⑫ 技能・応用②(親族外承継)

事業承継アドバイザー3級382

問題

事業譲渡において、譲受会社が譲渡会社の従業員との雇用関係を引き継ぐ場合の手続きについて、民法上正しいものはどれですか。

A両社間で権利譲渡契約を締結すれば、労働者の承諾は不要である
B譲渡会社が労働者に通知すれば、労働者の承諾がなくても引き継げる
C両社間で権利譲渡契約を締結するだけでなく、労働者の承諾が必要である✓ 正解
D包括承継であるため、労働者の個別の承諾手続きは不要である

正解

C両社間で権利譲渡契約を締結するだけでなく、労働者の承諾が必要である

解説

使用者は労働者の承諾を得なければその権利を第三者に譲渡することができないため、両社間の権利譲渡契約に加えて労働者の承諾が必要です。

分野解説:⑫ 技能・応用②(親族外承継)

親族外承継を題材にした計算・事例問題で、収録50問と最も多い分野です。事業譲渡の会社法手続は、譲渡側の特別決議と譲受側で決議が必要になるかの判断が数値を変えて問われます。契約や債権債務の承継手続、潜在債務を抱える企業を買う場合の手法選択・価格調整・表明保証と補償による対処も扱われます。デューデリジェンスは具体的で、営業許可、賃貸借契約の条項、未払退職金、社長個人資産の混在、役員貸付金、資産除去債務、破産更生債権等の貸倒引当金が出ます。資金面では調達必要額の内訳、レーマン方式の基準額、年倍法、LBO後の財務影響、のれんの会計と税務、PMIの初期対応、土地・建物の相続税評価が問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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