① 企業取引・契約の法務
ビジネス実務法務検定2級 第15問
問題
新品の冷蔵庫の売買契約に基づき、売主の家電販売店が買主の自宅に冷蔵庫を配送したが、扉に大きな傷がついていたため買主が受領を拒否した。家電販売店の履行遅滞責任について、民法上正しいものはどれか。
A買主が受領を拒否したため、家電販売店ではなく買主が受領遅滞の責任を負う。
B配送後の不可抗力による損傷とみなされるため、家電販売店は一切の責任を免れる。
C冷蔵庫を自宅に配送した時点で弁済の提供をしたことになるため、履行遅滞の責任を免れる。
D傷のある冷蔵庫の配送は債務の本旨に従った弁済の提供とはいえず、履行遅滞の責任を負う。✓ 正解
正解
D:傷のある冷蔵庫の配送は債務の本旨に従った弁済の提供とはいえず、履行遅滞の責任を負う。
解説
弁済の提供は債務の本旨に従って現実にしなければ責任を免れないため、傷のある冷蔵庫の配送では履行遅滞の責任を免れません。
分野解説:① 企業取引・契約の法務
企業取引の土台となる民法の意思表示・契約の成立と、行為能力の制限を学ぶ分野です。未成年者・成年被後見人・被保佐人など制限行為能力者の取消権、法定代理人の同意、詐術を用いた場合の効果が頻出です。契約の申込みと承諾、代理、意思表示の瑕疵といった契約法務の基礎も問われます。取消し・無効・追認の違いや、誰が取り消せるのかを場面ごとに整理し、以降の各分野で前提となる民法の考え方を確実に押さえておきましょう。全43問を収録しています。
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ビジネス実務法務検定2級について
企業法務を実務レベルで学ぶ
| 主催 | 東京商工会議所 |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式(IBT方式・CBT方式) |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | 7,700円(CBT方式は別途CBT利用料2,200円) |
| 合格基準 | 100点満点中70点以上 |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
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