⑩ 資産運用の基礎知識・理論

DCプランナー1級537

問題

標準偏差が5.0%の資産の、2年間の運用における「累積リスク(年率換算前)」を計算した結果として適切なものはどれか。

A5.0%×2=10.0%
B5.0%÷√2≒3.5%
C5.0%×√2≒7.1%✓ 正解
D5.0%^2=25.0%

正解

C5.0%×√2≒7.1%

解説

リスク(標準偏差)は期間の平方根に比例するため、2年間の累積リスクは√2倍となります。

分野解説:⑩ 資産運用の基礎知識・理論

C分野で計算量が最も多い理論部分。収録60問では、算術平均と幾何平均の使い分け、時間加重収益率と金額加重収益率、共分散と相関係数から2資産・3資産のポートフォリオのリスクを求める計算が繰り返し出る。正規分布を前提に、標準偏差1つ分・2つ分の区間に入る確率へ落とす設問や、リスクを期間の平方根で伸ばす累積リスクの考え方も問われる。ほかに効率的フロンティアと無差別曲線、CAPMのβとジェンセンのアルファ、景気動向指数のCI・DIやコアCPIとコアコアCPIの違い、ドルコスト平均法の平均購入単価の計算が含まれる。

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DCプランナー1級について

確定拠出年金と年金・退職給付制度の専門家を認定する、A・B・C3種目のCBT試験

主催一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)と日本商工会議所が、各地商工会議所の協力の下で運営する「日商・金財DCプランナー認定制度」の一環として行われる能力判定試験。公式表記は「DCプランナー認定試験」で、国家検定(技能検定)として位置づける記載は日商・きんざいいずれの公式ページにも確認できませんでした。試験内容・試験制度の問合せ先は金融財政事情研究会 検定センター、合格後の資格登録・更新の実施主体は日本商工会議所 事業部、受験申込と受験サポートは株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズが担当する。
出題形式CBT(ネット試験)方式。1級はA分野(年金・退職給付制度等)、B分野(確定拠出年金制度)、C分野(老後資産形成マネジメント)の3種目に分かれ、それぞれが独立した試験として実施される。出題形式は各種目とも四答択一式10問と総合問題4題で、各100点満点。四答択一式と総合問題それぞれの配点内訳は公表を確認できませんでした。3種目は同じ日にまとめて受ける必要はなく、任意の順に別日程で受験できる。問題は特に指示がない限り7月1日現在施行の法令に基づく。参考までに2級は四答択一式30問・総合問題10題の1試験構成。
試験時間A分野・B分野・C分野いずれも各90分。3種目は独立した試験なので、通しで受ければ合計270分だが、種目ごとに別の日程で予約してもよい。試験開始前に操作方法などの案内があり、受験者は試験開始時刻の30分前から5分前までに本人確認書類を持参してテストセンターに来場する。参考までに2級は1試験120分。
受験料各5,500円(税込)。1級はA・B・Cの3種目それぞれに受験料がかかるため、3種目すべてを受験すると計16,500円(税込)となる。受験料が受験者本人の支払いの場合、申込後のキャンセルには所定のキャンセル料(受験料が10,000円未満のときは1,100円・税込)がかかり、受験日の2日前以降は変更・キャンセル・返金が一切できない。参考までに2級の受験手数料は7,700円(税込)。
合格基準各種目とも100点満点で70点以上(きんざい側の表記は「合格基準 各7割」)。A・B・Cの3種目すべてに合格して初めて1級の合格者となる。1つの試験の中でさらに細かい分野別の基準点(足切り)を設けている旨の記載は公式ページに無いが、A・B・Cがそれぞれ独立した試験である以上、3分野それぞれに7割という足切りが課されるのと同じ構造になる。各種目の合格に有効期限はないため、合格済みの種目は持ち越し、不合格だった種目だけを受け直せる。ただし3種目は同一のマイページで合格する必要があり、別々のマイページを後から統合することはできない。
難易度★★★★☆
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