④ 各承継方法共通②(現状把握・計画)

事業承継アドバイザー3級143

問題

従業員を後継者として選定する場合の留意点として、適切な記述はどれか。

A親族内承継の後継者と比べて通念上の承継の正統性が高いため、他の役員・従業員への配慮は不要である。
B従業員承継においては、現経営者が引退後も代表権を持ち続け、全業務を直接指揮することが義務付けられている。
C選定の際に他の役員・従業員の反発を招くことは絶対にあり得ないため、速やかに交代手続きを進めるべきである。
D通念上の正統性が弱いため、他の役員・従業員が納得できるよう、コミュニケーション能力や統率力等の資質・能力が顕著に重視される。✓ 正解

正解

D通念上の正統性が弱いため、他の役員・従業員が納得できるよう、コミュニケーション能力や統率力等の資質・能力が顕著に重視される。

解説

従業員承継は親族内承継より正統性が弱いとみなされがちなため、周囲が納得できるよう慎重に行う必要があり、コミュニケーション能力や統率力が重視されます。

分野解説:④ 各承継方法共通②(現状把握・計画)

承継方法を問わず必要になる現状把握と計画づくりの分野です。収録28問では、事業承継で引き継ぐべき要素の整理、株式の異動や不動産・代表権を確認する資料、知的資産の意味とその可視化ツールが問われます。中心になるのはローカルベンチマークで、非財務情報の業務フローや商流を見る着眼点、シートを完成させる手順、売上の持続性・営業利益率・労働生産性・EBITDA有利子負債倍率・営業運転資本回転期間といった財務指標の算出式と読み方が扱われます。あわせて事業承継計画の目標設定と個人資産の扱い、中小企業の会計に関する指針と継続企業の前提、後継者の選定・教育・移行期間の考え方が出ます。

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事業承継アドバイザー3級について

金融機関の渉外担当者向け、事業承継支援の実務検定

主催銀行業務検定協会(実施・運営は株式会社経済法令研究会、CBT実施は株式会社CBTソリューションズ)
出題形式CBT四答択一式〈一部事例付〉全50問(基本知識40問+技能・応用5事例10問)
試験時間120分
受験料5,500円(10%消費税込)。ほかに1申込につき事務手数料330円(税込)
合格基準100点満点(50問×各2点)中60点以上
難易度★★★★☆(やや難しい)
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