⑤ 自動制御機器・附属機器
第三種冷凍機械責任者 第206問
問題
アンモニア冷凍装置における油分離器の潤滑油の扱いとして一般的なものはどれか。
A油が劣化してしまうため、一般に自動返油せず、油だめに抜き取る。✓ 正解
B油が劣化しないため、自動的に圧縮機のクランクケースへ返油する。
C潤滑油はアンモニアと完全に溶け合うため、油分離器自体を使用しない。
D分離した油は蒸発器へ送り、冷媒とともに循環させる。
正解
A:油が劣化してしまうため、一般に自動返油せず、油だめに抜き取る。
解説
アンモニア冷媒の場合、吐出しガス温度が高く油が劣化するため自動返油せず抜き取ることが多い。
分野解説:⑤ 自動制御機器・附属機器
膨張弁をはじめとする制御機器と、装置に付随する機器を扱う分野。温度自動膨張弁の感温筒と均圧管の働き、過熱度による制御の仕組み、内部均圧形と外部均圧形の使い分けは最頻出。ほかに毛細管、電子膨張弁、蒸発圧力調整弁、吸入圧力調整弁、凝縮圧力調整弁、断水リレー、四方切換弁などの役割と取り付け位置が問われる。附属機器では受液器、油分離器、液分離器(アキュムレータ)、フィルタドライヤ、液ガス熱交換器の目的を整理する。名称の似た調整弁が多いので、「どの圧力を、どこで、何のために保つのか」を弁ごとに書き出して比較すると混同を防げる。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
第三種冷凍機械責任者について
冷凍設備の保安を担う、業務用冷凍空調の国家資格
| 主催 | 高圧ガス保安協会(KHK)/免状交付は都道府県知事(知事試験) |
|---|---|
| 出題形式 | 択一式(マークシート)。法令20問、保安管理技術15問の計2科目・35問 |
| 試験時間 | 法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40) |
| 受験料 | 9,800円(非課税・令和8年度/電子申請)。振込手数料は受験者負担 |
| 合格基準 | 各科目とも満点の60パーセント程度 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(令和7年度の合格率は全科目受験45.0%、保安管理技術免除者87.9%、全体51.6%) |
第三種冷凍機械責任者の関連記事
p-h線図と条文暗記|第三種冷凍機械責任者の2科目を分けて組む
収録615問はおおよそ6対4で配分されている。冷媒やブライン、冷凍機油は数値でなく性質で捉え、機器は役割から入る。講習による科目免除を使うかどうかも、計画を立てる前に決めておきたい。
35問しかない試験|第三種冷凍機械責任者で何問まで落とせるか
設備の実務経験がある人と、文系・未経験から入る人とでは、詰まる場所が違います。講習による科目免除を使うかの判断材料、第二種・第一種への距離、二級ボイラー技士との負荷の差を並べます。
許可か届出かを決めるのはトン数|第三種冷凍機械責任者の法令
3・5・20・50・100・300——この6つの数字を1本の数直線に並べると、適用除外から冷凍保安責任者の免状区分、検査の主体と周期、認定指定設備という例外までが一望できます。