情報処理安全確保支援士試験 ② 認証技術

「本人か」「本物か」を確かめる技術をまとめた分野です。ベーシック認証や時刻同期方式・S/Key方式のワンタイムパスワード、ケルベロス認証、FIDO2、SAMLによるシングルサインオン、OAuth2.0による認可といった認証・認可の方式に加え、MACやデジタル署名、デジタル証明書とPKI(認証局、証明書チェーン、CRL・OCSPによる失効確認)までを扱います。収録670問のうち82問がこの分野です。認証と認可、署名と暗号化は混同しやすいため、誰が何を保証する仕組みなのかを主語つきで整理していきましょう。

この分野の問題82問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。

クイズモードで挑戦 →

81通信経路上に認証情報を平文で送信する認証方式はどれか。

  1. Aベーシック認証
  2. BFIDO認証
  3. CSAML認証
  4. Dケルベロス認証
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正解:Aベーシック認証

平文で送信するため盗聴に弱い特徴がある。

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82ベーシック認証の別名として用いられるものはどれか。

  1. Aセキュア認証
  2. Bトークン認証
  3. CPLAIN認証
  4. Dリスク認証
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正解:CPLAIN認証

クリアテキスト認証、PLAIN認証、USER/PASS認証などの別名がある。

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83チャレンジ&レスポンス認証において、認証サーバが生成してクライアントに送る使い捨ての乱数を何と呼ぶか。

  1. Aシーケンス番号
  2. Bチャレンジコード
  3. Cアサーション
  4. Dリソースグラント
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正解:Bチャレンジコード

認証サーバが生成する使い捨ての乱数をチャレンジコードと呼ぶ。

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84S/Key方式において、ワンタイムパスワードを生成するたびに1ずつ減少する値はどれか。

  1. Aトークンコード
  2. Bマスターパスワード
  3. Cシード
  4. Dシーケンス番号
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正解:Dシーケンス番号

ワンタイムパスワードを生成するごとに減少し、0になると利用できなくなる。

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85時刻同期方式のワンタイムパスワードで、クライアント端末にインストールして利用するタイプのものを何と呼ぶか。

  1. Aハードウェアタイプ
  2. Bソフトウェアタイプ
  3. Cリバースタイプ
  4. Dレスポンダタイプ
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正解:Bソフトウェアタイプ

トークンにはハードウェアタイプとソフトウェアタイプがある。

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86手の静脈の数、サイズ、位置を認識して本人確認を行う生体認証はどれか。

  1. A指紋認証
  2. B顔認証
  3. C虹彩認証
  4. D静脈認証
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正解:D静脈認証

静脈認証は手の静脈の数、サイズ、位置を認識し判断する。

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87リスクベース認証において、いつもと違う環境からのアクセスと判断された場合に行われるものはどれか。

  1. A追加認証
  2. B警察への通報
  3. Cアカウントの即時削除
  4. Dマスターパスワードの変更
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正解:A追加認証

普段と異なるブラウザやIPアドレスなどからアクセスした場合に追加認証を行う。

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88FIDO認証の標準化を進めている団体名はどれか。

  1. AOASIS
  2. BIETF
  3. CFIDO Alliance
  4. DW3C
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正解:CFIDO Alliance

パスワードを使わずに高い安全性と利便性を提供する認証方式としてFIDO Allianceが標準化を進めている。

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89一度の認証で複数のサーバやアプリケーションを利用できる仕組みを何と呼ぶか。

  1. Aベーシック認証
  2. Bトークン認証
  3. Cシングルサインオン
  4. Dデジタル署名
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正解:Cシングルサインオン

一度の認証で利用可能なサービスをすべて利用できる仕組みである。

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90ケルベロス認証において、SSOの有効な範囲を定義するものを何と呼ぶか。

  1. Aドメイン
  2. Bレルム
  3. Cプリンシパル
  4. Dチケット
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正解:Bレルム

レルムによってSSOの有効な範囲を定義する。

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91ケルベロス認証において、KDC内部に共存していることが多い2つのサーバの役割はどれか。

  1. AIdPとSP
  2. BWEBサーバとDBサーバ
  3. Cプロキシとリソースサーバ
  4. D認証サーバとチケット認可サーバ
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正解:D認証サーバとチケット認可サーバ

認証を行うKDC内部にはAS(認証サーバ)とTGS(チケット認可サーバ)が共存している場合が多い。

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92SAML認証において、インターネット上で認証情報のやりとりを行うために使われるXMLの情報を何と呼ぶか。

  1. Aアサーション
  2. Bトークン
  3. Cチケット
  4. Dチャレンジコード
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正解:Aアサーション

アサーションというXMLの情報を使って認証情報のやりとりを行う。

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93SSL/TLSを併用してベーシック認証を行う主な目的はどれか。

  1. A認証情報の通信経路での盗聴を防ぐため
  2. Bパスワードをハッシュ化するため
  3. Cサーバの負荷を分散させるため
  4. Dワンタイムパスワードを発行するため
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正解:A認証情報の通信経路での盗聴を防ぐため

ベーシック認証単体では平文送信のため盗聴に弱いが、SSL/TLSを併用することで通信経路の暗号化が可能になる。

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94チャレンジ&レスポンス認証において、クライアントはどのようにレスポンスコードを生成するか。

  1. Aチャレンジコードを平文でそのまま送り返す
  2. Bサーバの公開鍵でチャレンジコードを暗号化する
  3. Cパスワードだけをハッシュ化して送る
  4. Dチャレンジコードとパスワードを組み合わせてハッシュ値をつくる
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正解:Dチャレンジコードとパスワードを組み合わせてハッシュ値をつくる

クライアント側は送られてきたチャレンジコードと自身のパスワードを組み合わせてハッシュ値をつくり、レスポンスとする。

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95S/Key方式でクライアント側がハッシュ処理を行う回数として正しいものはどれか。

  1. A常に1回だけ行う
  2. Bシーケンス番号から1を引いた回数分行う
  3. Cシーケンス番号に1を足した回数分行う
  4. Dシーケンス番号と同じ回数分行う
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正解:Bシーケンス番号から1を引いた回数分行う

ハッシュ処理の計算回数はシーケンス番号によって定義されており、クライアント側はシーケンス番号から1引いた回数分だけ行う。

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96S/Key方式において、認証サーバは送られてきたレスポンスコードをどのように検証するか。

  1. Aクライアントの公開鍵で復号して確認する
  2. B過去のレスポンスコードと一致するか確認する
  3. C最後の1回分のハッシュ処理を行い、自身が保持する値と一致するか確認する
  4. D乱数をもう一度生成して比較する
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正解:C最後の1回分のハッシュ処理を行い、自身が保持する値と一致するか確認する

認証サーバはクライアントからのレスポンスコードに最後の1回分のハッシュ処理を行い、自身が保持する値と一致するか確認する。

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97時刻同期方式のワンタイムパスワードはどのように生成されるか。

  1. Aシーケンス番号をシードで暗号化する
  2. Bチャレンジコードとマスターパスワードを足し合わせる
  3. CトークンコードとPIN番号を元にハッシュ処理を行う
  4. D生体情報と時刻を組み合わせてデジタル署名する
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正解:CトークンコードとPIN番号を元にハッシュ処理を行う

クライアントはトークンコードとPIN番号を元にハッシュ処理を行い、その結果をワンタイムパスワードとして送信する。

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98生体認証において、本人であるにもかかわらずシステムが拒否してしまう割合を何と呼ぶか。

  1. A本人拒否率
  2. B他人受入率
  3. C誤判定率
  4. Dリスクベース率
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正解:A本人拒否率

本人であるにもかかわらず、システムが本人ではないと誤って拒否してしまう割合を本人拒否率(FRR)と呼ぶ。

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99最も普及している生体認証であり、導入コストを安くできるが認証精度はそこまで高くないものはどれか。

  1. A虹彩認証
  2. B静脈認証
  3. C顔認証
  4. D指紋認証
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正解:D指紋認証

指紋認証は最も普及しており導入コストは安くできるが、認証精度は静脈や虹彩などに比べてそこまで高くない。

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100FIDO2認証の事前準備として、クライアント側で行う処理はどれか。

  1. A認証サーバから送られた共通鍵を保存する
  2. B秘密鍵と公開鍵の鍵ペアを作成し、公開鍵をサーバに登録する
  3. CPIN番号とトークンコードを同期する
  4. Dマスターパスワードとシーケンス番号を設定する
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正解:B秘密鍵と公開鍵の鍵ペアを作成し、公開鍵をサーバに登録する

クライアント端末は秘密鍵と公開鍵の鍵ペアを作成し、利用したいサービスの認証サーバに公開鍵とユーザIDを登録する。

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101FIDO2の認証時、クライアントは生体認証などでデバイス側での認証を完了させた後、どのような処理を行うか。

  1. Aパスワードを平文で送信してセッションを確立する
  2. B公開鍵を使ってチャレンジコードを暗号化してサーバに送る
  3. Cアサーションを生成してIdPにリダイレクトする
  4. D秘密鍵を使ってチャレンジコードにデジタル署名を行いサーバに送る
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正解:D秘密鍵を使ってチャレンジコードにデジタル署名を行いサーバに送る

デバイス側での認証に成功した後、秘密鍵を使ってチャレンジコードにデジタル署名を行い、認証サーバに送る。

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102リバースプロキシを使ったSSOにおいて、認証成功後にリバースプロキシサーバはどのような役割を果たすか。

  1. ATGTを発行してクライアントに渡す
  2. B内部サーバに代理で通信を行いクライアントとの通信を仲介する
  3. Cクライアントにアサーションを発行する
  4. Dチャレンジコードを生成して内部サーバに送る
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正解:B内部サーバに代理で通信を行いクライアントとの通信を仲介する

クライアントの認証が成功すると、リバースプロキシサーバが内部サーバへ代理で通信を行い、仲介役を果たす。

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103ケルベロス認証において、クライアントがTGSから目的のサーバのサービスチケットを発行してもらうために使用するものはどれか。

  1. Aアサーション
  2. Bトークンコード
  3. CTGT
  4. Dレスポンスコード
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正解:CTGT

TGT(Ticket Granting Ticket)を使いTGSにアクセスして、利用したいサービスのチケットを要求する。

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104ケルベロス認証において、クライアントと利用したいサーバ間の通信はどのように暗号化されるか。

  1. ATGSによって発行されたセッション鍵を使う
  2. BクライアントとKDC間の共通鍵を使う
  3. Cリバースプロキシが持つ公開鍵を使う
  4. DASが発行したセッション鍵を使う
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正解:ATGSによって発行されたセッション鍵を使う

TGSによって発行された、利用したいサーバ間で利用するセッション鍵を使って暗号化する。

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105SAMLによるSSOの流れにおいて、クライアントが最初にサービスプロバイダ(SP)にアクセスした直後に行われる処理はどれか。

  1. ASPは認証を行わず、アイデンティティプロバイダ(IdP)にリダイレクトするように応答する
  2. BSPが直接クライアントにユーザIDとパスワードの入力を求める
  3. CSPがチャレンジコードを生成してクライアントに送る
  4. DSPがKDCにチケットの発行を要求する
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正解:ASPは認証を行わず、アイデンティティプロバイダ(IdP)にリダイレクトするように応答する

最初のアクセス時、SPは自ら認証を行わず、クライアントに対してIdPにリダイレクトするように応答する。

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106SAML認証において、アサーションを受け取ったSPはどのような処理を行うか。

  1. AアサーションをIdPに送り返して検証を依頼する
  2. Bアサーションを暗号化してクライアントの端末に保存させる
  3. Cアサーションの内容を確認し、クライアントに応じたサービスを提供する
  4. Dアサーションを使って新しい鍵ペアを生成する
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正解:Cアサーションの内容を確認し、クライアントに応じたサービスを提供する

クライアントからアサーションを受け取ったSPは、その内容を確認し、クライアントに応じたサービスを提供する。

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107時刻同期方式において、クライアントと認証サーバ間で時間がずれているとどうなるか。

  1. Aリバースプロキシ経由でのみ認証が可能になる
  2. B正しいワンタイムパスワードが生成できず認証が失敗する
  3. C自動的にチャレンジ&レスポンス方式に切り替わる
  4. D認証は成功するがアクセスログに警告が残る
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正解:B正しいワンタイムパスワードが生成できず認証が失敗する

クライアントと認証サーバ間で許容範囲以上に時刻がずれると、正しいワンタイムパスワードが生成できず認証が失敗する。

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108リスクベース認証のメリットとして正しいものはどれか。

  1. A全てのアクセスで生体認証が必須となるため安全性が高い
  2. Bパスワードを覚える必要が完全になくなる
  3. C一度の認証で複数のサーバを利用できる
  4. D通常の利用環境であれば追加認証が不要で利便性が確保される
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正解:D通常の利用環境であれば追加認証が不要で利便性が確保される

普段は必要十分な認証を行い、異なる環境の場合のみ追加認証を行うことで、利便性とセキュリティ強度を両立できる。

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109ベーシック認証に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A認証情報を平文でネットワーク上に送信する
  2. B盗聴対策やなりすまし対策が最初から組み込まれている技術である
  3. CSSL/TLSによる暗号化を併用して利用されることがある
  4. D本来は一つのホスト内で認証するためにつくられた技術である
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正解:B盗聴対策やなりすまし対策が最初から組み込まれている技術である

本来は一つのホスト内で認証するためにつくられた技術であり、盗聴対策やなりすまし対策は考慮されていない。

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110チャレンジ&レスポンス認証で防ぐことができないセキュリティ上の課題はどれか。

  1. A認証情報の平文での送信
  2. Bパスワードのネットワーク上での盗聴
  3. Cリプレイ攻撃
  4. D認証サーバのなりすまし
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正解:D認証サーバのなりすまし

盗聴対策としては有効だが、認証サーバがなりすましだった場合の対策はできない。

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111チャレンジコードを毎回ランダムに変化させない場合、攻撃者がレスポンスコードを盗聴・再利用して不正アクセスする攻撃を何と呼ぶか。

  1. Aリプレイ攻撃
  2. Bブルートフォース攻撃
  3. Cパスワードスプレー攻撃
  4. Dディレクトリトラバーサル攻撃
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正解:Aリプレイ攻撃

チャレンジコードを固定にすると、攻撃者がレスポンスを盗聴して再利用するリプレイ攻撃が可能になってしまう。

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112S/Key方式に関する記述のうち、正しくないものはどれか。

  1. Aチャレンジ&レスポンス認証の一種である
  2. Bマスターパスワードはクライアント側にも設定する
  3. Cシーケンス番号はワンタイムパスワード生成のたびに1ずつ増加する
  4. D認証時にサーバからシード(乱数)が送られてくる
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正解:Cシーケンス番号はワンタイムパスワード生成のたびに1ずつ増加する

認証サーバに設定したシーケンス番号は、ワンタイムパスワードを生成するごとに1ずつ減少していく。

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113時刻同期方式とS/Key方式の比較について、誤っている記述はどれか。

  1. AS/Key方式はマスターパスワードとシードを用いて計算する
  2. B時刻同期方式は認証サーバとクライアントでの時刻同期が必要である
  3. C時刻同期方式は認証サーバから毎回チャレンジコードを受信する必要がある
  4. D両方式ともワンタイムパスワードを利用する技術である
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正解:C時刻同期方式は認証サーバから毎回チャレンジコードを受信する必要がある

時刻同期方式はチャレンジ&レスポンス認証と異なり、認証サーバからのチャレンジコードのやりとりを必要としない。

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114生体認証における他人受入率(FAR)と本人拒否率(FRR)の関係について、正しいものはどれか。

  1. Aセキュリティを高くして他人受入率を下げると、本人拒否率も同時に下がる
  2. B本人拒否率を下げる設定にすると、他人受入率は上がる傾向にある
  3. C両者は全く独立しており、一方の変動が他方に影響を与えることはない
  4. D他人受入率を0%に設定しても、本人拒否率は一切変化しない
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正解:B本人拒否率を下げる設定にすると、他人受入率は上がる傾向にある

本人拒否率と他人受入率はトレードオフの関係にあり、セキュリティポリシーに応じてバランスを取ることが大切である。

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115FIDO認証に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. Aパスワードを使わずに認証できる仕組みである
  2. B認証情報はネットワーク上に流れない
  3. Cデバイス側で認証を完了させる仕組みである
  4. D生体認証の利用が必須であり、PINなどは一切利用できない
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正解:D生体認証の利用が必須であり、PINなどは一切利用できない

FIDOは生体認証が必須ではなく、ローカル端末でPINを利用して認証することも可能である。

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116リバースプロキシ方式を使ったSSOが利用できない可能性があるケースはどれか。

  1. A接続先の内部サーバがHTTPやHTTPSのWEBサービスではない場合
  2. Bクライアントが複数のパスワード管理を省略したい場合
  3. C内部サーバが一度の認証でサービスを提供したい場合
  4. Dクライアントがインターネット側からアクセスしてくる場合
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正解:A接続先の内部サーバがHTTPやHTTPSのWEBサービスではない場合

接続先の内部サーバがWEBサーバ(HTTP/HTTPSの通信)でない場合は、リバースプロキシを使ったSSOは利用できないことがある。

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117ケルベロス認証において、クライアントとAS間の通信を暗号化するために使用される鍵はどれか。

  1. A事前に登録しておいたクライアントとKDCとの共通鍵
  2. BASがその場で生成した公開鍵
  3. CサーバAとクライアントの間で共有されるセッション鍵
  4. DTGSが発行したチケット認可チケットに付随する秘密鍵
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正解:A事前に登録しておいたクライアントとKDCとの共通鍵

事前に登録しておいたKDCとクライアントとの共通鍵によって、ここまでの通信が暗号化される。

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118SAMLに関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. A異なるWEBサービス間で認証情報をやりとりするフレームワークである
  2. Bアサーションには認証情報、属性情報、認可情報などが含まれる
  3. COASISが考案した標準化技術である
  4. Dサービスプロバイダ(SP)とアイデンティティプロバイダ(IdP)間で直接、認証情報のやり取りが発生する
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正解:Dサービスプロバイダ(SP)とアイデンティティプロバイダ(IdP)間で直接、認証情報のやり取りが発生する

SAMLはサービスプロバイダ(SP)とアイデンティティプロバイダ(IdP)間で直接の認証情報のやり取りは発生しない。

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119FIDO2において、クライアントから認証サーバに送られるレスポンスコードの正体はどれか。

  1. Aユーザの生体情報を暗号化したデータ
  2. B秘密鍵を使ってチャレンジコードに付与したデジタル署名
  3. C事前に登録した秘密鍵のコピー
  4. Dサーバの公開鍵を使って生成したハッシュ値
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正解:B秘密鍵を使ってチャレンジコードに付与したデジタル署名

クライアント端末側で認証を完了させた後、秘密鍵を使ってチャレンジコードに付与したデジタル署名がレスポンスとなる。

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120S/Key方式でマスターパスワードを認証サーバに登録する際、最も注意すべき点はどれか。

  1. Aクライアントの時刻とサーバの時刻をミリ秒単位で同期させること
  2. BFIDOアライアンスの認証済みデバイスを使用すること
  3. C盗聴を防ぐためSSH接続や直接接続などを利用して流出を防ぐこと
  4. DアサーションのXMLフォーマットが正しいか確認すること
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正解:C盗聴を防ぐためSSH接続や直接接続などを利用して流出を防ぐこと

マスターパスワードの流出を防ぐため、SSH接続や直接機器に接続して登録を行うなど、盗聴対策をすることが大切である。

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121OAuth2.0において、サービスのアクセス権を別のサーバに渡すことを許可する主体はどれか。

  1. A認可サーバ
  2. Bリソースサーバ
  3. Cリソースオーナー
  4. DOAuthクライアント
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正解:Cリソースオーナー

OAuth2.0はリソースオーナーの許可に基づいてサービスのアクセス権を別のサーバに渡す仕組みである。

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122OAuth2.0の構成要素において、アクセス許可の確認を行い、アクセストークンを発行する役割を持つものはどれか。

  1. A認可サーバ
  2. Bリソースサーバ
  3. COAuthクライアント
  4. Dリソースオーナー
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正解:A認可サーバ

認可サーバはリソースオーナーにアクセス許可の確認を行い、問題がなければアクセストークンを発行する。

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123OAuth2.0とSAMLの機能的な違いとして、適切なものはどれか。

  1. AOAuth2.0は認証と認可の両方を行うが、SAMLは認可のみを行う。
  2. Bどちらも認証のみを行う仕組みであり、認可機能は持たない。
  3. COAuth2.0は認証のみを行い、SAMLは認可のみを行う。
  4. DOAuth2.0は原則として認可のみを行い、SAMLは認証と認可を行う。
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正解:DOAuth2.0は原則として認可のみを行い、SAMLは認証と認可を行う。

SAMLは認証と認可を行うが、OAuth2.0は原則認可のみであり、別の手段で認証を行う必要がある。

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124OAuth2.0において、OAuthクライアントがアクセストークンを提示して利用する対象はどれか。

  1. A認可サーバ
  2. Bリソースサーバ
  3. C認証サーバ
  4. Dリソースオーナー
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正解:Bリソースサーバ

OAuthクライアントはアクセストークンを提示することによって、リソースサーバのリソースを利用できるようになる。

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125OAuth2.0の特徴として、正しくないものはどれか。

  1. AリソースサーバのリソースをOAuthクライアントに共有することができる。
  2. B特定のリソースのみアクセス許可(認可)をすることができる。
  3. C複数のサービスに個人情報を入力する手間を省く用途で利用できる。
  4. D原則として認可と認証の両方の機能を単独で完結して提供する。
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正解:D原則として認可と認証の両方の機能を単独で完結して提供する。

OAuth2.0は原則認可のみであり、利用者の認証を行う仕組みが別途必要である。

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126OAuth2.0の処理の流れにおいて、OAuthクライアントが認可サーバに提示するものはどれか。

  1. A認証アサーション
  2. B認可グラント
  3. Cマスターパスワード
  4. Dシーケンス番号
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正解:B認可グラント

OAuthクライアントは認可サーバに認可グラントを提示し、問題がなければアクセストークンが付与される。

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127メッセージ認証符号(MAC)が保証するメッセージの特性はどれか。

  1. A可用性
  2. B機密性
  3. C完全性
  4. D作成者の否認防止
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正解:C完全性

メッセージ認証符号(MAC)は、メッセージの改ざん有無を確認し、完全性を保証するために利用される。

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128HMACを生成する際に、メッセージとともに利用される鍵はどれか。

  1. A共通鍵
  2. B送信者の秘密鍵
  3. C受信者の公開鍵
  4. D認証局の秘密鍵
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正解:A共通鍵

HMACは、事前に送信者と受信者が共有している共通鍵と送りたいメッセージを含めてハッシュ関数を使って計算される。

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129MACを利用した通信において、受信側でMACが不一致となった場合の対応として適切なものはどれか。

  1. Aメッセージの改ざんまたは破損と判断し、メッセージの破棄や再送要求を行う。
  2. B送信者の公開鍵を再度取得して、MACの復号を再試行する。
  3. C不一致は遅延によるものと判断し、一定時間待機してから処理する。
  4. Dメッセージの不一致箇所を特定し、自動的に修復して処理を継続する。
正解と解説を見る

正解:Aメッセージの改ざんまたは破損と判断し、メッセージの破棄や再送要求を行う。

MACが不一致となった場合、原因箇所は特定できないためメッセージの破棄や再送要求などが行われる。

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130MACとデジタル署名の使い分けに関する説明として、適切なものはどれか。

  1. A処理速度を優先する場合はデジタル署名を利用し、否認防止が必要な場合はMACを利用する。
  2. B共通鍵の管理を省きたい場合はMACを利用し、処理速度を優先する場合はデジタル署名を利用する。
  3. C否認防止が必要な場合はデジタル署名を利用し、処理速度を優先する場合はMACを利用する。
  4. Dメッセージの改ざん検知のみが必要な場合はデジタル署名を利用し、作成者を担保する場合はMACを利用する。
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正解:C否認防止が必要な場合はデジタル署名を利用し、処理速度を優先する場合はMACを利用する。

デジタル署名は否認防止が必要な場合に利用し、否認防止が不要で処理速度を優先させる場合は共通鍵を利用するMACを利用する。

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131MACによって担保できる内容として、正しくないものはどれか。

  1. Aメッセージの改ざんの有無
  2. Bメッセージの作成者の保証
  3. C通信相手の認証
  4. Dメッセージの完全性
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正解:Bメッセージの作成者の保証

MACは送信者も受信者も同じ共通鍵で作成できるため、メッセージの作成者を保証(否認防止)することはできない。

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132HMACの特性について、誤っている説明はどれか。

  1. Aハッシュ関数を利用して生成される。
  2. B鍵の情報をもっている人だけが生成できる。
  3. C通信先が正規の相手であると認証することにも利用できる。
  4. D受信者がメッセージの改ざん箇所を特定するための情報が含まれる。
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正解:D受信者がメッセージの改ざん箇所を特定するための情報が含まれる。

MACが不一致の場合に改ざんがあることはわかるが、具体的にメッセージのどこが原因かを確認することはできない。

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133デジタル署名を生成する際、メッセージのハッシュ値を暗号化するために使用する鍵はどれか。

  1. A受信者の公開鍵
  2. B送信者の秘密鍵
  3. C受信者の秘密鍵
  4. D送信者の公開鍵
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正解:B送信者の秘密鍵

送信時はメッセージにハッシュ処理を行い、そのハッシュ値を送信者の秘密鍵で暗号化してデジタル署名とする。

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134受信者がデジタル署名を検証する際、復号に使用する鍵はどれか。

  1. A受信者の秘密鍵
  2. B送信者の秘密鍵
  3. C受信者の公開鍵
  4. D送信者の公開鍵
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正解:D送信者の公開鍵

受信者は、送信者から送られてきたデジタル署名を送信者の公開鍵を使って復号し、ハッシュ値を取り出す。

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135デジタル署名を利用することによって担保される機能の組み合わせとして、適切なものはどれか。

  1. Aメッセージの改ざん有無と否認防止
  2. Bデータの秘匿性と通信の高速化
  3. Cパスワードの保護と可用性
  4. Dデータの秘匿性と可用性
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正解:Aメッセージの改ざん有無と否認防止

デジタル署名は、メッセージの改ざん有無と、メッセージの作成者を担保(否認防止)する仕組みである。

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136デジタル署名の検証が成功したと判断される条件はどれか。

  1. Aデジタル署名から取り出した送信者の秘密鍵が、事前に共有された共通鍵と一致すること。
  2. B受信者がメッセージを秘密鍵で暗号化した結果が、送られてきたデジタル署名と一致すること。
  3. C受信者が算出したハッシュ値と、デジタル署名を公開鍵で復号して得たハッシュ値が一致すること。
  4. D認証局が発行したデジタル証明書のシリアル番号が、デジタル署名内に含まれていること。
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正解:C受信者が算出したハッシュ値と、デジタル署名を公開鍵で復号して得たハッシュ値が一致すること。

受信者がメッセージから算出したハッシュ値と、デジタル署名を復号して算出したハッシュ値が一致していれば検証成功となる。

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137デジタル署名の特徴として、正しくないものはどれか。

  1. A公開鍵暗号方式を利用している。
  2. Bメッセージの作成者を担保することができる。
  3. Cデータの秘匿性を高めるための技術である。
  4. D処理速度は共通鍵暗号方式を利用する技術より遅くなる。
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正解:Cデータの秘匿性を高めるための技術である。

デジタル署名は完全性と否認防止を担保する技術であり、データの秘匿性を高める暗号化とは異なる。

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138デジタル署名について説明した文のうち、誤っているものはどれか。

  1. Aメッセージにハッシュ処理を行い、ハッシュ値を取得して利用する。
  2. B受信者がデジタル署名を復号できなかった場合、公開鍵の再発行を行う。
  3. C秘密鍵をもつ送信者が作成したメッセージであると判断できる。
  4. D受信者は送られてきたメッセージに対してもハッシュ処理を行う。
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正解:B受信者がデジタル署名を復号できなかった場合、公開鍵の再発行を行う。

公開鍵で復号できない場合は正当な署名ではないと判断されるだけであり、再発行を行うという規定はない。

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139X.509で規格化されているデジタル証明書の中に含まれている鍵の情報はどれか。

  1. AルートCAの秘密鍵
  2. B所有者の秘密鍵
  3. C認証局の秘密鍵
  4. D所有者の公開鍵
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正解:D所有者の公開鍵

デジタル証明書の中には、所有者の公開鍵および公開鍵のアルゴリズム情報が含まれている。

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140サーバ証明書のコモンネーム(CN)を利用する場合に、そこへ記載する情報として適切なものはどれか。

  1. A利用するWEBサーバのFQDN
  2. B利用するWEBサーバのMACアドレス
  3. C利用するWEBサーバのOS名
  4. D利用するWEBサーバのIPアドレス
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正解:A利用するWEBサーバのFQDN

CNを利用する場合はWEBサーバのFQDNを記載する。ただし現在はサブジェクト代替名(SAN)への記載が必須であり、CNのみで運用することは非推奨とされている。

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141デジタル証明書の役割として、最も適切なものはどれか。

  1. A公開鍵の正当性を第三者機関が保証すること。
  2. B暗号化通信の速度を向上させること。
  3. Cクライアントのパスワードを安全に保管すること。
  4. D共通鍵をネットワーク上で安全に配送すること。
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正解:A公開鍵の正当性を第三者機関が保証すること。

デジタル証明書は、認証局のデジタル署名によって公開鍵の正当性を保証する電子的な証明書である。

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142デジタル証明書の有効期限が切れた場合の影響として、適切なものはどれか。

  1. A自動的に新しい証明書がバックグラウンドでダウンロードされる。
  2. B直近に利用した共通鍵が再利用され、通信が継続される。
  3. Cルート証明書としてOSに永続的に組み込まれる。
  4. D効力がなくなり、信頼できない証明書として警告が表示されることがある。
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正解:D効力がなくなり、信頼できない証明書として警告が表示されることがある。

デジタル証明書には有効期限の情報が入っており、期限が切れると効力がなくなり警告が表示されることがある。

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143X.509デジタル証明書に含まれる項目として、存在しないものはどれか。

  1. Aシリアル番号
  2. B所有者のパスワード
  3. C認証局名
  4. D有効期間
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正解:B所有者のパスワード

デジタル証明書にはパスワードは含まれない。含まれるのは公開鍵情報や所有者名、認証局デジタル署名などである。

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144サーバ証明書において、現在の規定でアクセス先のドメイン名を記載する項目として必須とされているものはどれか。

  1. Aシリアル番号
  2. Bコモンネーム(CN)
  3. Cサブジェクト代替名(SAN)
  4. D発行者名(Issuer)
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正解:Cサブジェクト代替名(SAN)

現在はサブジェクト代替名(SAN)にドメイン名を記載することが必須とされ、コモンネーム(CN)だけに記載する運用は非推奨となっている。

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145公開鍵と秘密鍵の対応関係を保証する仕組みであるPKIにおける、公開鍵の信頼性を保証する機関はどれか。

  1. Aリソースサーバ
  2. BKDC
  3. C認証局(CA)
  4. DOCSPレスポンダ
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正解:C認証局(CA)

公開鍵の信頼性を保証し、デジタル証明書を発行する第三者機関を認証局(CA)という。

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146クライアントが認証局の公開鍵を事前に入手するため、WEBブラウザやOSに組み込まれている最上位の証明書はどれか。

  1. Aルート証明書
  2. Bサーバ証明書
  3. C自己署名証明書
  4. D中間証明書
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正解:Aルート証明書

クライアントは階層構造の上位にある認証局の公開鍵の情報をルート証明書としてインストールしておく。

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147PKIにおいて、認証局が階層構造になっている理由として適切なものはどれか。

  1. A通信速度を向上させるため。
  2. Bデジタル証明書の有効期限を無期限にするため。
  3. Cパスワードの漏洩を防ぐため。
  4. D無数に存在するすべての認証局の公開鍵を事前にインストールする手間を省くため。
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正解:D無数に存在するすべての認証局の公開鍵を事前にインストールする手間を省くため。

無数に存在する認証局の公開鍵を事前にインストールしておくことはできないため、階層構造を利用しルート証明書のみで検証可能にしている。

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148デジタル証明書の検証に利用される「証明書チェーン」の説明として適切なものはどれか。

  1. A同一サーバ内で発行された証明書の履歴リスト
  2. B階層構造を構成している各認証局のリスト
  3. C有効期限が切れた証明書を暗号化して連結したデータ
  4. Dデジタル署名を生成するためのハッシュ値の連続
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正解:B階層構造を構成している各認証局のリスト

階層構造を構成している認証局のリストを証明書チェーン(または認証パス)といい、効率的な検証に利用される。

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149クライアントがルートCAの公開鍵を入手する一般的な方法として、正しくないものはどれか。

  1. AWEBブラウザに組み込まれているものを利用する。
  2. BOSに組み込まれているものを利用する。
  3. C信頼できる機関が提供するアップデートを通じて組み込まれる。
  4. D通信の都度、対象のWEBサーバから直接ダウンロードして組み込む。
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正解:D通信の都度、対象のWEBサーバから直接ダウンロードして組み込む。

無数に存在する公開鍵を検証するため、通常は信頼できる認証局の公開鍵がOSやブラウザに事前に組み込まれている。

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150証明書チェーンの別名として正しいものはどれか。

  1. A証明書失効リスト
  2. B認証パス
  3. C認可グラント
  4. Dアクセストークン
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正解:B認証パス

階層構造を構成している認証局のリストを証明書チェーン、または認証パスと呼ぶ。

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151自分の秘密鍵を使ってデジタル署名を行ったデジタル証明書のことを何と呼ぶか。

  1. A代理証明書
  2. Bクロス証明書
  3. C自己署名証明書
  4. D失効証明書
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正解:C自己署名証明書

自分の秘密鍵でデジタル署名したデジタル証明書を自己署名証明書と呼ぶ。

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152自己署名証明書の別名として利用されることがある用語はどれか。

  1. Aオレオレ証明書
  2. Bダミー証明書
  3. Cルートレス証明書
  4. Dワイルドカード証明書
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正解:Aオレオレ証明書

自分の秘密鍵でデジタル署名した自己署名証明書は、別名オレオレ証明書とも言われる。

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153証明書チェーンを利用したサーバ証明書の検証手順として、適切なものはどれか。

  1. AルートCAの公開鍵を使って下位CAの証明書を順次検証し、最終的にサーバ証明書を検証する。
  2. BWEBサーバの公開鍵を使ってルートCAの証明書を検証し、上位へ遡る。
  3. Cすべての認証局の証明書を個別にOSからダウンロードして並列で検証する。
  4. Dサーバ証明書の公開鍵で、証明書チェーン全体のデジタル署名を一括して復号する。
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正解:AルートCAの公開鍵を使って下位CAの証明書を順次検証し、最終的にサーバ証明書を検証する。

ルートCAの公開鍵を利用して下位CAのデジタル証明書を検証し公開鍵を取り出す処理を繰り返し、最終的にサーバ証明書を検証する。

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154ルートCAが発行する自己署名証明書において、デジタル署名を生成する際に使用される鍵はどれか。

  1. A上位CAの秘密鍵
  2. B上位CAの公開鍵
  3. CルートCA自身の秘密鍵
  4. DルートCA自身の公開鍵
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正解:CルートCA自身の秘密鍵

ルートCAは上位にCAが存在しないため、自分自身の秘密鍵を使ってデジタル署名を行う。

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155証明書の検証に関する説明のうち、誤っているものはどれか。

  1. Aクライアントは事前に入手しているルートCAの公開鍵を利用する。
  2. B検証に失敗した場合、自動的に自己署名証明書を発行して通信を許可する。
  3. C階層構造の下位CAの証明書には、上位CAのデジタル署名が付与されている。
  4. DWEBサーバはクライアントにサーバ証明書と証明書チェーンを送る。
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正解:B検証に失敗した場合、自動的に自己署名証明書を発行して通信を許可する。

検証に失敗した場合、信頼できないとして警告が表示されるなどし、自動的に自己署名証明書を発行することはない。

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156ルートCAに関する説明として、正しくないものはどれか。

  1. A認証局の階層構造の頂点に位置する。
  2. Bデジタル証明書は自己署名証明書である。
  3. Cルート証明書としてクライアントの環境に組み込まれていることが多い。
  4. D自身の公開鍵の正当性を証明するために、さらに上位の機関の署名を必要とする。
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正解:D自身の公開鍵の正当性を証明するために、さらに上位の機関の署名を必要とする。

ルートCAは上位にCAが存在しないため、自身の秘密鍵で署名し、上位の署名は必要としない。

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157有効期間内であっても失効させる必要があるデジタル証明書の情報が記載されたリストを何というか。

  1. AOCSP
  2. BCRL
  3. CIdP
  4. DTGT
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正解:BCRL

有効期間内のデジタル証明書は、証明書失効リスト(CRL)に掲載することで失効扱いにすることができる。

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158デジタル証明書の失効状態をリアルタイムで確認するためのプロトコルはどれか。

  1. ASAML
  2. BLDAP
  3. COAuth
  4. DOCSP
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正解:DOCSP

OCSP (Online Certificate Status Protocol) は、デジタル証明書の失効状態をリアルタイムで調べるためのプロトコルである。

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159OCSPステープリングを利用する主な利点はどれか。

  1. Aクライアントが直接OCSPレスポンダに接続する必要がなくなり、遅延を解消できる。
  2. Bデジタル証明書の有効期間を延長できる。
  3. CCRLをダウンロードする速度が向上する。
  4. D秘密鍵が流出しても証明書が失効しなくなる。
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正解:Aクライアントが直接OCSPレスポンダに接続する必要がなくなり、遅延を解消できる。

サーバが事前にOCSP応答を取得し証明書と一緒に送ることで、クライアントはOCSPレスポンダに接続する必要がなくなり通信遅延を解消できる。

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160CRLに記載されている失効したデジタル証明書が、本来の有効期限を過ぎた場合どのようになるか。

  1. A有効期限が自動的に延長されてCRLに残り続ける。
  2. B永続的な失効リストに移行される。
  3. Cそのデジタル証明書の情報はCRLから削除される。
  4. D再度有効な証明書として復活する。
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正解:Cそのデジタル証明書の情報はCRLから削除される。

記載された失効状態のデジタル証明書の有効期限が過ぎた場合、そのデジタル証明書の情報はCRLから削除される。

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161デジタル証明書の失効状態を調べる方法として、正しくないものはどれか。

  1. ACRLをダウンロードして確認する。
  2. BOCSPレスポンダと通信してリアルタイムで調べる。
  3. C自己署名証明書を新規作成して失効状態を上書きする。
  4. DWEBサーバから送られるOCSP応答(OCSPステープリング)で確認する。
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正解:C自己署名証明書を新規作成して失効状態を上書きする。

自己署名証明書の作成によって失効状態を上書きすることはできない。

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162CRLの問題点に関する説明として、誤っているものはどれか。

  1. Aダウンロードのタイミングによっては最新の失効情報を参照できないことがある。
  2. BX.509のフォーマットによって定義されている。
  3. C秘密鍵が流出した場合などの対応のために利用される。
  4. D失効した証明書の有効期限が切れても、リストサイズが増加し続ける。
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正解:D失効した証明書の有効期限が切れても、リストサイズが増加し続ける。

有効期限が過ぎたデジタル証明書の情報はCRLから削除されるため、無限に増加し続けるわけではない。

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