④ 民法(前半)

マンション管理士266

問題

取得時効の要件に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A他人の物を賃貸借契約に基づき20年間占有した場合、取得時効が成立する。
B取得時効により所有権を取得する時期は、時効が完成した時点である。
C取得時効が完成すれば、時効の援用をしなくても自動的に所有権を取得する。
D占有開始時に善意無過失であれば、その後悪意に転じても10年で時効取得できる。✓ 正解

正解

D占有開始時に善意無過失であれば、その後悪意に転じても10年で時効取得できる。

解説

占有開始時に善意無過失なら期間は10年で固定されます。賃貸借は所有の意思がなく時効取得不可、援用は必須、効力は占有開始時に遡及します。

分野解説:④ 民法(前半)

マンション管理士試験の基礎となる民法の前半を扱う分野です。意思能力・行為能力、制限行為能力者と保護者の権限、相手方の催告権、詐術を用いた場合の扱い、意思表示(錯誤・詐欺・強迫)、代理、時効など、契約や権利変動の基本ルールが問われます。区分所有法や標準管理規約を正確に読み解くうえでも民法の理解は不可欠です。用語の定義と効果(無効・取消し・有効)の違いを正確に押さえ、原則と例外を区別して覚えることが得点につながります。

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マンション管理士について

管理組合を支える不動産系国家資格

主催公益財団法人 マンション管理センター
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