介護支援専門員(ケアマネジャー) ⑪ ソーシャルワーク・相談面接技術・支援困難事例

福祉サービス分野の基礎理論を扱います。ソーシャルワークはミクロ(個別援助)・メゾ(集団援助)・マクロ(地域援助)の3層で捉え、それぞれの目的と方法を押さえます。相談面接技術では、傾聴と受容、共感、自己決定の尊重、非言語的コミュニケーション、面接の構造化が中心テーマです。支援困難事例では、サービス拒否、セルフネグレクト、家族との葛藤、虐待疑いへの対応が問われます。理念と技法を結びつけて理解することが求められます。

この分野の問題40問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

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403ソーシャルワークの3つの技術のうち、地域社会や組織、国家、制度・政策を対象とするものはどれか。

  1. Aマクロ・レベル
  2. Bメゾ・レベル
  3. Cミクロ・レベル
  4. Dパーソナル・レベル
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正解:Aマクロ・レベル

マクロ・レベルのソーシャルワークは、地域社会や国家、制度・政策などを対象とする地域援助(コミュニティワーク)です。

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404「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」を2014年に採択した組織の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. AUNICEFとILO
  2. BIFSWとIASSW
  3. COECDとASEAN
  4. DWHOとUNESCO
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正解:BIFSWとIASSW

2014年に国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)と国際ソーシャルワーク学校連盟(IASSW)によって採択されました。

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405ソーシャルワーク専門職のグローバル定義において、ソーシャルワークの中核をなすとされている諸原理はどれか。

  1. A社会正義・人権・集団的責任・多様性尊重
  2. B現状維持・秩序・公助優先・文化の同化
  3. C自由競争・自己責任・家族責任・専門性重視
  4. D経済発展・効率性・個人的責任・画一性尊重
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正解:A社会正義・人権・集団的責任・多様性尊重

定義では社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理が中核をなすと明記されています。

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406ミクロ・レベルのソーシャルワークの別名として正しいものはどれか。

  1. A地域援助
  2. B個別援助
  3. C集団援助
  4. D組織援助
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正解:B個別援助

個人や家族を対象とするミクロ・レベルのソーシャルワークは、個別援助(ケースワーク)と呼ばれます。

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407メゾ・レベルのソーシャルワークにおいて、他のメンバーを観察することで得られる効果はどれか。

  1. A他者を批判する技術の習得
  2. B自己の役割を固定する機会
  3. C他者へ命令を行う機会の獲得
  4. D自己の行動を客観視できる機会
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正解:D自己の行動を客観視できる機会

他のメンバーを観察することで、自分の行動を客観視したり、別の見方を獲得したりすることが可能になります。

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408メゾ・レベルのソーシャルワークにおいて、集団内でのメンバー間の関係の変化や動きを何と呼ぶか。

  1. A集団圧力
  2. B集団過程
  3. C集団構造
  4. D集団規範
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正解:B集団過程

メンバー間の関係に動きがあり、まとまりが強まったり崩れたりする動きを「集団過程」といいます。

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409身体的な自立度が低い高齢者に対して、メゾ・レベルのソーシャルワークで重視すべき内容はどれか。

  1. Aセルフヘルプグループの結成
  2. B高度な政治的活動の展開
  3. C資産運用の相談
  4. Dリハビリテーション
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正解:Dリハビリテーション

身体的自立度が低い高齢者に対しては、リハビリテーションを重視した通所介護やグループ活動が活用されます。

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410マクロ・レベルのソーシャルワークの機能のうち「地域における情報の流れの円滑化」に該当する活動はどれか。

  1. A法律の実施状況の監視
  2. B財源の開発
  3. C総合相談窓口の設置
  4. Dボランティアの募集
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正解:C総合相談窓口の設置

情報の流れを円滑化するための手段として、情報センターや総合相談窓口の設置、電話相談事業の開発などが挙げられます。

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411日本におけるマクロ・レベルのソーシャルワークの中核的な役割を果たしている組織はどれか。

  1. A民間企業
  2. B地域住民の任意団体
  3. C社会福祉協議会
  4. D厚生労働省
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正解:C社会福祉協議会

日本においては、社会福祉協議会がマクロ・レベルのソーシャルワークの中核的役割を果たしています。

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412マクロ・レベルのソーシャルワークにおいて、サービスの利用者集団のために行われる権利擁護・代弁活動を何と呼ぶか。

  1. Aアドボカシー
  2. Bインテーク
  3. Cアセスメント
  4. Dカウンセリング
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正解:Aアドボカシー

サービス利用者集団の権利擁護・弁護・代弁・支援活動を展開することを「アドボカシー」といいます。

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413メゾ・レベルのソーシャルワークの対象として適切でないものはどれか。

  1. A施設内の支援チーム
  2. Bセルフヘルプグループ
  3. C通所介護の利用者集団
  4. D国の制度・政策
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正解:D国の制度・政策

国の制度・政策や地域社会全体はマクロ・レベルの対象であり、メゾ・レベルは身近な集団や組織を対象とします。

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414相談面接において、援助者とクライエントとの信頼関係を意味する用語はどれか。

  1. Aラポール
  2. Bインテーク
  3. Cアセスメント
  4. Dモニタリング
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正解:Aラポール

ラポールとは、援助者とクライエントとの間に築かれる信頼関係のことを指します。

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415クライエントの生活問題だけに焦点をあてるのではなく、独自性を尊重しつつ全体を把握する視点を何というか。

  1. A社会的隔離
  2. B限定的把握
  3. C個別的抽出
  4. D生活の全体的把握
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正解:D生活の全体的把握

同じような生活問題であっても解決方法は人により異なるため、生活を全体的・総合的にとらえる視点が必要です。

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416相談援助における職業倫理として、秘密保持義務が適用される期間はいつまでか。

  1. A在職期間中のみ
  2. B退職したあとも同様
  3. C援助計画が継続中のみ
  4. Dクライエントが生存中のみ
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正解:B退職したあとも同様

相談で得られた情報は、退職したあとも秘密として保持しなければならないという高い職業倫理が求められます。

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417ベテランの専門職が経験の浅い専門職に対して、技術的・精神的なサポートを行うことを何というか。

  1. Aインターンシップ
  2. Bオリエンテーション
  3. Cピアカウンセリング
  4. Dスーパービジョン
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正解:Dスーパービジョン

スーパービジョンは、専門職の資質向上のための指導や訓練、精神的なサポートを指します。

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418相談面接の実践において重要な「自己覚知」の説明として正しいものはどれか。

  1. Aクライエントの過去の過ちを明らかにすること
  2. B自分の価値観をクライエントに教え込むこと
  3. C援助者自身の考え方や判断基準を客観的に理解すること
  4. D地域の社会資源をすべて暗記すること
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正解:C援助者自身の考え方や判断基準を客観的に理解すること

自己覚知とは、援助者が自身の性格や価値観、判断基準を客観的な視点から理解しようとすることをいいます。

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419バイステックの7原則のうち、クライエントを「一人の個人」としてとらえ、個々のニーズに合わせて対応する原則はどれか。

  1. A自己決定の原則
  2. B個別化の原則
  3. C受容の原則
  4. D秘密保持の原則
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正解:B個別化の原則

個別化の原則は、クライエントを個別性をもつ個人としてとらえ、対応も個別に分けるべきだとする考え方です。

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420バイステックの7原則における「意図的な感情表出の原則」の説明として正しいものはどれか。

  1. Aクライエントの泣き言を禁止すること
  2. B事実関係だけを正確に聞き出すこと
  3. C援助者が自分の感情を自由にぶつけること
  4. Dクライエントが感情を表現する機会をつくること
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正解:Dクライエントが感情を表現する機会をつくること

クライエントが感情(特に否定的な感情)を表に出せるよう意図的に働きかけ、その感情を理解することが重要です。

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421「統制された情緒的関与の原則」において、援助者がコントロールすべき対象はどれか。

  1. A地域のボランティア数
  2. Bクライエントの家族の行動
  3. C援助者自身の感情
  4. Dクライエントの生活費
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正解:C援助者自身の感情

援助者がクライエントの感情に巻き込まれないように、自分自身の感情をコントロールして関与することを指します。

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422バイステックの7原則における「受容の原則」の意味として正しいものはどれか。

  1. Aクライエントの要求をすべて無償で受け入れること
  2. Bクライエントの法的な罪を許すこと
  3. Cクライエントの言いなりになること
  4. Dクライエントの感情や行動をあるがままに承認すること
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正解:Dクライエントの感情や行動をあるがままに承認すること

受容とは、クライエントの行動や認識を、その背後にある感情も含めて承認することをいいます。

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423バイステックの7原則における「非審判的態度の原則」の説明として正しいものはどれか。

  1. Aクライエントの行動の良し悪しを一方的に評価しない
  2. Bクライエントに裁判を受ける権利を認めない
  3. C援助者がすべての責任を負って決断を下す
  4. Dクライエントが嘘をついていないか厳しく審理する
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正解:Aクライエントの行動の良し悪しを一方的に評価しない

援助者の価値観によって、クライエントの意見や行動を一方的に評価したり批判したりしない態度のことです。

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424バイステックの7原則における「自己決定の原則」において、援助者が行うべき適切な支援はどれか。

  1. A意思決定を迅速にするため援助者が代行する
  2. B時間をかけて自己決定能力が発揮できるよう援助する
  3. C家族の意向を最優先して本人に納得させる
  4. D本人の判断を待たずに最適なプランを決定する
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正解:B時間をかけて自己決定能力が発揮できるよう援助する

自己決定の原則では、本人の力を信じ、時間をかけて自己決定ができるよう手段を尽くして支援します。

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425「秘密保持の原則」に基づき、相談で得た情報を他者に伝える場合に不可欠な手順はどれか。

  1. A警察への届出を行う
  2. B地域包括支援センターの許可を得る
  3. Cクライエント本人の了解を得る
  4. D家族全員の同意を得る
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正解:Cクライエント本人の了解を得る

相談面接で知り得た情報は、クライエントの了解なくして他に伝えてはならないのが原則です。

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426レヴィによるソーシャルワーク専門職の価値のうち、「公平性」や「クライエントの意向の代弁」が含まれるものはどれか。

  1. A社会的価値
  2. B専門職としての価値
  3. C組織および機関の価値
  4. D対人援助サービスの価値
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正解:B専門職としての価値

営利追求ではなく、専門職としての公平性や、政策に関わる意向代弁などは「専門職としての価値」に分類されます。

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427非言語的コミュニケーションに含まれるものとして、適切でないものはどれか。

  1. A言葉の抑揚や話す速さ
  2. B表情や目線の動き
  3. C言葉で表現された具体的な内容
  4. D身振りや身だしなみ
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正解:C言葉で表現された具体的な内容

言葉によって行われる意思疎通は「言語的コミュニケーション」に分類されます。

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428傾聴の技術のうち、面接前にあらかじめクライエントの気持ちを予測して準備しておくことを何というか。

  1. A直面化
  2. B反射的理解
  3. C予備的共感
  4. D波長合わせ
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正解:C予備的共感

予備的共感(準備的共感)は、面接前に生活課題やクライエントの感情を予測し、共感の準備をすることです。

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429イーガンの提唱したSOLER(ソーラー)において、文字「L」が示す姿勢として正しいものはどれか。

  1. A腕を広げて開放的になる
  2. B相手の目を見つめ続ける
  3. C足を組んでリラックスする
  4. D相手に向かって体を少し傾ける
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正解:D相手に向かって体を少し傾ける

「Lean」は、相手に向かってからだを少し傾けることで、関心をもっていることを示す姿勢です。

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430「オープンクエスチョン(開かれた質問)」を用いる利点として、正しいものはどれか。

  1. A事実確認を短時間で行える
  2. Bはい・いいえで簡単に答えられる
  3. Cクライエントを全く戸惑わせない
  4. D多くの情報を引き出すことができる
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正解:D多くの情報を引き出すことができる

オープンクエスチョンは、相手の思いや考えなど、より多くの情報を引き出すのに有効な技術です。

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431クローズドクエスチョン(閉じられた質問)についての説明として、正しいものはどれか。

  1. Aはいやいいえで答えられる質問である
  2. Bクライエントが自由に答えられる質問である
  3. C相手の感情を深く掘り下げるのに最適である
  4. Dどう思いますかと尋ねる方法である
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正解:Aはいやいいえで答えられる質問である

クローズドクエスチョンは「はい・いいえ」などの一言で答えられる質問で、事実確認に有効です。

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432面接技術の一つである「明確化」の説明として、正しいものはどれか。

  1. Aクライエントの考えや感情を具体的に言葉にすること
  2. Bクライエントを強く叱咤激励すること
  3. Cクライエントの問題を無視して話をそらすこと
  4. D援助者がクライエントの代わりに意思決定すること
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正解:Aクライエントの考えや感情を具体的に言葉にすること

明確化とは、クライエント自身の考えや感情を、援助者が具体的に言葉にしてはっきりさせる技法です。

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433面接技術のうち、クライエントの話の背後にある思いを理解し、言葉を反復して返す技法はどれか。

  1. A直面化
  2. B励まし
  3. C反映
  4. D要約
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正解:C反映

反映は、クライエントの話の背後にある感情を理解して言葉にして返したり、言葉を反復したりする技法です。

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434インテーク面接の過程において、アセスメントを通じて自機関での解決が困難と判断された際に行うべき対応はどれか。

  1. A無理をしてでも自機関でサービスを開始する
  2. B相談をその場で終結させて帰宅させる
  3. C適切な他の機関を紹介(リファーラル)する
  4. D何もせずにしばらく様子を見るよう伝える
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正解:C適切な他の機関を紹介(リファーラル)する

自機関の機能では解決が困難な場合は、適切な他機関を紹介する「リファーラル」が必要となります。

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435インテーク面接の記録において、記載すべき項目として適切でないものはどれか。

  1. A相談員の意見と予測
  2. B援助者の個人的な家庭事情
  3. C面接の経過のまとめ
  4. D他機関との連絡の必要性
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正解:B援助者の個人的な家庭事情

インテーク記録には、面接経過、相談員の意見・予測、緊急対応の必要性、他機関との連携経過などを記載します。

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436ニーズが隠される要因のうち、サービス提供者側の要因に該当するものはどれか。

  1. A適切な機関・サービスの紹介が行われない
  2. B客観的なニーズがあるが自覚がない
  3. C精神疾患により閉じこもっている
  4. D家族への遠慮からニーズを表明しない
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正解:A適切な機関・サービスの紹介が行われない

専門職に情報が行き届かず適切な機関・サービスの紹介が行われないことは、サービス提供者側の要因に分類されます。

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437支援困難事例の特性について、正しい記述はどれか。

  1. A援助者の対応が原因になることはない
  2. B原因と結果が錯綜し複合的である
  3. C問題が単一で解決策が明確である
  4. Dどの事例も全く同じ経過をたどる
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正解:B原因と結果が錯綜し複合的である

支援困難事例は、事柄が重なることで原因と結果が入り混じり、複合的になっているのが特性です。

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438支援困難事例の発生要因のうち、「サービス提供者側の要因」に含まれるものはどれか。

  1. Aチームアプローチの機能不全
  2. B判断能力の不十分さ
  3. C社会資源の不足
  4. D家族との不和・虐待
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正解:Aチームアプローチの機能不全

チームアプローチの機能不全や、援助者主導の対応、援助関係の不成立などはサービス提供者側の要因です。

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439支援を拒否している高齢者への対応として、最も適切なものはどれか。

  1. A共感的理解を示し、根気よく信頼関係を築く
  2. B本人の意思を無視してすぐに行政措置をとる
  3. C本人の拒否がある以上、一切の関わりを断つ
  4. D無理やり住宅に侵入して強制的に介護を行う
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正解:A共感的理解を示し、根気よく信頼関係を築く

支援を拒否していても見過ごさず、訪問を重ねるなどして根気よく信頼関係を構築することが重要です。

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440自分自身が必要な支援を求めないというニーズの放棄を何と呼ぶか。

  1. Aセルフ・コントロール
  2. Bセルフ・ネグレクト
  3. Cセルフ・ヘルプ
  4. Dセルフ・サービス
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正解:Bセルフ・ネグレクト

自分自身が支援を求めず、生活の維持ができなくなる状態をセルフ・ネグレクト(自己放棄)といいます。

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441サービス利用に消極的・拒否的な人に対し、積極的に出向いて働きかけを行う活動を何というか。

  1. Aアドボカシー
  2. Bインテーク
  3. Cモニタリング
  4. Dアウトリーチ
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正解:Dアウトリーチ

地域から孤立している人などのもとへ積極的に出向き、課題解決への動機づけを行うことをアウトリーチといいます。

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442アウトリーチ(積極的訪問援助)の対象範囲に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. Aすでにサービスを利用中の人に限る
  2. B行政職員のみが対象となる
  3. C本人のみに限定される
  4. D本人のほか家族も含まれる
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正解:D本人のほか家族も含まれる

支援困難事例では家族関係が問題を複雑にしていることも多いため、アウトリーチは家族も対象とします。

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