⑦ 知っておきたい法律

給与計算実務能力検定2級208

問題

前借金相殺の禁止(労働基準法第17条)に違反しないケースとして正しいものはどれか。

A労働することを条件として前貸しした金銭を、毎月の賃金から強制的に天引きすること。
B介護休業期間中に事業主が立て替えた社会保険料を、復帰後の賃金から相殺すること。✓ 正解
C会社が一方的に貸し付けた生活費を、賞与の支給額から本人の同意なく差し引くこと。
D借金の返済が終わるまで退職できないという条件で金銭を貸し付け、賃金と相殺すること。

正解

B介護休業期間中に事業主が立て替えた社会保険料を、復帰後の賃金から相殺すること。

解説

労働することが条件となっていなければ労働基準法違反とならず、立替金の相殺や自己の意思による相殺は可能です。

分野解説:⑦ 知っておきたい法律

給与計算の背景にある労働関係法令の条文知識を学ぶ分野です。労働基準法の総則が中心で、労働条件の原則(1条・人たるに値する生活)、労使対等決定(2条・訓示的規定)、均等待遇(3条・国籍/信条/社会的身分による差別禁止)、男女同一賃金(4条・賃金についての差別禁止)、強制労働の禁止や中間搾取の排除などが条文番号とセットで問われます。あわせて労働契約法・パートタイム有期雇用労働法・最低賃金法・労働安全衛生法など、周辺法令の要点も出題対象です。条文の趣旨と罰則の有無を結びつけて覚えることがポイントで、暗記量は多いものの、正確に押さえれば安定した得点が期待できる分野です。

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給与計算実務能力検定2級について

給与計算の実務を基礎から

主催一般財団法人 職業技能振興会
出題形式知識問題35問と計算問題5問(いずれも四肢択一・マークシート)
試験時間120分
受験料8,800円(税込)
合格基準7割以上の得点
難易度★★☆☆☆
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