⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

事業承継アドバイザー3級287

問題

法務デューデリジェンスで判明した保証債務などの潜在債務について、実務上可能な対応はどれか。

A顕在化していないため、買収価格に反映することも補償規定を設けることもできない。
B未確定な債務であるため、買収価格への反映のみが可能であり補償規定は無効となる。
C重要度を評価して価格に反映することや、顕在化した場合の補償規定を設けることができる。✓ 正解
D法的リスクが確定していないため、譲受側が強制的に免責される特約を付与できる。

正解

C重要度を評価して価格に反映することや、顕在化した場合の補償規定を設けることができる。

解説

潜在債務は現時点で未確定ですが、発生時の金額等を評価して価格に反映したり、補償する旨を規定したりすることが可能です。

分野解説:⑨ 親族外承継(第三者)②評価・財務

第三者への承継を評価・財務面から扱う分野です。収録41問では、仲介契約とファイナンシャル・アドバイザー契約の違いと利益相反、レーマン方式による報酬、法務・労務デューデリジェンスの調査事項が問われます。企業価値評価は三つのアプローチの区別が中心で、DCF法の算定手順、EV/EBITDA倍率法の計算と中小企業向けの調整、ネットアセットアプローチが過大評価になり得る場合が扱われます。人の承継では労働契約承継法の主従事の別と異議申出、株式譲渡や吸収合併での従業員の処遇が出ます。のれんの算出根拠・負ののれん・償却ルール・適格合併での扱い、エクイティ・ファイナンスやサーチファンドも問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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