② 企業財産の管理と法務
ビジネス実務法務検定2級 第53問
問題
売買契約において、所有者から不動産の所有権を譲り受けたが、引渡し及び所有権移転登記手続への協力を拒まれている。買主の売主に対する請求として正しいものはどれか。
A契約締結と同時に自動的に引渡しがあったとみなされるため、請求する必要はない。
B所有権移転登記を経るまでは、売主に対して土地の引渡しを請求することはできない。
C登記を経ない間であっても、売買契約の当事者間では所有権を主張して土地の引渡しを請求できる。✓ 正解
D所有権移転登記の手続協力を請求することはできるが、引渡しの請求は登記後でなければならない。
正解
C:登記を経ない間であっても、売買契約の当事者間では所有権を主張して土地の引渡しを請求できる。
解説
売買契約の効果は原則として契約締結時に生じるため、当事者間では登記がなくても所有権を主張して引渡しを請求できます。
分野解説:② 企業財産の管理と法務
企業が保有する財産の管理と、それをめぐる法律関係を扱う分野です。預金の払戻しと弁済の有効性、預金者保護法による偽造・盗難カード被害の補てん、不動産の対抗要件(登記)や差押えと譲渡の優劣が頻出です。あわせて著作権など知的財産権の帰属・行使・登録の性質も問われます。有形の財産(不動産・預金)と無形の財産(著作権等)で保護の仕組みが異なる点を意識し、対抗要件と善意無過失の判断基準を整理して学ぶのが得点のコツです。全45問を収録しています。
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ビジネス実務法務検定2級について
企業法務を実務レベルで学ぶ
| 主催 | 東京商工会議所 |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式(IBT方式・CBT方式) |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | 7,700円(CBT方式は別途CBT利用料2,200円) |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
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