⑫ 形容詞の格変化・比較・数詞
独検(ドイツ語技能検定試験)3級 第558問
問題
以下のうち、弱変化の形容詞語尾が「-e」とならないものはどれか。
A男性名詞の1格
B女性名詞の1格
C男性名詞の4格✓ 正解
D中性名詞の4格
正解
C:男性名詞の4格
解説
弱変化の男性4格は定冠詞denに続くため形容詞語尾は-enとなる。
分野解説:⑫ 形容詞の格変化・比較・数詞
形容詞が名詞の前に置かれるときの語尾は、定冠詞類の後・不定冠詞類の後・冠詞なしの三系列で決まる分野。比較級は -er、最上級は -st で、alt→älter、gut→besser のような不規則形や am -sten の形も必要になる。数詞は基数の読み方、序数(der dritte)と日付、金額や時刻の表現が実用の範囲で問われる。3級では語尾だけを単独で問うより、読解や聞き取りの中で正確に読めるかが効く。三系列は表の丸暗記より、冠詞が性・格を示していないときに形容詞が代わりに示すという原則で整理すると定着しやすい。
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独検(ドイツ語技能検定試験)3級について
初級文法を一通り終えたドイツ語学習者の関門
| 主催 | 公益財団法人ドイツ語学文学振興会(独検事務局) |
|---|---|
| 出題形式 | 筆記試験は大問8題(発音・アクセント/文法・語彙の空欄補充が各4問、読解、会話文の空欄補充、内容一致)。聞き取り試験は3部構成で、会話への応答選択・絵の選択・書き取り(数字と単語)を各3〜4問。大半が4肢択一のマーク式 |
| 試験時間 | 筆記試験60分、聞き取り試験(一部書き取りを含む)約25分 |
| 受験料 | 7,500円(消費税込み・単願)。併願は4級+3級が12,000円、3級+2級が16,000円 |
| 合格基準 | 100点満点換算の合格最低点が回ごとに設定される(回によって変動)。3級は2026年度夏期60.29点、2025年度は夏期・冬期とも60.29点、2024年度は夏期58.09点・冬期60.29点 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ 合格率はおおむね5〜6割で推移。初級文法をひと通り終えていれば射程に入るが、回によって合格率が4割を切ることもある |
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冠詞類は4系統を1枚の表に畳み、前置詞は意味ではなく支配する格で束ねる。形容詞の語尾と副文の定動詞後置まで積み上げ、選択式ではない書き取りへの備え方にも触れます。
回ごとに合格最低点が動く独検3級、難しさをどう見積もるか
語彙2000語、授業120時間相当、CEFRではA2。この目安の内側に収録648問がどう散っているかを見て、筆記と聞き取りのどちらで点を作るか、4級との段差はどこかを考えます。
4つの格は何が決めているか|独検3級の空欄補充の絞り方
der・des・dem・den を諳んじられても、空欄にどの格を入れるかは別の判断です。前置詞の格支配、場所か方向かの見分け、3格目的語の動詞、融合形と、格を決める側から手順にします。