試験の基本情報
| 主催 | 公益財団法人ドイツ語学文学振興会(独検事務局) |
|---|---|
| 出題形式 | 筆記試験は大問8題(発音・アクセント/文法・語彙の空欄補充が各4問、読解、会話文の空欄補充、内容一致)。聞き取り試験は3部構成で、会話への応答選択・絵の選択・書き取り(数字と単語)を各3〜4問。大半が4肢択一のマーク式 |
| 試験時間 | 筆記試験60分、聞き取り試験(一部書き取りを含む)約25分 |
| 受験料 | 7,500円(消費税込み・単願)。併願は4級+3級が12,000円、3級+2級が16,000円 |
| 合格基準 | 100点満点換算の合格最低点が回ごとに設定される(回によって変動)。3級は2026年度夏期60.29点、2025年度は夏期・冬期とも60.29点、2024年度は夏期58.09点・冬期60.29点 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ 合格率はおおむね5〜6割で推移。初級文法をひと通り終えていれば射程に入るが、回によって合格率が4割を切ることもある |
| 収録問題数 | 全648問(13分野) |
試験について
独検(ドイツ語技能検定試験)は公益財団法人ドイツ語学文学振興会が実施するドイツ語の検定で、3級(Grundstufe)はドイツ語の初級文法全般にわたる知識を前提に、簡単な会話や文章が理解でき、身近な場面に対応できる力を認定する。筆記試験60分と聞き取り試験約25分で、発音、動詞の変化、格と冠詞、前置詞、時制、副文、形容詞の変化まで初級文法の全域に加え、読解と会話文の運用が問われる。対象はドイツ語の授業を約120時間以上受講した程度の学習者で、語彙は2000語が目安、CEFRではA2に相当する。
収録問題の分野
合格のポイント
- ✓名詞は必ず性と複数形をセットで覚える。格変化・冠詞類・形容詞語尾はすべて「性と格が分かっていること」が前提で、ここが曖昧だと④〜⑫が総崩れになる
- ✓前置詞は支配する格ごとにまとめ、3・4格支配は「場所なら3格・方向なら4格」で整理する。動詞と前置詞の決まった結びつき(warten auf など)は熟語として丸ごと暗記する
- ✓不規則動詞の三基本形と、現在完了で haben をとるか sein をとるかを一覧で潰す。⑧⑨⑪の助動詞・完了・受動はすべて過去分詞と枠構造の上に乗っている
- ✓配点が集まるのは読解・会話文・聞き取り。語彙2000語を回しながら過去問題で時間配分を確かめ、聞き取り第3部の書き取りはつづりと名詞の大文字書きまで正確に書く練習をしておく
全648問の問題集で合格を目指そう
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性と格を最下段に置く — 独検3級の文法を積む順序
冠詞類は4系統を1枚の表に畳み、前置詞は意味ではなく支配する格で束ねる。形容詞の語尾と副文の定動詞後置まで積み上げ、選択式ではない書き取りへの備え方にも触れます。
読む →回ごとに合格最低点が動く独検3級、難しさをどう見積もるか
語彙2000語、授業120時間相当、CEFRではA2。この目安の内側に収録648問がどう散っているかを見て、筆記と聞き取りのどちらで点を作るか、4級との段差はどこかを考えます。
読む →4つの格は何が決めているか|独検3級の空欄補充の絞り方
der・des・dem・den を諳んじられても、空欄にどの格を入れるかは別の判断です。前置詞の格支配、場所か方向かの見分け、3格目的語の動詞、融合形と、格を決める側から手順にします。
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