⑤ 数値予報

気象予報士161

問題

現象のスケールと数値予報モデルの予測限界について、誤っているものはどれか。

A水平格子間隔5kmのメソモデルでは、水平スケール25km〜40km以上の現象が表現可能である。
B全球モデルは水平スケール数kmの個々の積乱雲の発達を精度よく予測できる。✓ 正解
Cメソモデルは日本周辺領域を対象とするため、2000km以上の大規模現象の全体像は完璧に表現できない。
D擾乱の水平スケールが小さいほど寿命が短く、数値予報で予報できる期間も短くなる。

正解

B全球モデルは水平スケール数kmの個々の積乱雲の発達を精度よく予測できる。

解説

全球モデル(GSM)は水平格子間隔が約13kmのため、数kmの現象(積乱雲など)の直接的な表現や予測は困難である。

分野解説:⑤ 数値予報

コンピュータで大気の運動方程式を解く数値予報のしくみを学ぶ分野です。観測データの品質、客観解析における第一推定値と解析予報サイクル、初期値化(イニシャリゼーション)、4次元変分法といった初期値作成の手順が問われます。積雲対流や放射・地表面過程などを近似的に扱うパラメタリゼーションも頻出テーマです。原理が抽象的で理解しづらい分野ですが、観測→解析→予報という一連の流れをイメージし、各手法が何を目的に行われるかを押さえることが重要です。

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大気を読み解く難関国家資格

主催一般財団法人 気象業務支援センター
出題形式学科(一般知識・専門知識)各15問のマークシート多肢選択式/実技は記述式
試験時間学科 各60分・実技1 75分・実技2 75分
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合格基準学科は各15問中11問以上正解、実技は総得点が満点の70%以上(難易度により調整される場合がある)
難易度★★★★★
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