⑥ 汚水処理特論2 生物処理法と装置の維持管理

公害防止管理者 水質関係第1種340

問題

正常な活性汚泥のSVIは50〜150程度であるが、これを大きく上回り、汚泥の界面が上昇して処理水中に流出するおそれが生じるとされるSVIの目安はどれか。

A100
B200✓ 正解
C300
D150

正解

B200

解説

SVIが200を超えると汚泥の界面が水面近くまで上昇し処理水中に流出するおそれが生じます。

分野解説:⑥ 汚水処理特論2 生物処理法と装置の維持管理

汚水処理特論の生物処理側。活性汚泥法ではBOD容積負荷、BOD汚泥負荷、SVI、返送汚泥のSS濃度、余剰汚泥生成量、汚泥滞留時間、必要酸素量と、公式に数値を当てはめる計算が続く。処理方式は膜分離活性汚泥法、回分式、散水ろ床や回転接触体などの生物膜法、メタン発酵の中温と高温、UASB、二相嫌気性処理まで。硝化脱窒素と生物的脱りん、MAP法、嫌気・無酸素・好気法も扱う。維持管理側はpH計の校正頻度、活性炭充填槽での酸欠、膜の薬液洗浄、BOD:N:Pの比率、バルキングの兆候など運転現場の判断が問われ、負荷式の分母に何を置くかで答えが変わる。

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公害防止管理者 水質関係第1種について

水質関係4区分の最上位。5科目75問を通過すれば1日1万m3以上の工場も担当できる

主催一般社団法人産業環境管理協会 公害防止管理者試験センター。受験案内に「経済産業大臣・環境大臣指定試験機関」と明記された指定試験機関で、民間認定ではなく国家試験を実施する。制度の根拠法は1971(昭和46)年制定の「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律」で、同法により特定工場には公害防止に関する専門的知識を持つ人的組織の設置が義務付けられている。
出題形式五者択一式(正解は1つ)のマークシート方式による筆記試験。水質関係第1種は5科目・合計75問で、内訳は公害総論15問、水質概論10問、汚水処理特論25問、水質有害物質特論15問、大規模水質特論10問。各科目の問題は試験区分を問わず共通で、適用される関連法令およびJISは受験年度の4月1日現在施行のものによる。
試験時間科目ごとに試験時間が異なり、1日で5科目を順に受ける。水質関係第1種の時間割は公害総論9:35〜10:25(50分)、水質概論11:00〜11:35(35分)、汚水処理特論12:45〜14:00(75分)、水質有害物質特論14:35〜15:25(50分)、大規模水質特論16:00〜16:35(35分)の計245分。試験開始後15分を超える遅刻は入室できず、途中退出の設定もない。
受験料水質関係第1種は12,300円(非課税)。大気関係第1種・第3種、水質関係第3種、ダイオキシン類関係、公害防止主任管理者も同額で、大気関係第2種・第4種、水質関係第2種・第4種、騒音・振動関係、粉じん関係は11,600円(非課税)。申込はインターネット申込のみで、指定期日までに指定の銀行口座へ振り込む。科目免除で全科目が免除になる場合は全科目免除受験願書での申込みとなり、受験手数料は不要。
合格基準科目ごとに合否を出す科目別合格制で、試験区分の合格には必要な5科目すべての合格が要る。令和7年度に公表された合格基準は「当該試験科目において60%以上の正解率を得た者」で、科目ごとの足切りがある形。ただし各科目の合格基準は毎年、試験終了後に開かれる試験員委員会で決定され合格発表時に公表されるため、事前公表はされない。60%はあくまで令和7年度の実績値として扱いたい。合格した科目は合格した年を含め3年間有効で、同一区分を受け直す際に免除申請できる。
難易度★★★★☆
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