⑤ ガイドライン実務・RBA

金融AMLオフィサー176

問題

疑わしい取引の届出件数等の「定量情報」の分析について、ガイドライン上どのように位置づけられているか。

A定量情報は過去のデータに過ぎないため、将来のリスク評価には活用すべきでない。
B部門や届出要因別に分析を行い、リスクの評価に活用することが「対応が求められる事項」である。✓ 正解
C対応が期待される事項にとどまり、実施は各金融機関の任意である。
D分析結果は金融庁への報告のみに用い、自社の評価には利用できない。

正解

B部門や届出要因別に分析を行い、リスクの評価に活用することが「対応が求められる事項」である。

解説

2021年2月の改正により、定量情報の分析・活用は「対応が求められる事項」として明記されました。

分野解説:⑤ ガイドライン実務・RBA

リスクベース・アプローチをガイドラインに沿って実務へ落とし込む応用分野です。マネロン等の動向に関する情報収集と官民連携、リスクの特定を出発点とする一連のプロセス、新たな商品・サービスを取り扱う際のリスク検証のタイミング、取引に係る国・地域についての「対応が求められる事項」が頻出です。ガイドラインが示す「対応が求められる事項」と「対応が期待される事項」の区別を意識し、金融機関の規模や特性に応じた深度の差異が許容される点まで理解しておくと実務問題に強くなります。

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