⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

事業承継アドバイザー3級304

問題

M&Aにおいて「負ののれん」が計上された場合の解釈として最も適切なものはどれか。

Aいかなる場合でも割安な優良企業を買収できた確実な証明となる。
B対象企業の自己資本比率が100%であることを意味する。
C負ののれんが生じた場合、その買収取引は法律で無効とされる。
D買収額が純資産を下回った差額にすぎず、隠れ負債などの背景がないか慎重に確認する必要がある。✓ 正解

正解

D買収額が純資産を下回った差額にすぎず、隠れ負債などの背景がないか慎重に確認する必要がある。

解説

負ののれんは純資産と買収額の単なる差額であり、業績不振や簿外債務などのマイナス要因が背景にある可能性もあるため慎重な確認が必要です。

分野解説:⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

第三者への承継を評価・財務面から扱う分野です。収録41問では、仲介契約とファイナンシャル・アドバイザー契約の違いと利益相反、レーマン方式による報酬、法務・労務デューデリジェンスの調査事項が問われます。企業価値評価は三つのアプローチの区別が中心で、DCF法の算定手順、EV/EBITDA倍率法の計算と中小企業向けの調整、ネットアセットアプローチが過大評価になり得る場合が扱われます。人の承継では労働契約承継法の主従事の別と異議申出、株式譲渡や吸収合併での従業員の処遇が出ます。のれんの算出根拠・負ののれん・償却ルール・適格合併での扱い、エクイティ・ファイナンスやサーチファンドも問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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