② 代替成分思考
化粧品成分検定1級 第57問
問題
洗い流さないトリートメントで、揮発性成分により軽さを出したい。ただし「ノンシリコーン」を訴求するため環状シリコーンは使えない。軽い感触を保ちつつ、ツヤ・指通りを補う代替アプローチとして最も適切なのはどれか。
Aエタノールを増量して油分を溶かし切る
B低粘度エステル油(例:トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等)+カチオンポリマーで滑りを補う✓ 正解
Cワセリンを増量して皮膜で軽さを出す
D石けん系界面活性剤を加えて油を洗浄する
正解
B:低粘度エステル油(例:トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等)+カチオンポリマーで滑りを補う
解説
揮発性シリコーンを避けるなら、軽い感触のエステル油で油性感を抑えつつ、カチオンポリマーなどで指通りを補う設計が現実的
分野解説:② 代替成分思考
ある成分を別の成分で代替する思考力を学ぶ分野です。同じ機能を持つ複数の成分の特性比較、肌タイプや好み別の成分選択、自然派志向/機能性重視など処方コンセプト別の代替候補、コスト・安定性・配合上限などの制約条件を考慮した最適選択を整理。製品開発・処方提案の現場で必要な応用力を育てる分野です。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
化粧品成分検定1級について
処方読解・法規応用まで問う化粧品成分の最上級資格
| 主催 | 一般社団法人日本化粧品成分検定協会 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート形式・40問 |
| 試験時間 | 40分 |
| 受験料 | 13,200円(税込) |
| 合格基準 | 正答率70%以上(28問以上) |
| 難易度 | ★★★★☆(やや難しい) |
化粧品成分検定1級の関連記事
40問40分、代替成分と薬機法まで問う化粧品成分検定1級
配合順のルールは1%以上だけが多い順。これを逆手に取ると、フェノキシエタノールの位置から処方の1%ラインが推測できます。約26%を占める処方読解を軸に、5分野へ時間を配分します。
処方読解でつまずく化粧品成分検定1級、独学は成立するか
2級までは縦割りの暗記で足りましたが、1級では「パラベンの代わりに何を使うか」と成分をカテゴリ横断で探す発想が要ります。予備知識ありが7〜8割という母集団の重さも含めて見ていきます。
INCI名を機能別に束ねる:化粧品成分検定1級の暗記の順番
語尾が-ateならエステル、-olならアルコール。この推測の効かせ方に加えて、市販の化粧水の全成分表を撮り、上位5成分の役割を言い当てる練習法まで、機能別の一覧に沿って置いています。