⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

事業承継アドバイザー3級320

問題

銀行などの金融機関が、自己査定時において対象企業の「のれん」の資産性を評価する際の留意点はどれか。

A会計上ののれん償却期間と融資返済期間は必ずしも一致しないため、返済計画との乖離がないか丁寧に評価する。✓ 正解
Bのれんが計上されている場合は無条件で返済能力が高いとみなし、審査を省略する。
C自己査定においては純資産のみが対象となるため、のれんの金額は全額無視して評価する。
Dのれんの金額が借入金額を上回る場合は、ただちに全額の貸倒引当金を計上する。

正解

A会計上ののれん償却期間と融資返済期間は必ずしも一致しないため、返済計画との乖離がないか丁寧に評価する。

解説

のれんの償却期間と融資返済期間は必ずしも一致しないため、決算書だけでなくキャッシュフローによる返済計画との乖離も含めた評価が必要です。

分野解説:⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

第三者への承継を評価・財務面から扱う分野です。収録41問では、仲介契約とファイナンシャル・アドバイザー契約の違いと利益相反、レーマン方式による報酬、法務・労務デューデリジェンスの調査事項が問われます。企業価値評価は三つのアプローチの区別が中心で、DCF法の算定手順、EV/EBITDA倍率法の計算と中小企業向けの調整、ネットアセットアプローチが過大評価になり得る場合が扱われます。人の承継では労働契約承継法の主従事の別と異議申出、株式譲渡や吸収合併での従業員の処遇が出ます。のれんの算出根拠・負ののれん・償却ルール・適格合併での扱い、エクイティ・ファイナンスやサーチファンドも問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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