題で混同しにくくなります。似た用語は定義で区別しましょう。

関係法令:検査・資格の要点

  • 各種検査:製造・構造・使用・落成など、検査の流れを順に押さえる
  • 伝熱面積:算定の考え方が、取扱いに必要な資格区分に関わる
  • 取扱作業主任者:ボイラーの規模に応じて選任が必要
  • ボイラー室:設置基準や出入口・距離に関する規定
  • 届出手続き:設置・変更などに伴う手続きの流れ

関係法令:附属品管理・数値の要点

  • 安全弁の調整:過熱器用は胴(本体)より先に作動させる
  • 圧力計・水高計:目盛りの表示に関する規定
  • 定期自主検査:実施の頻度と記録の保存
  • 水面測定装置・給水装置:備え付けに関する規定
  • 管の防護:燃焼ガスに触れる部分の措置

直前チェック:混同しやすいポイント

  • 丸ボイラー(保有水量多) vs 水管ボイラー(起動が速い)
  • 放射伝熱面(放射熱) vs 接触伝熱面(対流熱)
  • 高発熱量(潜熱含む) vs 低発熱量(潜熱を差し引く)
  • 着火温度(自然に燃える温度) vs 引火点(火を近づけて燃える温度)
  • 予混合燃焼/拡散燃焼(燃焼方式) vs 自然・押込・誘引・平衡(通風方式)
  • 安全弁:過熱器用は胴より『先』に作動させる

似た用語を「対」で覚えると、ひっかけ問題にも対応しやすくなります。とくに発熱量・着火温度・通風方式・燃焼方式は毎回のように問われる頻出ポイントです。

ケンテイラボで要点を得点力に変えよう

ここで整理した構造・取扱い・燃料・法令の要点は、ケンテイラボの二級ボイラー技士対策376問で繰り返し演習することで定着します。出題比率の高い附属品・自動制御や、暗記量の多い関係法令の分野に絞り込んで弱点を潰し、各科目が40%を割らないかを確認しましょう。早見表で全体像をつかんだら、無料の問題演習で得点力に変え、二級ボイラー技士の合格を確実なものにしてください。

実際に問題を解いて知識を定着させよう

ケンテイラボでは二級ボイラー技士の問題を無料で練習できます。

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