第81問通信経路上に認証情報を平文で送信する認証方式はどれか。
- Aベーシック認証
- BFIDO認証
- CSAML認証
- Dケルベロス認証
「本人か」「本物か」を確かめる技術をまとめた分野です。ベーシック認証や時刻同期方式・S/Key方式のワンタイムパスワード、ケルベロス認証、FIDO2、SAMLによるシングルサインオン、OAuth2.0による認可といった認証・認可の方式に加え、MACやデジタル署名、デジタル証明書とPKI(認証局、証明書チェーン、CRL・OCSPによる失効確認)までを扱います。収録670問のうち82問がこの分野です。認証と認可、署名と暗号化は混同しやすいため、誰が何を保証する仕組みなのかを主語つきで整理していきましょう。
この分野の問題82問を、選択肢・正解・解説つきで掲載しています。まず自分で解答を考えてから「正解と解説を見る」を開いて答え合わせをしてください。
クイズモードで挑戦 →正解:D.チャレンジコードとパスワードを組み合わせてハッシュ値をつくる
クライアント側は送られてきたチャレンジコードと自身のパスワードを組み合わせてハッシュ値をつくり、レスポンスとする。
この問題の解説ページを開く →正解:C.最後の1回分のハッシュ処理を行い、自身が保持する値と一致するか確認する
認証サーバはクライアントからのレスポンスコードに最後の1回分のハッシュ処理を行い、自身が保持する値と一致するか確認する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.トークンコードとPIN番号を元にハッシュ処理を行う
クライアントはトークンコードとPIN番号を元にハッシュ処理を行い、その結果をワンタイムパスワードとして送信する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.秘密鍵と公開鍵の鍵ペアを作成し、公開鍵をサーバに登録する
クライアント端末は秘密鍵と公開鍵の鍵ペアを作成し、利用したいサービスの認証サーバに公開鍵とユーザIDを登録する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.秘密鍵を使ってチャレンジコードにデジタル署名を行いサーバに送る
デバイス側での認証に成功した後、秘密鍵を使ってチャレンジコードにデジタル署名を行い、認証サーバに送る。
この問題の解説ページを開く →正解:B.内部サーバに代理で通信を行いクライアントとの通信を仲介する
クライアントの認証が成功すると、リバースプロキシサーバが内部サーバへ代理で通信を行い、仲介役を果たす。
この問題の解説ページを開く →正解:A.SPは認証を行わず、アイデンティティプロバイダ(IdP)にリダイレクトするように応答する
最初のアクセス時、SPは自ら認証を行わず、クライアントに対してIdPにリダイレクトするように応答する。
この問題の解説ページを開く →正解:C.アサーションの内容を確認し、クライアントに応じたサービスを提供する
クライアントからアサーションを受け取ったSPは、その内容を確認し、クライアントに応じたサービスを提供する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.正しいワンタイムパスワードが生成できず認証が失敗する
クライアントと認証サーバ間で許容範囲以上に時刻がずれると、正しいワンタイムパスワードが生成できず認証が失敗する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.通常の利用環境であれば追加認証が不要で利便性が確保される
普段は必要十分な認証を行い、異なる環境の場合のみ追加認証を行うことで、利便性とセキュリティ強度を両立できる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.盗聴対策やなりすまし対策が最初から組み込まれている技術である
本来は一つのホスト内で認証するためにつくられた技術であり、盗聴対策やなりすまし対策は考慮されていない。
この問題の解説ページを開く →正解:C.時刻同期方式は認証サーバから毎回チャレンジコードを受信する必要がある
時刻同期方式はチャレンジ&レスポンス認証と異なり、認証サーバからのチャレンジコードのやりとりを必要としない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.本人拒否率を下げる設定にすると、他人受入率は上がる傾向にある
本人拒否率と他人受入率はトレードオフの関係にあり、セキュリティポリシーに応じてバランスを取ることが大切である。
この問題の解説ページを開く →正解:A.接続先の内部サーバがHTTPやHTTPSのWEBサービスではない場合
接続先の内部サーバがWEBサーバ(HTTP/HTTPSの通信)でない場合は、リバースプロキシを使ったSSOは利用できないことがある。
この問題の解説ページを開く →正解:D.サービスプロバイダ(SP)とアイデンティティプロバイダ(IdP)間で直接、認証情報のやり取りが発生する
SAMLはサービスプロバイダ(SP)とアイデンティティプロバイダ(IdP)間で直接の認証情報のやり取りは発生しない。
この問題の解説ページを開く →正解:B.秘密鍵を使ってチャレンジコードに付与したデジタル署名
クライアント端末側で認証を完了させた後、秘密鍵を使ってチャレンジコードに付与したデジタル署名がレスポンスとなる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.盗聴を防ぐためSSH接続や直接接続などを利用して流出を防ぐこと
マスターパスワードの流出を防ぐため、SSH接続や直接機器に接続して登録を行うなど、盗聴対策をすることが大切である。
この問題の解説ページを開く →正解:D.OAuth2.0は原則として認可のみを行い、SAMLは認証と認可を行う。
SAMLは認証と認可を行うが、OAuth2.0は原則認可のみであり、別の手段で認証を行う必要がある。
この問題の解説ページを開く →正解:A.メッセージの改ざんまたは破損と判断し、メッセージの破棄や再送要求を行う。
MACが不一致となった場合、原因箇所は特定できないためメッセージの破棄や再送要求などが行われる。
この問題の解説ページを開く →正解:C.否認防止が必要な場合はデジタル署名を利用し、処理速度を優先する場合はMACを利用する。
デジタル署名は否認防止が必要な場合に利用し、否認防止が不要で処理速度を優先させる場合は共通鍵を利用するMACを利用する。
この問題の解説ページを開く →正解:D.受信者がメッセージの改ざん箇所を特定するための情報が含まれる。
MACが不一致の場合に改ざんがあることはわかるが、具体的にメッセージのどこが原因かを確認することはできない。
この問題の解説ページを開く →正解:C.受信者が算出したハッシュ値と、デジタル署名を公開鍵で復号して得たハッシュ値が一致すること。
受信者がメッセージから算出したハッシュ値と、デジタル署名を復号して算出したハッシュ値が一致していれば検証成功となる。
この問題の解説ページを開く →正解:B.受信者がデジタル署名を復号できなかった場合、公開鍵の再発行を行う。
公開鍵で復号できない場合は正当な署名ではないと判断されるだけであり、再発行を行うという規定はない。
この問題の解説ページを開く →正解:A.利用するWEBサーバのFQDN
CNを利用する場合はWEBサーバのFQDNを記載する。ただし現在はサブジェクト代替名(SAN)への記載が必須であり、CNのみで運用することは非推奨とされている。
この問題の解説ページを開く →正解:D.効力がなくなり、信頼できない証明書として警告が表示されることがある。
デジタル証明書には有効期限の情報が入っており、期限が切れると効力がなくなり警告が表示されることがある。
この問題の解説ページを開く →正解:C.サブジェクト代替名(SAN)
現在はサブジェクト代替名(SAN)にドメイン名を記載することが必須とされ、コモンネーム(CN)だけに記載する運用は非推奨となっている。
この問題の解説ページを開く →正解:D.無数に存在するすべての認証局の公開鍵を事前にインストールする手間を省くため。
無数に存在する認証局の公開鍵を事前にインストールしておくことはできないため、階層構造を利用しルート証明書のみで検証可能にしている。
この問題の解説ページを開く →正解:D.通信の都度、対象のWEBサーバから直接ダウンロードして組み込む。
無数に存在する公開鍵を検証するため、通常は信頼できる認証局の公開鍵がOSやブラウザに事前に組み込まれている。
この問題の解説ページを開く →正解:A.ルートCAの公開鍵を使って下位CAの証明書を順次検証し、最終的にサーバ証明書を検証する。
ルートCAの公開鍵を利用して下位CAのデジタル証明書を検証し公開鍵を取り出す処理を繰り返し、最終的にサーバ証明書を検証する。
この問題の解説ページを開く →正解:B.検証に失敗した場合、自動的に自己署名証明書を発行して通信を許可する。
検証に失敗した場合、信頼できないとして警告が表示されるなどし、自動的に自己署名証明書を発行することはない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.自身の公開鍵の正当性を証明するために、さらに上位の機関の署名を必要とする。
ルートCAは上位にCAが存在しないため、自身の秘密鍵で署名し、上位の署名は必要としない。
この問題の解説ページを開く →正解:D.OCSP
OCSP (Online Certificate Status Protocol) は、デジタル証明書の失効状態をリアルタイムで調べるためのプロトコルである。
この問題の解説ページを開く →正解:A.クライアントが直接OCSPレスポンダに接続する必要がなくなり、遅延を解消できる。
サーバが事前にOCSP応答を取得し証明書と一緒に送ることで、クライアントはOCSPレスポンダに接続する必要がなくなり通信遅延を解消できる。
この問題の解説ページを開く →正解:D.失効した証明書の有効期限が切れても、リストサイズが増加し続ける。
有効期限が過ぎたデジタル証明書の情報はCRLから削除されるため、無限に増加し続けるわけではない。
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