第271問確定拠出年金の老齢給付金の受給開始年齢を判定する際の「通算加入者等期間」の計算に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- A加入者となった月から65歳に達した月の前月までの期間
- B加入者となった月から60歳に達した月の前月までの期間
- C運用指図者であった期間を除いた加入者期間のみの合計
- D加入者となった月から受給権を取得した月までの全期間
B分野のうち確定拠出年金の出口を扱う。収録53問では、通算加入者等期間の長さで受給開始年齢が段階的に決まる対応表、上限年齢75歳、障害給付金と死亡一時金の受給権、遺族の優先順位、脱退一時金の要件が問われる。移換では、資格喪失後6ヵ月で国民年金基金連合会へ自動移換される仕組みと、そこで差し引かれる手数料の額が具体的に出る。税制は一時金なら退職所得、年金なら公的年金等の雑所得という区分に加え、19年以内に他の退職手当等を受けている場合の調整計算が難所。
この分野の問題53問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:A.死亡一時金の請求が死亡から5年間ない場合、その資産は死亡した者の相続財産とみなされる。
死亡一時金の請求が5年間ない場合、その資産は相続財産とみなされます。障害給付権者になると老齢給付権は消滅します。
この問題の解説ページを開く →正解:C.記録関連運営管理機関等の裁定に基づき、老齢給付金が支給される。
受給開始の上限年齢(75歳)に達したときは、本人の請求がなくても記録関連運営管理機関等の裁定により支給されます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.規約の定めにより毎年一定の時期とするが、公的年金と異なる月でもよい。
支払期月は規約で定めた一定の時期としますが、公的年金の支払期月と同じである必要はありません。
この問題の解説ページを開く →正解:B.通算加入者等期間が12年ある者は、61歳になるまで受給を請求することができない。
通算加入者等期間が10年以上の者は60歳から受給できるため、12年ある者が61歳まで待つ必要はありません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.障害給付金を年金で受ける場合、5年以上の一定期間ごとに給付額の変更ができる規約を定めなければならない。
障害給付金は法定給付であり任意ではありません。また規約により一定期間ごとの給付額変更が認められています。
この問題の解説ページを開く →正解:D.老齢給付金を受給している者であっても、75歳に達する日の前日までは障害給付金を請求できる。
老齢給付金の受給中でも、75歳前日までは障害給付金の請求が可能ですが、その際老齢給付の受給権は消滅します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.死亡した者の配偶者(事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含む)
受取人の指定がない場合、配偶者(事実婚含む)が最優先となります。配偶者以外は生計維持の有無が影響します。
この問題の解説ページを開く →正解:D.個人型年金の加入者となることができる者は、いかなる場合も脱退一時金を受給できない。
個人型年金の加入者になれる場合でも、資産額が1万5千円以下などの所定の要件を満たせば脱退一時金を受給できます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.6ヵ月以内に移換の手続きをしない場合、資産は自動的に転職先の企業型年金へ移換される。
転職先の企業型年金の加入者となった場合、手続きを忘れても6ヵ月後にはその企業型年金に資産が自動移換されます。
この問題の解説ページを開く →正解:A.DBの規約に定めがある場合に限り、企業型・個人型いずれの資産もDBへ移換できる。
確定給付企業年金の規約に定めがある場合は、企業型および個人型の資産を移換することが可能です。
この問題の解説ページを開く →正解:D.自動移換された資産は現金化され、利息もつかず、運用の指図もできなくなる。
自動移換されると資産は現金化され、企業型や個人型へ移換するまで運用は行われません。期間も算入されません。
この問題の解説ページを開く →正解:A.2022年4月の受給上限年齢引き上げに伴い、調整期間が14年から19年に拡大された。
受給開始上限が75歳に延びたため、重複調整の対象期間も14年から19年に拡大されました。
この問題の解説ページを開く →正解:B.規約に定めれば、5年以上の一定期間ごとに、受給権者の申出により変更できる。
障害給付金は規約により、5年以上の一定期間ごとに給付額や予定期間を変更できる仕組みが必要です。
この問題の解説ページを開く →正解:B.加入者または加入者であった者が、所定の障害状態になった場合に支給される。
障害給付金は、加入者期間中の傷病に限らず、加入者等であった者が所定の障害状態に至った場合に支給されます。
この問題の解説ページを開く →正解:D.資格喪失から6ヵ月以内に、他の企業年金や個人型年金への移換手続きを行う。
資格喪失から6ヵ月以内に移換手続き(または受給手続き)を行えば、自動移換は発生しません。
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