① 冷凍サイクルと圧縮機
第一種・第二種冷凍機械責任者 第75問
問題
冷凍装置における容量制御の目的として、適切でないものはどれか。
A負荷減少時に冷凍能力を低下させ、連続運転を可能にするため。
B経済的な運転を行い、装置の不都合な問題の発生を防ぐため。
C負荷変動に対して蒸発圧力や凝縮圧力を所定の条件に保つため。
D圧縮機の回転速度を常に最高速に固定し、潤滑不良を防止するため。✓ 正解
正解
D:圧縮機の回転速度を常に最高速に固定し、潤滑不良を防止するため。
解説
容量制御は負荷に応じて能力を調整(回転速度を変化させる等)するものであり、常に最高速に固定するものではありません。
分野解説:① 冷凍サイクルと圧縮機
蒸気圧縮式冷凍サイクルの成り立ちと圧縮機を扱う土台の分野で、収録624問のうち92問と最も多い。p-h線図上で比エンタルピーを読み取り、冷凍能力・圧縮動力・成績係数を求める計算が中心で、二段圧縮一段膨張での冷媒循環量や中間冷却器へのバイパス量まで踏み込む。往復動・スクリュー・スクロールといった圧縮機の構造、体積効率や断熱効率、スライド弁による容量制御も範囲。理論値と実際値の使い分け、kJ/kgとkWの換算でつまずきやすいので、状態点を図に書き込みながら追いたい。
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第一種・第二種冷凍機械責任者について
第三種の100トンを超える施設を担う、上位2区分の冷凍国家資格
| 主催 | 高圧ガス保安協会(KHK)が試験事務・受験申請の窓口。試験実施権者は第一種が経済産業大臣(大臣試験)、第二種が都道府県知事(知事試験) |
|---|---|
| 出題形式 | 第一種は法令=択一式20問、保安管理技術=択一式15問、学識=記述式5問の3科目。第二種は法令=択一式20問、保安管理技術=択一式10問、学識=択一式10問の3科目で、すべて択一式 |
| 試験時間 | 時間割は科目ごとに定められ、第一種・第二種とも同じ。法令60分(9:30〜10:30)、保安管理技術90分(11:10〜12:40)、学識120分(13:30〜15:30)。科目免除者は受験する科目の時間帯のみ |
| 受験料 | 電子申請は第一種17,300円・第二種11,100円、書面申請は第一種17,800円・第二種11,600円(いずれも非課税) |
| 合格基準 | 各科目とも満点の60パーセント程度。第一種・第二種とも、受験するすべての科目でこの基準を満たす必要がある |
| 難易度 | ★★★★☆ |
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