⑦ 決算、精算表
建設業経理事務士3級 第515問
問題
減価償却費の処理において、誤りを含む仕訳方針はどれか。
A工事現場用として使用している機械装置の減価償却費を「経費」として計上した。
B機械装置の減価償却において、間接法を用いて累計額勘定を増加させた。
C備品の減価償却において、備品減価償却累計額を貸方に計上した。
D一般管理用として使用している備品の減価償却費を「経費」として計上した。✓ 正解
正解
D:一般管理用として使用している備品の減価償却費を「経費」として計上した。
解説
一般管理用の備品の減価償却費は「減価償却費」で処理し、「経費」は工事現場用の資産に用いる。
分野解説:⑦ 決算、精算表
決算整理仕訳と精算表の作成を扱う分野で、3級の総まとめにあたる領域です。減価償却、貸倒引当金の設定、費用と収益の繰延べと見越し、未成工事支出金の振替といった整理事項を漏れなく処理する必要があります。精算表は各欄への記入の流れが決まっているため、手順を体に覚えさせるのが最短経路です。ここまでの分野の知識がすべて動員されるため、仕上げの段階で集中的に取り組むのが効率的です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
建設業経理事務士3級について
建設業特有の勘定科目と工事原価計算を学ぶ簿記入門レベルの検定
| 主催 | 一般財団法人 建設業振興基金 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート方式。詳細は公式サイトで要確認 |
| 試験時間 | 2時間 |
| 受験料 | 5,820円(税込) |
| 合格基準 | 正答率70%を標準とする |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
建設業経理事務士3級の関連記事
簿記の基礎が大半、それでも手が止まる建設業経理事務士3級
仕訳・転記・試算表・決算という流れを掴めていれば、実務経験がなくても届く級です。8分野の配点の目安、公式テキストと過去問の回し方、2級へ進むルートまでを順に置きました。
建設業経理事務士3級は日商簿記3級とどこが違うのか
受験資格がなく、内容の大半は簿記の基礎。それでも一定数が落ちるのは、工事ごとに原価を集計するという独特の考え方を軽く見るからです。2級・1級との段差もあわせて見積もります。
売上高が完成工事高になる|建設業経理事務士3級の最初の壁
材料費・労務費・外注費・経費という4つの費目に分け、工事台帳で工事ごとに集計し、完成した分だけを原価へ振り替える。この流れを、具体的な金額を置いた仕訳で一つずつ追います。