⑧ 疑わしい取引(制度・実務)
AML/CFTスタンダードコース 第292問
問題
ガイドラインにおいて、取引が疑わしい取引に該当すると判断した場合の届出時期の考え方として、最も適切なものはどれか。
A疑わしい取引に該当すると判断した後、即座に届出を行う手続を開始する態勢を構築する。✓ 正解
B1か月に1回決まった日にまとめて届出を行う態勢を構築する。
C取引日から必ず1か月以内に届出を行うよう一律に期限を設ける。
D年度末に全件をまとめて行政庁へ報告する。
正解
A:疑わしい取引に該当すると判断した後、即座に届出を行う手続を開始する態勢を構築する。
解説
ガイドラインFAQでは、1か月に1回のまとめ報告は不適切であり、即座に届出の手続を開始することが求められている。
分野解説:⑧ 疑わしい取引(制度・実務)
疑わしい取引の届出(STR)制度とその実務を学ぶ分野です。届出の対象となる犯罪収益等の範囲、未遂や取引謝絶の場合の扱い、届出の判断方法、行政庁への届出方法や届出書の作成単位、届出を行った事実の顧客への漏えい禁止(タイピング・オフの禁止)が頻出です。士業への届出義務の適用範囲も問われます。34問が配分され、いつ・何を・どのように届け出るかという制度の要件と手続を、条文の枠組みに沿って整理することが求められます。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
AML/CFTスタンダードコースについて
マネロン・テロ資金供与対策の基礎
| 主催 | 運営団体は変動しうるため公式サイトで要確認 |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式(出題形式・問題数は回により異なるため公式サイトで要確認) |
| 試験時間 | 100分 |
| 受験料 | 5,500円(税込) |
| 合格基準 | 合格基準は公式に定める基準を満たすこと(詳細は公式サイトで要確認) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
AML/CFTスタンダードコースの関連記事
9分野を犯収法から積むAML/CFTスタンダードコース学習法
国内法である犯収法と、国際基準であるFATF。二つの層が重なるところでつまずく人は多く、9分野の配点感覚とリスクベース・アプローチの捉え方を落ち着いて追える構成にしています。
金融知識ゼロからAML/CFTスタンダードコースは届くか
マネー・ローンダリングとテロ資金供与への対策を扱う検定。公表される数字をどう受け止めるか、コンプライアンス実務に就く受験層の厚み、近い領域の資格と比べたときの重さを整理した一本。
AML/CFTスタンダードコース 略語と制度名の混同をほどく
FATFの国際基準と犯収法、CDD・EDDとSTR。似た略語が並ぶほど記憶はあいまいになります。分野をまたいで頻出の制度と用語を一枚に集め、直前の見直しに使える形へ整えた早見表です。