⑧ 親族外承継(第三者)①M&A法務

事業承継アドバイザー3級271

問題

吸収合併における消滅会社の義務の承継について正しいものはどれか。

A契約で定めても消滅会社の権利義務は全部包括的に承継されるため一部除外はできない。✓ 正解
B吸収合併では義務は一切承継されず、資産のみが承継される。
C合併契約で定めれば、消滅会社の義務の一部を承継しないことができる。
D裁判所の許可があれば、簿外債務のみを承継の対象外とすることができる。

正解

A契約で定めても消滅会社の権利義務は全部包括的に承継されるため一部除外はできない。

解説

吸収合併や新設合併は権利義務の全部を包括的に承継するため、契約で特定義務の承継を除外することはできません。

分野解説:⑧ 親族外承継(第三者)①M&A法務

第三者への承継を法務面から扱う分野です。収録34問では、譲渡制限株式の承認機関、承認を得ないままなされた譲渡の効力、会社や指定買取人が買い取る旨を通知した後の取扱い、株券発行前にした譲渡の効力が問われます。事業譲渡は競業避止義務、契約関係を引き継ぐ手続、偶発債務の扱い、株式譲渡との違いが扱われます。税務では非上場株式の課税方式と譲渡所得の計算、相続で取得した株式の取得費、法人へ時価の二分の一未満で譲渡した場合の取扱いが出ます。さらにM&A支援機関登録制度の対象と位置づけ、株式移転や吸収分割・吸収合併の手続、第二会社方式やDESなど事業再生の手法が問われます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

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試験時間120分
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合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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