ねこ検定 中級・上級 ⑤ 猫の病気

猫でよく話題になる病気の名称と特徴を、広く浅く押さえる分野。ワクチンで予防が図られる感染症や、猫免疫不全ウイルス感染症・猫白血病ウイルス感染症・猫伝染性腹膜炎といったウイルス性疾患、慢性腎臓病や下部尿路の疾患、口内炎、甲状腺や心臓に関わる病気、品種に関連するとされる疾患などが挙がる。原因・かかりやすい年齢や性別・一般に知られる兆候といった対応づけが問われやすい。診断や治療は獣医師の領域なので、テキストが示す一般的な知識の範囲にとどめ、自己判断の材料にしないこと。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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161腎臓は身体の老廃物を尿として排出する器官で「ネフロン」という組織が集まって構成されている。猫の腎臓1cm3(1立方センチメートル)あたりのネフロンの数はいくつか。

  1. A10,300個
  2. B7,900個
  3. C5,400個
  4. D12,000個
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正解:B7,900個

犬のネフロン密度が10,300個であるのに対し、猫は7,900個と低いため、腎臓病にかかりやすい構造になっている。

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162猫の病気の中でも特に発症しやすい慢性腎臓病であるが、15歳以上の猫の約何割が発症するといわれているか。

  1. A約8割
  2. B約5割
  3. C約6割
  4. D約9割
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正解:A約8割

猫は腎臓の構造上、慢性腎臓病になりやすく、15歳以上の猫の約8割が発症するという報告がある。

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163慢性腎臓病は初期では無症状であるが、多飲多尿などの症状が現れて飼い主が気づく頃には、腎臓の機能の約どれくらいが失われているか。

  1. A約3割
  2. B約5割
  3. C約9割
  4. D約7割
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正解:D約7割

多飲多尿などの症状が現れる頃には、すでに腎機能の約7割が失われている。早期発見と治療が大切である。

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164泌尿器系の器官のうち、膀胱炎や尿石症などの「下部尿路疾患」が起こる「下部尿路」と呼ばれる部分はどこか。

  1. A腎臓から尿管まで
  2. B膀胱から尿道まで
  3. C腎臓から尿道まで
  4. D尿管から膀胱まで
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正解:B膀胱から尿道まで

泌尿器の中でも、膀胱から尿道までを下部尿路と呼ぶ。

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165尿中でミネラル分が固まってできた結石が尿道に詰まる尿道閉塞は、尿毒症を引き起こし命に関わる。特に注意が必要なのはどのような猫か。

  1. A尿道が細くて長いオス
  2. B尿道が太くて短いメス
  3. C尿が薄くなりやすい若い猫
  4. D膀胱の筋肉が硬くなる高齢猫
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正解:A尿道が細くて長いオス

オスは尿道が細くて長いため、結石が詰まって排尿できなくなる尿道閉塞を特に起こしやすい。

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166ケンカの傷などで感染する「猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)」が、数年の潜伏期間を経て発症した際に見られる慢性的な症状はどれか。

  1. A耳あかの増加
  2. B口内炎
  3. C後ろ足の麻痺
  4. D舌の潰瘍
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正解:B口内炎

猫エイズが発症すると、免疫機能の低下や慢性的な口内炎などの症状が見られる。

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167「猫伝染性腹膜炎」についての説明で、誤っているものはどれか。

  1. A腹水や胸水がたまるウェットタイプがある
  2. B腎臓やリンパ節にしこりができるドライタイプがある
  3. C日本で承認されたワクチンによる予防が可能である
  4. D発症すると致死率は高い
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正解:C日本で承認されたワクチンによる予防が可能である

猫伝染性腹膜炎は発症すると致死率が高い病気である。海外には認可ワクチンがあるが効果に疑問があり一般には推奨されず、日本では承認ワクチンがない。

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168腸に炎症が起きて白血球が急激に減少し、子猫が感染すると死亡することもある「猫汎白血球減少症」の原因となる病原体はどれか。

  1. Aパルボウイルス
  2. Bクラミジア
  3. Cコロナウイルス
  4. Dカリシウイルス
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正解:Aパルボウイルス

猫汎白血球減少症はパルボウイルスが原因で起こり、食欲不振、発熱、嘔吐、血便などが見られる。

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169ケンカ傷や食器の共有、母子感染などでうつる「猫白血病ウイルス感染症」の潜伏期間はどのくらいか。

  1. A発症までの期間は一生涯ない
  2. B感染後2〜3日で発症する
  3. C約1ヶ月で必ず発症する
  4. D数週間〜数年と長い
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正解:D数週間〜数年と長い

猫白血病ウイルス感染症の潜伏期間は数週間から数年と長く、発症すると発熱、貧血、リンパ腫などが見られる。

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170「猫風邪」と総称される感染症の中で、口内炎や舌の潰瘍といった症状が特徴的なものはどれか。

  1. A猫ウイルス性鼻気管炎
  2. B猫カリシウイルス感染症
  3. C猫クラミジア感染症
  4. D猫パルボウイルス感染症
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正解:B猫カリシウイルス感染症

猫カリシウイルス感染症は、口内炎や舌の潰瘍などの症状が出ることが特徴である。

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171次のうち、日本で承認されたワクチンがない感染症はどれか。

  1. A猫ウイルス性鼻気管炎
  2. B猫汎白血球減少症
  3. C猫伝染性腹膜炎
  4. D猫クラミジア感染症
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正解:C猫伝染性腹膜炎

猫ウイルス性鼻気管炎や猫汎白血球減少症、猫クラミジア感染症にはワクチンがあるが、猫伝染性腹膜炎には日本で承認されたワクチンがない。

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172嘔吐や食欲不振、便秘を引き起こす「毛球症」が起こる主な原因は何か。

  1. A細菌感染による胃腸の炎症
  2. B毛繕いで飲み込んだ毛が排泄されないこと
  3. C寄生虫が腸内に増殖すること
  4. Dストレスによる過食
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正解:B毛繕いで飲み込んだ毛が排泄されないこと

毛繕いで飲み込んだ毛が排泄されずに大きな塊となり、胃腸の働きを妨げることで発症する。

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173「巨大結腸症」の症状がさらに悪化する仕組みとして正しいものはどれか。

  1. A飲み込んだ毛が大きな塊となって胃腸の働きを妨げるため
  2. B腸に炎症が起きて白血球が急激に減少するため
  3. C細菌やウイルス感染により腸の細胞が破壊されるため
  4. D慢性的な便秘で結腸が拡張し便を押し出す力が弱くなるため
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正解:D慢性的な便秘で結腸が拡張し便を押し出す力が弱くなるため

慢性的な便秘によって結腸が拡張したままになり、便を押し出す力が弱くなることでさらに便秘が悪化する。

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174栄養不足や発育不良を引き起こす「内部寄生虫症」の原因となる、腸内に寄生する代表的な寄生虫はどれか。

  1. Aヒゼンダニとマダニ
  2. B回虫と条虫
  3. Cパルボウイルスとクラミジア
  4. Dフィラリアと耳ダニ
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正解:B回虫と条虫

回虫や条虫などの内部寄生虫が腸内に寄生することで、食欲不振、下痢、嘔吐などが見られる。

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175猫の下痢や嘔吐などの消化器症状が起こる原因について、誤っている説明はどれか。

  1. A腎臓疾患などの消化器以外の病気でも見られる
  2. B感染症や内分泌の病気が原因になることもある
  3. C消化器症状が起きるのは必ず消化器そのものに異常がある場合のみである
  4. D腫瘍が原因で消化器症状が見られることもある
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正解:C消化器症状が起きるのは必ず消化器そのものに異常がある場合のみである

消化器症状が起こる原因は多様で、消化器自体の異常だけでなく、腎臓疾患、感染症、内分泌の病気、腫瘍などでも見られる。

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176下痢や嘔吐の症状が見られた際、病気を特定するための重要な手がかりとなるのはどれか。

  1. A下痢や嘔吐の回数・頻度・色・出血の有無
  2. Bトイレの砂の種類と粒の大きさ
  3. C症状が出る前の睡眠時間の長さ
  4. D嘔吐物の温度と硬さ
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正解:A下痢や嘔吐の回数・頻度・色・出血の有無

下痢や嘔吐の回数、頻度、色、出血の有無などが病気特定の重要な手がかりになるため、写真で記録するなどの対応が有効である。

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177内分泌(ホルモン)の病気のうち、ホルモンの分泌が不足する「低下症」の主な原因は何か。

  1. A内分泌腺の腫瘍や肥大
  2. B内分泌腺の破壊や萎縮
  3. C血液中のリンパ球のがん化
  4. Dタウリンの欠乏
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正解:B内分泌腺の破壊や萎縮

分泌が増えすぎる「亢進症」は腫瘍や肥大が原因であるが、分泌が不足する「低下症」は内分泌腺の破壊や萎縮によって起こる。

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178インスリンの量が低下して血糖値が上がる「糖尿病」にかかった猫に見られやすい症状はどれか。

  1. A食欲不振と体重増加
  2. B激しいかゆみと脱毛
  3. Cたくさん食べるのにやせる・多飲多尿
  4. Dよだれと口臭・歯が抜ける
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正解:Cたくさん食べるのにやせる・多飲多尿

糖尿病は肥満の猫に多く、多飲多尿や、たくさん食べるのにやせるといった症状が主に見られる。

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179甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「甲状腺機能亢進症」は、おおむね何歳ごろから多く見られるか。

  1. A7歳
  2. B3歳
  3. C1歳
  4. D15歳
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正解:A7歳

食欲旺盛と体重減少が主な症状の甲状腺機能亢進症は、7歳ごろから多く見られる。

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180内分泌(ホルモン)系の病気で、ホルモンバランスの異常によって出やすい症状に該当しないものはどれか。

  1. A毛づやが悪くなる
  2. Bくしゃみや鼻水が続く
  3. C落ち着きがなくなる
  4. D皮膚が薄くなる・厚くなる
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正解:Bくしゃみや鼻水が続く

くしゃみや鼻水が続くのは猫風邪などの上部気道感染の症状であり、ホルモンバランスの異常によるものではない。

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181猫の耳の病気で、歩き方がふらつくなどの症状が現れるのは、耳のどの部分に異常がある場合か。

  1. A眼球の表面を覆う角膜
  2. B音を集める外耳
  3. C細菌やカビが感染しやすい中耳
  4. D身体のバランスを司る内耳
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正解:D身体のバランスを司る内耳

耳は外耳、中耳、内耳に分けられ、身体のバランスを司る内耳に異常があると歩き方がふらつくことがある。

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182眼球の表面を覆う膜の炎症で、光がまぶしくてさかんにまばたきをしたり、目をこすろうとしたりする病気はどれか。

  1. A結膜炎
  2. B白内障
  3. C緑内障
  4. D角膜炎
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正解:D角膜炎

眼球の表面を覆う角膜の炎症である角膜炎では、異物混入や感染症が原因で光をまぶしがるなどの症状が出る。

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183歯周病が進行すると、口内の症状にとどまらず全身にどのような影響を及ぼす可能性があるか。

  1. Aホルモンの分泌が過剰になり多飲多尿になる
  2. B腸が拡張して便を押し出す力が弱くなる
  3. C歯周病菌が血流で全身に運ばれて各臓器に悪影響を及ぼす
  4. D脳にウイルスが感染して運動障害が起きる
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正解:C歯周病菌が血流で全身に運ばれて各臓器に悪影響を及ぼす

歯垢の中の歯周病菌が増殖すると、菌が血流に乗って全身に運ばれ、各臓器に悪影響を及ぼすことがある。

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184歯垢や歯石が付着することで歯ぐきに炎症が起こる、歯周病の初期段階を何と呼ぶか。

  1. A歯肉炎
  2. B口内炎
  3. C歯髄炎
  4. D歯根膜炎
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正解:A歯肉炎

歯垢や歯石によって歯ぐきに炎症が起こる歯肉炎が歯周病の初期段階で、進行すると歯を支える組織が壊される歯周炎に至る。

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185慢性化しやすく、耳あかがたまって悪臭がする「外耳炎」の主な原因は何か。

  1. Aストレスによる過剰な毛繕い
  2. B紫外線の浴びすぎによる細胞のがん化
  3. Cタウリンの欠乏による機能低下
  4. D耳ダニ、細菌やカビの感染など
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正解:D耳ダニ、細菌やカビの感染など

外耳道の炎症である外耳炎は、耳ダニや細菌、カビの感染などが原因で起こる。

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186猫の循環器の病気で最も多い心筋症のタイプはどれか。

  1. A拡張型心筋症
  2. B拘束型心筋症
  3. C肥大型心筋症
  4. D先天性心筋症
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正解:C肥大型心筋症

猫で最も多い心筋症は肥大型であり、メインクーンやアメリカンショートヘアなどに多く見られる。

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187かつて猫で見られた「拡張型心筋症」が減少した背景にはどのような理由があるか。

  1. Aワクチン接種が普及したため
  2. B室内飼育が徹底されるようになったため
  3. C早期に去勢手術を行うようになったため
  4. Dキャットフードにタウリンが添加されるようになったため
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正解:Dキャットフードにタウリンが添加されるようになったため

拡張型心筋症はタウリン欠乏が原因のひとつであり、キャットフードにタウリンが添加されるようになったことで減少した。

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188「肥大型心筋症」が進行し、血栓ができて後ろ足の血管に詰まった場合に起こる症状はどれか。

  1. A激しいかゆみで掻きむしる
  2. B光をまぶしがってまばたきが増える
  3. C足を引きずって歩くようになる
  4. D腹水や胸水がたまってお腹が膨れる
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正解:C足を引きずって歩くようになる

主に左心室の筋肉が厚くなる肥大型心筋症では、血栓が後ろ足の血管に詰まると足を引きずるようになる。

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189犬だけでなく猫でも見られる「フィラリア症」の感染経路と寄生場所の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. A蚊を介して感染し成虫が肺や心臓の血管に寄生する
  2. Bマダニを介して感染し成虫が腸内に寄生する
  3. Cケンカの傷から感染し幼虫がリンパ節に寄生する
  4. D母猫から感染し成虫が膀胱に寄生する
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正解:A蚊を介して感染し成虫が肺や心臓の血管に寄生する

蚊を介してフィラリアの幼虫が体内に入り、成虫が肺や心臓の血管に寄生することで咳や呼吸困難を発症する。

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190猫に最も多く見られるがんで、猫白血病ウイルスの感染が原因になることもあるものは何か。

  1. A扁平上皮がん
  2. B肥満細胞腫
  3. Cリンパ腫
  4. D乳腺腫瘍
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正解:Cリンパ腫

血液中のリンパ球ががん化するリンパ腫は、猫に最も多く見られるがんである。

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191猫の悪性リンパ腫の発症率を高めるという報告がある環境要因はどれか。

  1. Aキャットタワーの高さ
  2. B受動喫煙
  3. Cドライタイプの食事のみの給餌
  4. D直射日光への長時間の曝露
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正解:B受動喫煙

がんが発生する原因は多様であるが、受動喫煙によって猫の悪性リンパ腫の発症率が高まるという報告がある。

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192紫外線の浴びすぎが原因のひとつとされ、白猫で発生率が高い、耳やまぶたなど顔まわりに多く発生するがんは何か。

  1. A扁平上皮がん
  2. B軟部組織肉腫
  3. C腸腺がん
  4. D肺腺がん
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正解:A扁平上皮がん

扁平上皮がんは顔まわりに多く発生する皮膚がんで、かさぶたや潰瘍ができる。

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193猫のがん(悪性腫瘍)は全身のさまざまな部分で発症するが、皮膚や粘膜から発生するものを大きく分けて何と呼ぶか。

  1. A血液系腫瘍
  2. B非上皮系腫瘍
  3. C結合組織系腫瘍
  4. D上皮系腫瘍
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正解:D上皮系腫瘍

皮膚や粘膜から発生するものを「上皮系腫瘍」、それ以外から発生するものを「非上皮系腫瘍」と分ける。

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194人にも感染する「皮膚糸状菌症(白癬)」の症状の特徴として正しいものはどれか。

  1. A激しいかゆみを伴い発疹ができる
  2. Bフケやかさぶたが見られるがかゆみは少ない
  3. C下あごに黒いポツポツができる
  4. D皮膚が薄くなり毛づやが悪くなる
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正解:Bフケやかさぶたが見られるがかゆみは少ない

カビの感染が原因で円形に脱毛し、フケやかさぶたが見られるがかゆみは少ないのが特徴である。

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195「猫疥癬」の発症原因と特徴として正しいものはどれか。

  1. Aネコショウセンコウヒゼンダニが寄生し激しいかゆみが見られる
  2. Bノミや花粉が原因で掻くことで脱毛する
  3. Cカビの感染によるもので人にも感染しやすい
  4. D毛穴に脂やフケが詰まることで発症し下あごに赤発疹ができる
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正解:Aネコショウセンコウヒゼンダニが寄生し激しいかゆみが見られる

ダニが耳のふちや顔などの皮膚に入り込むことで発症し、激しいかゆみで掻きむしる症状が見られる。

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196毛穴に脂やフケが詰まることが一因と考えられる「猫痤瘡(猫のにきび)」が主に発症する部位はどこか。

  1. Aまぶたの裏側
  2. B耳のふち
  3. Cしっぽの付け根
  4. D下あご
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正解:D下あご

猫痤瘡は主に下あごに黒いポツポツや赤発疹ができ、悪化するとかゆみや痛みを伴いる。

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197発疹や激しいかゆみを生じる「アレルギー性皮膚炎」の原因として該当しないものはどれか。

  1. Aハウスダスト
  2. B花粉
  3. C紫外線
  4. D食べ物
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正解:C紫外線

アレルギー性皮膚炎はノミや花粉、カビ、ハウスダスト、食べ物などが原因で起こる。紫外線は扁平上皮がんなどの原因とされる。

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198猫の皮膚病の治療における根本的なアプローチとして正しいものはどれか。

  1. A原因をしっかり突き止めてその原因を取り除く
  2. B塗り薬を使って表面的に症状を抑えることを優先する
  3. C症状が出た部分の毛を全て刈り取って清潔に保つ
  4. Dワクチンを接種して免疫力を高める
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正解:A原因をしっかり突き止めてその原因を取り除く

塗り薬などで一時的に症状が治まっても、原因を取り除かなければ根本的な治療にはならない。

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199猫の皮膚病の発生頻度について、犬と比較した場合の一般的な傾向はどれか。

  1. A犬よりも非常に多い
  2. B犬と全く同じ頻度である
  3. C犬に比べると少ないと言われているが増加傾向にある
  4. D犬に比べると少ないと言われており現在も減少傾向にある
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正解:C犬に比べると少ないと言われているが増加傾向にある

猫は犬に比べると皮膚病は少ないと言われているが、近年はさまざまな原因で増加傾向にある。

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200泌尿器の病気予防として、日頃から水をたっぷり飲ませることが推奨される理由は何か。

  1. A水を多く飲むことで膀胱内の細菌を直接殺菌するため
  2. B尿道が太くなり結石が詰まりにくくなるため
  3. Cストレスが緩和されて膀胱炎の併発を防ぐため
  4. D水が少ないと尿がさらに濃縮されて結石ができやすくなるため
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正解:D水が少ないと尿がさらに濃縮されて結石ができやすくなるため

猫は元々濃縮された尿を排泄するが、飲む水が少ないとさらに濃縮されて結石ができやすくなるためである。

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