⑫ 技能・応用②(親族外承継)

事業承継アドバイザー3級385

問題

株式譲渡を前提として対象企業の法務デューデリジェンスを行う際、株主構成の確認において留意すべき事項として最も適切なものはどれですか。

A株主名簿に記載されている株主に所在不明者がいないことを確認できれば十分である
B過去の株式譲渡の履歴は現在の株主の保有を否定しないため確認は不要である
C株主名簿上の株主と真の株主は常に一致するものとして手続きを進めてよい
D株主名簿の確認だけでなく、名義株の存在や過去の株式譲渡の瑕疵の有無にも注意する✓ 正解

正解

D株主名簿の確認だけでなく、名義株の存在や過去の株式譲渡の瑕疵の有無にも注意する

解説

株主名簿上の株主と真の株主が一致しない名義株の存在や、過去の株式譲渡における瑕疵の有無に注意を払う必要があります。

分野解説:⑫ 技能・応用②(親族外承継)

親族外承継を題材にした計算・事例問題で、収録50問と最も多い分野です。事業譲渡の会社法手続は、譲渡側の特別決議と譲受側で決議が必要になるかの判断が数値を変えて問われます。契約や債権債務の承継手続、潜在債務を抱える企業を買う場合の手法選択・価格調整・表明保証と補償による対処も扱われます。デューデリジェンスは具体的で、営業許可、賃貸借契約の条項、未払退職金、社長個人資産の混在、役員貸付金、資産除去債務、破産更生債権等の貸倒引当金が出ます。資金面では調達必要額の内訳、レーマン方式の基準額、年倍法、LBO後の財務影響、のれんの会計と税務、PMIの初期対応、土地・建物の相続税評価が問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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