⑤ 2値画像処理と領域処理

画像処理エンジニア検定エキスパート410

問題

同じ2値画像でも連結性の定義を4連結から8連結へ変えたときに起こり得る変化として、正しいものはどれか。

A連結成分の個数が必ず増える
B連結成分の個数が減ることがある✓ 正解
C連結成分の個数は必ず変わらない
D穴の個数が必ず0になる

正解

B連結成分の個数が減ることがある

解説

斜め方向で接する画素が8連結では繋がるため、別々だった成分が統合されて個数が減ることがある。

分野解説:⑤ 2値画像処理と領域処理

しきい値決定はモード法・p-タイル法・判別分析法の前提条件の違いが軸で、判別分析法はクラス間分散(分離度)を最大化する点を押さえる。連結性は4連結と8連結の使い分けと、オイラー数=連結成分数−穴数の計算。距離はユークリッド・市街地・チェス盤の値を実際に求め、チェス盤≦ユークリッド≦市街地の大小関係まで問われる。モルフォロジーは膨張・収縮の順序でオープニングとクロージングが入れ替わり、2回繰り返しても結果が変わらない性質が論点。ほかに細線化、境界追跡とチェーンコード、円形度4πS/L²、モーメントによる重心、領域拡張法やグラフカット。

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画像処理エンジニア検定エキスパートについて

画像処理のアルゴリズムを数式レベルで扱う、CG-ARTS検定の上位レベル

主催公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)。1991年設立、東京都中央区築地に所在する公益財団法人で、マルチメディア/CGクリエイター/Webデザイナー/CGエンジニア/画像処理エンジニアの5検定を運営しています。受験案内の後援団体欄の筆頭に文部科学省が挙げられた文部科学省後援の検定ですが、省庁による検定試験(公的資格)の認定制度は2005年で終了しており、国家資格ではなく民間の検定という位置づけです。
出題形式紙の問題冊子とマークシートによる択一式(会場一斉のPBT)。大問10問・約40設問で100点満点です。2026年度前期のエキスパートは、CG-ARTS検定5検定の受験者全員が解答する第1問〈共通問題〉4設問を含む10大問・41設問で、配点は第4問の5設問のみ各2点、残る36設問が各2.5点(2.5×36+2×5=100点)。配点の公開は2026年度前期から始まりました。大問のテーマは撮影と色空間、濃淡変換、画像の復元と生成、幾何学的変換、2値画像処理、特徴の検出とマッチング、シーンの復元、画像符号化などです。
試験時間1検定のみの単願受験は80分(13:00〜14:20)、同じエキスパートで2検定を併願する場合は150分(13:00〜15:30)。エキスパートは午後、ベーシックは午前(単願60分・併願100分)の全国統一時間割です。試験開始後35分を経過するまでと、終了10分前からは退出できません。計算機などの電子機器は使用できないため、計算問題はすべて手計算になります。
受験料7,150円(税込)。2026年度から改訂された金額で、ベーシックは6,050円(税込)です。認定教育校として団体登録がある場合は1検定につき550円引きとなり、エキスパートは6,600円、ベーシックは5,500円になります。1日に最大4検定まで受験でき、複数受験する場合は検定数分の受験料が必要です。
合格基準100点満点で70点。ベーシックも同じ基準点で、レベルによる違いはありません。ただし公式の受験案内には「難易度により多少変動します」との注記があり、70点は固定の絶対基準とは限りません。大問別・分野別の足切り(科目別基準点)については、受験要項・受験案内・FAQのいずれにも記載を確認できませんでした。なお検定の結果に関する問い合わせには回答されないと明記されています。
難易度★★★★☆
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