⑫ 技能・応用②(親族外承継)

事業承継アドバイザー3級415

問題

「経営者保証に関するガイドライン」において、経営者の個人保証の解除に向け、法人と経営者との関係の明確な区分・分離の要件に「反する」事例(適切でない対応)はどれですか。

A経営者個人名義の土地に法人が建物を建てる際、賃貸借契約を締結し、適正な賃料のやり取りを行うこと
B役員報酬を職務実態や会社の業績にかかわらず、経営に関与していない親族役員に対して継続して同額支給し続けること✓ 正解
C会社が所有する保養所を経営者が退職後も自宅として使用する場合に、適正な時価で会社から購入すること
D経営者親族が個人事業で会社の施設を使用する際、通常の会場使用料に加えて展示スペースの使用料も支払うこと

正解

B役員報酬を職務実態や会社の業績にかかわらず、経営に関与していない親族役員に対して継続して同額支給し続けること

解説

業務に関与していない役員に対して職務実態に見合わない高額な役員報酬を支払い続けることは、法人と個人の明確な区分・分離の観点から問題となります。

分野解説:⑫ 技能・応用②(親族外承継)

親族外承継を題材にした計算・事例問題で、収録50問と最も多い分野です。事業譲渡の会社法手続は、譲渡側の特別決議と譲受側で決議が必要になるかの判断が数値を変えて問われます。契約や債権債務の承継手続、潜在債務を抱える企業を買う場合の手法選択・価格調整・表明保証と補償による対処も扱われます。デューデリジェンスは具体的で、営業許可、賃貸借契約の条項、未払退職金、社長個人資産の混在、役員貸付金、資産除去債務、破産更生債権等の貸倒引当金が出ます。資金面では調達必要額の内訳、レーマン方式の基準額、年倍法、LBO後の財務影響、のれんの会計と税務、PMIの初期対応、土地・建物の相続税評価が問われます。

この分野の問題をすべて見る →

本番形式で問題を解いてみよう

クイズモードで挑戦 →
← 第414416問 →

事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
試験詳細を見る →
← 問題一覧へ戻る