④ 凝縮器・蒸発器
第三種冷凍機械責任者 第147問
問題
ディストリビュータ(分配器)を取り付けた大容量の乾式蒸発器における影響として正しいものはどれか。
Aディストリビュータでの圧力上昇により、膨張弁の容量が大きくなる。
Bディストリビュータでの圧力降下により、膨張弁の容量が大きくなる。
Cディストリビュータでの圧力上昇により、膨張弁の容量が小さくなる。
Dディストリビュータでの圧力降下により、膨張弁の容量が小さくなる。✓ 正解
正解
D:ディストリビュータでの圧力降下により、膨張弁の容量が小さくなる。
解説
ディストリビュータを取り付けると圧力降下が生じ、膨張弁前後の圧力差が小さくなるため、膨張弁の容量は小さくなる。
分野解説:④ 凝縮器・蒸発器
高圧側で冷媒を凝縮させる凝縮器と、低圧側で蒸発させて冷却を行う蒸発器を扱う分野。凝縮器は水冷横形シェルアンドチューブ、二重管、空冷、蒸発式それぞれの特徴と、冷却水量と温度上昇、凝縮温度差、水あかや不凝縮ガスによる能力低下が中心。蒸発器は乾式・満液式・冷媒液強制循環式の違い、フィンコイルの構造、着霜の影響、除霜(散水・ホットガス・電気ヒータ)の方式が問われる。計算は熱通過率と伝熱面積、平均温度差から交換熱量を求める形が定番。凝縮圧力の上昇や蒸発圧力の低下が装置全体に及ぼす悪影響を、原因と結果でつないで覚えると得点が安定する。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
第三種冷凍機械責任者について
冷凍設備の保安を担う、業務用冷凍空調の国家資格
| 主催 | 高圧ガス保安協会(KHK)/免状交付は都道府県知事(知事試験) |
|---|---|
| 出題形式 | 択一式(マークシート)。法令20問、保安管理技術15問の計2科目・35問 |
| 試験時間 | 法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40) |
| 受験料 | 9,800円(非課税・令和8年度/電子申請)。振込手数料は受験者負担 |
| 合格基準 | 各科目とも満点の60パーセント程度 |
| 難易度 | ★★☆☆☆(令和7年度の合格率は全科目受験45.0%、保安管理技術免除者87.9%、全体51.6%) |
第三種冷凍機械責任者の関連記事
p-h線図と条文暗記|第三種冷凍機械責任者の2科目を分けて組む
収録615問はおおよそ6対4で配分されている。冷媒やブライン、冷凍機油は数値でなく性質で捉え、機器は役割から入る。講習による科目免除を使うかどうかも、計画を立てる前に決めておきたい。
35問しかない試験|第三種冷凍機械責任者で何問まで落とせるか
設備の実務経験がある人と、文系・未経験から入る人とでは、詰まる場所が違います。講習による科目免除を使うかの判断材料、第二種・第一種への距離、二級ボイラー技士との負荷の差を並べます。
許可か届出かを決めるのはトン数|第三種冷凍機械責任者の法令
3・5・20・50・100・300——この6つの数字を1本の数直線に並べると、適用除外から冷凍保安責任者の免状区分、検査の主体と周期、認定指定設備という例外までが一望できます。