① 相続の基礎(相続人・相続分・遺産分割)

相続アドバイザー3級22

問題

婚姻期間20年以上の夫婦間で、一方から他方へ居住用不動産の遺贈または贈与が行われた場合の取扱いとして、正しいものはどれか。

A当該不動産は常に特別受益として持戻しの対象となる
B当該不動産の価額は、配偶者の法定相続分に自動的に加算される
C当該不動産は遺産分割の対象財産から除外され、特別寄与料として計算される
D被相続人が持戻し免除の意思表示をしたものと推定される✓ 正解

正解

D被相続人が持戻し免除の意思表示をしたものと推定される

解説

婚姻期間20年以上の夫婦間で居住用不動産の遺贈や贈与があった場合、被相続人が持戻し免除の意思表示をしたものと推定される。

分野解説:① 相続の基礎(相続人・相続分・遺産分割)

相続人の範囲と順位、代襲相続、法定相続分、単純承認・限定承認・放棄(原則3か月の熟慮期間)、遺産分割協議、特別受益と寄与分といった民法の骨格を扱う。第163回の公式集計では特別受益の対象額の計算や特別寄与制度が平均点の低かった問題に挙がっており、条文の原則と分数計算をつなげる練習が要る。2023年4月1日施行の民法904条の3により、相続開始から10年を経過した後の遺産分割は原則として法定相続分(または指定相続分)によることになった点も新しい頻出テーマ。つまずきどころは代襲相続の及ぶ範囲と、配偶者と各順位の相続人が並ぶ場合の相続分の計算。

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相続の手続と相続税を、銀行の窓口目線で体系的に学ぶ

主催銀行業務検定協会(運営:株式会社経済法令研究会)
出題形式四答択一式〈一部事例付〉50問(各2点)。内訳は(1)基本知識40問、(2)技能・応用(事例付四答択一式)10問。公開試験はマークシート式で、CBT方式も同内容・同レベルで実施される
試験時間120分(公開試験は試験開始後60分間と終了前10分間は退席禁止)
受験料5,500円(税込)。CBT方式は別途、事務手数料330円(税込)がかかる
合格基準100点満点中60点以上(公開試験は試験委員会にて最終決定)
難易度★★★☆☆(第163回・2026年3月実施の公式集計で受験者1,422名・合格者593名・合格率41.70%、平均点54.96点。合格ラインの60点まであと一歩という層が厚く、範囲の広さの割に取りこぼしが響く)
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