⑧ 疑わしい取引・モニタリング
金融AMLオフィサー 第300問
問題
疑わしい取引の届出について、金融機関等における捉え方として適切な記述はどれか。
A疑わしい取引の届出状況は機密情報であるため、内部の指標等と併せて分析することは禁止されている
B届出等の義務を果たすことは当然であり、届出状況をリスク管理態勢強化に有効活用すべきである✓ 正解
C届出は単なる法令遵守の義務であり、自らのリスク管理態勢の強化には役立たない
D顧客管理はリスク低減措置の前に行うプロセスであり、疑わしい取引の分析を含めるべきではない
正解
B:届出等の義務を果たすことは当然であり、届出状況をリスク管理態勢強化に有効活用すべきである
解説
届出等の義務を果たすことは当然であり、届出状況を自らのリスク管理態勢の強化に有効活用できるとされています。
分野解説:⑧ 疑わしい取引・モニタリング
疑わしい取引の参考事例と取引モニタリングを実践的に問う分野です。金融庁が公表する参考事例のうち、外国との取引に着目した事例、旅行小切手等の作成・使用、資金洗浄に非協力的な国に拠点を置く者からの紹介、貿易・輸出入取引、人身取引リスクの高い国・地域への送金などが頻出です。参考事例はあくまで注意すべき類型の例示であり、形式的な合致だけで判断せず顧客属性を含めて総合的に検討するという考え方が繰り返し問われます。事例の特徴を類型ごとに覚えておきましょう。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
金融AMLオフィサーについて
金融機関のマネロン対策力を証明
| 主催 | 日本コンプライアンス・オフィサー協会(経済法令研究会) |
|---|---|
| 出題形式 | 三答択一式(共通問題20問+[基本]30問または[実践]30問) |
| 試験時間 | 90分 |
| 受験料 | [基本]4,950円・[実践]5,500円(税込) |
| 合格基準 | 公式の合格基準にもとづく(詳細は公式サイトで要確認) |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
金融AMLオフィサーの関連記事
窓口からコンプライアンス部門まで、金融AMLオフィサーの8分野
取引時確認やリスクベース・アプローチは、条文をなぞるだけでは像を結びません。きんざいが並べる論点を実務の流れの順に組み替え、金融機関の現場で使える知識として積み上げる手順をたどります。
きんざいの金融AMLオフィサーは320問のどこに寄るか
難しそうという印象の正体は、法令とガイドラインの分量にあります。頻出テーマの偏り、実務を知らないと外しやすい論点、どんな担当者に向く検定かを収録問題の構成から読み解きます。
取引時確認の金額基準と三つの防衛線 金融AMLオフィサー
マネロンの三段階、リスクベース・アプローチの流れ、疑わしい取引の届出、外為法と犯収法の役割分担。覚えれば確実に取れる知識を、FATFの基礎まで含めて一覧にした早見表。